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メタバースドラマは「楽」だと思っていた人へ

どうも、久我レイジです。

「メタバースでしょ?実写より楽なんじゃないの?」

そう思われることも多々あるかもしれない。
ただ、もしそう思うなら、一度やってみてほしい。

正直に言います。
ほぼ逆です。

楽どころか、逃げ場がありません。
ある方から、こんな感想をいただきました。

「実際の撮影と変わらない工数だと思いました。
カット数の多さにビビりました」

この一言は、クロスロードの本質を正確に言い当てています。


メタバースは制限がない世界

メタバース恋愛ドラマクロスロード
第1話より

確かに、カメラも照明もワンクリックで変えられます。
でもそれは「楽」という意味ではありません。

それは、無限に詰められる世界
ということです。

実写なら、どこかで「このテイクでいこう」と区切りをつけます。

でもメタバースは違う。

・カメラ位置を1cm動かせる
・目線を0.5秒ずらせる
・タイミングをフレーム単位で調整できる

つまり、感情を何度でも設計し直せる。
良くしようと思えば、どこまでも良くできてしまう。

だから編集は、切る作業ではありません。

カットが多いのは、感情を削っているから

メタバース恋愛ドラマクロスロード
第1話より

クロスロードのカット数は、一般的な実写ドラマと同等、
あるいはそれ以上になります。

なぜか。

人の感情は、一枚の絵では表現できないから。

視線が動く
息を吸う
言葉を言い淀む
一瞬だけ笑う
そして黙る

その一つひとつを拾う。

拾わなければ、空気は生まれない。
だからカットが増える。

あなたが「なんかリアルだな」「この空気、好きだな」と感じたなら、それは偶然ではありません。

すべて意図して設計した結果です。

0.3秒に命をかける編集

メタバース恋愛ドラマクロスロード
第2話より

クロスロードの編集をしているのは、
蒼月樹莉愛です。

夜が明けるころまで、同じシーンを何度も見返していることがあります。

彼女は映像を切っているのではなく、
感情の流れを整えている。

「この沈黙、0.3秒長い方が苦しい」
「ここで切ると優しく見えすぎる」
「今はまだ視線を外さない」

そういう判断を、気が遠くなるほど繰り返しています。

楽だからメタバース?
違います。

逃げられないから、メタバースです。

すべてをコントロールできるということは、
すべての責任を負うということ。

ごまかしが効かない。だから手がかかる。

「楽だからメタバース」ではない

メタバース恋愛ドラマクロスロード
第2話より

僕たちがメタバースを選んだ理由は、
楽だからではありません。

物語の温度を、最も精密にコントロールできる場所だったから。

カメラの距離、視線の高さ、沈黙の長さ

すべてを設計できる世界で、人間の感情を描く。
それはむしろ、逃げ場のない制作方法です。

ごまかしが効かない。

だから、届いたときの手応えが違う。

もしクロスロードを観て、「なんか、この空気が好きだな」「普通のショートドラマと違う」

そう感じたことがあるなら、それは偶然ではありません。

その好きの正体は、何百回も積み上げた
見えない選択の結果です。

メタバースドラマは楽ではない。

本気で作れば、実写と同じくらい、あるいはそれ以上に手がかかる。
でもだからこそ、ここにしか生まれない物語があります。

大変だけれど、でも、やめられない。
それが、メタバースドラマです。


久我レイジ監督作品、メタバースドラマクロスロードはこちらから

まずはショートで世界観を⬇️

フルシリーズはこちら⬇️


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