失業給付 適応障害 申請方法|特定理由離職者になって給付制限を免除した全手順【実録】
ハローワークの窓口で、素直に話しました。
「毎月残業が120時間を超えていました。適応障害になって、退職しました」
それだけです。
取り繕わなかった。言い方を考えなかった。事実をそのまま話しました。
担当者は丁寧に対応してくれました。「それは大変でしたね」と言ってくれた。書類の書き方を一つずつ教えてくれた。
「みっともない」と思っていた自分が、少し拍子抜けしました。
もっと怖い場所だと思っていた。「なぜ辞めたんですか」と責められると思っていた。でも全然違った。
適応障害での退職は、条件を満たせば「特定理由離職者」として認定されます。
通常の自己都合退職だと2〜3ヶ月の給付制限がある。でも特定理由離職者に認定されると、この給付制限が免除される場合があります。退職後すぐに給付が始まる可能性がある。
知らないと、数十万円損します。
この記事では、私が実際にやった特定理由離職者の申請手順を全部書きます。
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特定理由離職者とは何か
失業給付には「離職理由」によって扱いが変わります。
会社都合退職(解雇・倒産など): 給付制限なし。退職後すぐに給付が始まります。
自己都合退職(通常): 2〜3ヶ月の給付制限があります。その期間は給付がもらえない。
特定理由離職者: 自己都合退職でも、一定の条件を満たせば給付制限が免除される場合があります。
適応障害での退職は、この「特定理由離職者」に該当する可能性があります。
特定理由離職者になる条件
適応障害での退職が特定理由離職者として認定されるには、主に以下の条件が必要です。
医師から「労務不能」または「休養が必要」という診断を受けていること
その診断を証明できる書類(診断書)があること
退職の理由が「体調不良・医師の指示」であること
私の場合、残業が毎月120時間を超えていたという事実と、適応障害の診断書があった。
この2つが揃っていたから、申請が通りました。
申請前に準備するもの
ハローワークに行く前に、以下を準備してください。
① 離職票(2枚)
退職後、会社から郵送されてきます。
届かない場合は会社に連絡して催促してください。離職票がないと手続きが始まりません。
「会社と連絡を取りたくない」という気持ちはよくわかります。でも離職票は権利として受け取るべき書類です。もし会社が送ってこない場合、ハローワークに相談すると対処法を教えてもらえます。
② 医師の診断書
ハローワークに提出するための診断書が必要です。
主治医に「ハローワークに提出するための診断書が必要です」と伝えてください。
伝えるポイントは3つです。
「適応障害の診断を受けていること」「医師から休養を勧められていること」「働ける状態になったら転職活動をしたいこと」
この3点を診断書に記載してもらえるよう依頼します。
費用は病院によって違いますが、数千円かかる場合があります。
③ 雇用保険被保険者証
会社から受け取っているはずです。見当たらない場合はハローワークで再発行できます。
④ 本人確認書類・マイナンバーカード
運転免許証またはマイナンバーカードが必要です。
⑤ 写真(縦3cm×横2.5cm)2枚
証明写真です。スマホのアプリで作れます。
⑥ 印鑑・通帳
振込先の口座情報が必要です。
実際にハローワークに行った話
準備が整ったとき、正直ためらいがありました。
「社長だった人間がハローワークか」という気持ちがあった。みっともない気がした。
でも行きました。
窓口で番号札を取って、待ちました。
名前を呼ばれて、担当者のところに行った。
「どういったご事情で退職されましたか?」と聞かれました。
素直に話しました。
「前職でプラント施工管理の責任者をやっていました。毎月残業が120時間を超えていて、適応障害になりました。医師から休養を勧められて退職しました。体調が回復したら転職したいと思っています」
それだけです。
担当者は「それは大変でしたね」と言って、書類の書き方を丁寧に教えてくれました。
「特定理由離職者として申請できる可能性があります。診断書はお持ちですか?」と確認されました。
診断書を出したら、手続きが進みました。
ハローワークは怖い場所じゃなかったです。
「みっともない」という感情は捨てていいです。使える制度を使う。それは権利です。働いてきた分、ちゃんと積み立てられている保険です。遠慮する理由は何もないです。
申請の全手順
STEP1:ハローワークに行く
持参するもの:
離職票2枚
医師の診断書
雇用保険被保険者証
本人確認書類
