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物価が高いのはどこだ?ー物価水準のランキング

覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、ひと昔前には、物価下落がつづくデフレスパイラルに陥って景気が悪化し、日銀が「インフレ目標」という、今から見ればわけのわからないことを言っていました。

今では円安になって、様々なモノの値段が上がり続け、生活が苦しくなっています。

高市首相も物価対策として、ガソリンの暫定税率の廃止を決めるなど動き出しています。

物価を安定させることは緊急課題なのです。

皆さんは今の物価水準をどう見ておられますか?

私も今住んでいる地域の物価は、日本全体で見ると安い方なのか高い方なのか、そんな疑問が湧いてきました。
今日はそのあたりを探っていきます。

総務省からちょうどいい資料が公表されていました。

この中の消費者物価地域差指数によると、最も物価が高いのは東京都、逆に最も物価が低いのは群馬県となっています。

総務省報道資料(消費者物価地域差指数)より作成

あなたのお住まいの地域はどのあたりですか?
今私が住んでいる大阪は16位でした。

東京は12年連続で不動の1位をキープしています。
住居費が最も高くなっていることが大きいようで、次いで娯楽費も高いようです。

最も低い群馬は教育費が最も低く、住居費も低くなっていることが大きいようです。

宮崎や鹿児島などの九州勢も低いですね。

このような項目別の比較をもう少し見てみましょう。

総務省報道資料(消費者物価地域差指数)より作成

ビックリしたのは、高いと思っていた地元大阪の水道光熱費が、最も安いことになっていたことです。

逆に寒い北海道が最も高いのは納得ですね。

東京の住居費もそうですが、なくては困るものは高くても売れるという需要と供給の典型例なのでしょう。

では、なぜ物価が高い東京に人が集まるのでしょう。
それを表した資料がありました。

この中の都道府県別の賃金を見てみると次の図のようになっています。

厚生労働省令和6年賃金構造基本統計調査より作成

ここでも東京が1位ですが、賃金の金額が東京は40万円を超えているのに対し、最下位の宮崎では26万円を下回っているのです。その差は何と14万円。
東京集中になるのもうなずける資料です。

最後に、世界の都市で最も物価の高いのはどこか見てみましょう。
参考にしたのはこのページです。

この調査のトップテンは次の図のようになります。

マーサー2024年世界生計費調査都市ランキングより作成

幸い日本はランクインしていませんでした。

以前の記事で紹介した日本人が移住したい国がイギリスでしたが、物価は想像以上に高いようです。

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