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25万回再生された『糖質』の話。私が本当に伝えたかったのは、我慢ではなく『安心』でした

「甘いものがやめられない」
「ダイエット中なのに、また食べてしまった」

私のSNSに届くコメントには、そんな切実な、
どこか自分を責めるような声がたくさん並んでいます。

先日、投稿した動画が25万回再生という大きな反響をいただきました。
テーマは「糖質」。

でも、私が医師として本当に伝えたかったのは、
厳しい食事制限のノウハウではありません。

今日は、動画では伝えきれなかった「自分を追い込まないための、
賢い甘いものとの付き合い方」について、ゆっくりお話しさせてください。


なぜ「液体」に注意してほしいのか

私が動画で「飲み物の糖分に気をつけて」とお伝えしたのは、単に太るからではありません。

「血糖値の急上昇」が、あなたの心と体を不安にさせてしまうからです。

たとえば、果物を1個食べる場面を想像してみてください。

皮をむき、しっかり噛んで食べる。
これには時間がかかりますし、食べた後の満足感もたっぷりありますよね。

ところが、ジュースになるとどうでしょう。
果物数個分の糖分が、一瞬で体の中に入ってきます。


噛む必要がないので、脳が「食べた」と認識する前に血糖値だけがロケットのように急上昇してしまうのです。

この「急上昇」のあとにくる「急降下」が、イライラや強い眠気、そして「また甘いものが欲しい!」という偽の食欲を引き起こします。

あなたの意志が弱いからではなく、
体がパニックを起こしているだけなんです。

その仕組みを知るだけで、少し安心しませんか?


「我慢」ではなく「満足」を選ぶ

私は、患者さんやフォロワーさんに「一生甘いものを食べるな」なんて言いたくありません。

私だって、甘いものを食べて幸せを感じる時間は大切だと思っているからです。

死んでしまったら絶対に味わうことのできない肉体あってこその感覚です。

ね、生きているうちに楽しむのはいいのではないでしょうか?


私も食べるときはあります!

だからこそ、提案したいのが「満足感のある食べ方」です。

  • 液体で流し込むのをやめてみる

  • その分、本当に食べたいスイーツを、座って、ゆっくり味わって食べる

飲み物は、お水や、お茶、ブラックコーヒーで、スイーツの甘みをより感じられるようにして、トータルの糖分の調節も。

その代わり、おやつには妥協しない。

一気に血糖値を上げない工夫をすれば、体への負担は驚くほど軽くなります。

「飲んじゃダメ」ではなく、「もっと満足するために、食べ方を変える」

この視点の切り替えが、あなたの心に余裕と安心を作ってくれます。


「正しさ」より「安心」を

医師として、正しい知識を伝えることはもちろん大切です。

でも、その知識があなたを縛り、「あれもダメ、これもダメ」と追い詰めてしまうのなら、それは本末転倒だと思うのです。

私の目標は、あなたが「正しく生きること」ではなく、
「安心して、自分らしく健康に生きられる状態」をつくること。

今日、もし甘いジュースを飲んでしまったとしても、自分を責めないでください。

「次はゆっくりお茶を淹れて、好きなお菓子を一口食べようかな」

そう思えたなら、それはもう立派な一歩です。

完璧じゃなくていい。

知識をお守りにして、もっと自分に優しくなれる。

そんな毎日を、一緒に作っていけたら嬉しいです。

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