写真2枚
印鑑・通帳
窓口で「離職票を持ってきました。特定理由離職者として申請したいのですが、手続きを教えてください」と伝えてください。
これだけで担当者が案内してくれます。
STEP2:求職申込書を記入する
ハローワークで「求職申込書」を記入します。
希望する職種・勤務地・労働条件などを記入します。
「すぐに転職活動できる状態ではない」という場合は、正直に伝えてください。「体調が回復してから転職活動を始めたい」という意向を伝えることが大切です。
STEP3:雇用保険受給資格者証を受け取る
手続きが完了すると「雇用保険受給資格者証」が発行されます。
この書類に「離職理由コード」が記載されています。
特定理由離職者として認定されると、給付制限なしで給付が始まります。
STEP4:待期期間(7日間)
手続き後、7日間の待期期間があります。
この7日間は給付が出ません。どんな離職理由でも必ずある期間です。
STEP5:初回認定日に出席する
待期期間終了後、ハローワークから「初回認定日」の通知が来ます。
この日にハローワークに行って、求職活動の報告をします。
認定日を忘れると給付が止まるので、スマホのカレンダーに必ず入れてください。
STEP6:給付開始
認定後、指定口座に振り込まれます。
通常の自己都合退職だと、ここまでに2〜3ヶ月の給付制限期間があります。
特定理由離職者として認定されれば、この給付制限が免除されて、待期期間7日後から給付が始まります。
給付額はいくらか
給付額は「離職前6ヶ月の給与の平均」をもとに計算されます。
給与が高かった時期ほど、給付額も高くなります。
私の場合、社長時代の収入を基準に計算されたので、給付額がかなりの金額になりました。
ただし給付日数には上限があります。
一般的な離職者の給付日数は、年齢と雇用保険の加入期間によって90〜150日程度です。
給付額の概算をAIで計算するプロンプト:
以下の条件で失業給付の概算を計算してください。
離職前6ヶ月の給与合計:[金額]円
年齢:[年齢]歳
雇用保険加入期間:[年数]年
離職理由:特定理由離職者(適応障害)
給付日額の概算と、給付総額の概算を出してください。
また、職業訓練に入った場合の給付延長についても教えてください。給付期間中に職業訓練に入ると延長される
失業給付には受給期間があります。
でも職業訓練に入ると、訓練が終わるまで給付が延長されます。
私の場合、電気系の職業訓練に入って、月25万円の給付金を訓練期間中ずっと受け取り続けることができました。
職業訓練の詳しい選び方は次の記事で書きます。
ここで覚えておいてほしいのは、「失業給付を受けながら職業訓練に入ると、給付が延長される」という事実だけです。
知っていると、経済的な余裕が全然違います。
よくある疑問
「会社に副業がバレるんじゃないか」という不安
ハローワークの手続きは、会社に通知されません。
失業給付をもらっていることが、前の会社に知られることはないです。
「適応障害での退職は正直に言っていいのか」という不安
正直に言ってください。
特定理由離職者として認定されるためには、「適応障害で退職した」という事実が必要です。
隠すと、通常の自己都合退職として処理されて給付制限がかかります。
「担当者に細かく聞かれるんじゃないか」という不安
聞かれることはあります。でも責められることはないです。
「どのような状況で退職されましたか?」という確認が来る程度です。
事実をそのまま話せば大丈夫です。
私のように「毎月残業120時間超えて、適応障害になりました」と素直に言えばいいです。
まとめ:素直に話すだけでいい
ハローワークは怖い場所じゃなかったです。
「みっともない」と思っていたけど、行ってみたら丁寧に対応してもらえました。
特定理由離職者として認定されれば、給付制限なしで失業給付が始まります。
職業訓練に入れば、さらに給付が延長されます。
使える制度は全部使う。それは権利です。
素直に話す。事実をそのまま伝える。それだけで手続きは進みます。
「社長だった人間がハローワークか」と思っていた私が言います。
プライドより生活です。
行ってよかったと、今でも思っています。
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適応障害と診断された日、私のキャリアは終わったと思いました。 社長という肩書きを捨てて、無職になって、カーテンを閉め切って天井のシミを数え…
最後まで読んでくれてありがとうございます。漢字も書けない高卒の私の言葉が、誰かに届くなんて、昔は想像もできませんでした。チップ不要です!いいね・コメントもらえると励みになります。
