美と健康を叶える乳酸菌
腸活を意識する上で欠かせない存在として知られる乳酸菌。
なんとなく「いい菌」っていうイメージがある人は多いのではないでしょうか。
ヨーグルトや発酵食品に多く含まれ、私たちの腸内環境を整える働きがあると言われています。
しかし、実際にはどのような効果があるのか、詳しく知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。
本稿では、乳酸菌がもたらす様々な恩恵について、科学的な根拠に基づきながら解説します。
腸内フローラの改善、免疫力向上、美肌効果など、多岐にわたる影響を分かりやすくご紹介。
日々の食生活に取り入れる方法や、読者の皆様がより健康的な生活を送るための一助となる情報をお届けします。
乳酸菌って?
乳酸菌は、糖を分解して大量の乳酸を作り出す微生物の総称です。
すなわち、単一の菌を示す言葉ではありません。
ヨーグルト、チーズ、漬け物、味噌、醤油などの製造にも関わっており、ヒトの腸内、自然界など広く存在しています。
確認されているだけで約400種類、未確認のものを含めると数千種類存在する可能性があります。
なにがいいの?
R-1ヨーグルトが非常に有名ですが、乳酸菌には免疫力に関する報告が非常に多く見られます。
乳酸菌は小腸のパイエル板という免疫器官を刺激し、NK細胞を活性化することで、風邪やインフルエンザの予防効果が期待できます。
また、ほどよく免疫力を調整することで、免疫力が不要なものに反応する状態である花粉症などのアレルギー症状を軽減する可能性もあります。
また、乳酸によって腸内を酸性に保つことで、悪玉菌の繁殖を抑え、善玉菌が増えやすい環境を作ることで、整腸作用やメンタル状態の改善が期待できます。
最近では、ある種の乳酸菌が、糖尿病予備軍のHbA1cを改善する効果が確認されています。
肌にもいい効果が・・・・?
腸内環境に対する効果が有名な乳酸菌ですが、実は肌への効果に関しても研究報告があります。
41-59歳の110名を対象に、12週間の期間、乳酸菌を毎日摂取してもらったところ肌の水分量・光沢・弾力性が改善し、シワの深さも優位に改善しました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26428734/
どうやってとりいれる?生きたままじゃないとダメ?
乳酸菌は多くの発酵食品に含まれるので、日本食を基本に考えて食事をすると自然に取り入れることができます。
よく、「生きたまま」腸に取り入れることが大事だと言われますが、どうしても胃酸や胆汁酸などで一定数の乳酸菌は死んでしまうと考えられています。
しかし、心配は必要ありません。
死んでいても「菌体成分」そのものに免疫力の改善効果が報告されていますので「生きたままの乳酸菌を取り入れることを」過度に気にしすぎる必要はありません。
ヨーグルトにも乳酸菌は含まれますので、好きな方は活用するのも一つです。
ヨーグルトを食べる際には100g程度を目安に取り入れ、3週間ほどは継続し、自分に合っているかどうか観察をしてみてください。
お腹がはる、下痢をするなどの症状があれば合っていない可能性があります。
色んな乳酸菌を用いた商品がありますが、試してみるときは一気に何商品も重ねて試すよりも、一つずつ試す方がおすすめです。
複数を重ねると、よかった場合も悪かった場合も何のせいなのかわかりにくくなってしまうためです。
乳酸菌の力、侮れませんね!
なんとなく食べると体調がいい、などの理由から古くから食べられ続けてきた先人の知恵がうかがえますね。
腸内環境改善から美肌まで、多岐にわたる効果はまさに「菌活」の醍醐味。
今日からあなたも発酵食品を積極的に取り入れて、健やかな毎日を送りませんか?
