禁煙の仕方・禁酒の仕方、私の場合
私は若い頃、お酒はヘビードリンカー、たばこもヘビースモーカーでした。
神戸のスナックでウイスキーのボトルを1本空けてから、大阪に踊りに行って朝まで飲み続けたりはしょっちゅうでした。
当然その間もタバコは吸い続けることになり、1日平均4箱は吸っていました。
今から思えばかなり無茶をしていたものです。

それ以降も、量は若干減ったものの、お酒もタバコも1年365日全く止めることはありませんでした。
そんな私でしたが、今は両方とも一切やりません。
もう吸いたいとも飲みたいとも思いません。
今日は、私がどのようにして禁煙と禁酒を達成したかをお話しします。
今からやろうと思っている方の参考になれば幸いです。
<禁煙のきっかけ>
私の通っていた高校では、授業でタバコを永年吸っていた人の肺の画像を見せるなどして、たばこの害について教えていました。
タバコを吸い始める時期だからです。
しかしその時は、「あ~汚いなあ、いやだなあ」とは思いましたが、「今すぐにあんな風になるわけではないから、関係ないか」くらいの気持ちでした。

しかし、結婚してしばらくして子供が出来たころから、奥さんから「タバコを吸うと家中臭くなるし、汚れるし、子供に悪い影響があるからやめて欲しい」、「せめて減らしてほしい」と、言われ始めました。
結婚して家庭を持ち、子供が出来る頃になると、自分の健康が家族の幸せに直結すると認識するようになります。

「ああ、そろそろやめようかな」
そんな軽い気持ちで何度か禁煙にチャレンジしました。
禁煙パイプを買い、飴やガムで気をそらそうとしました。
しかしここれらは全て逆効果でした。
どれも口の中がすっきりしてしまって、かえってタバコを吸いたくなってしまうのです。
そんなことでは当然禁煙なんてできません。
数日ももたずに断念しました。
”三日坊主”以前の問題です。
こうしたことを何度か繰り返し、そのたびに失敗していたのです。
奥さんからは早くやめてくれと言われ続けています。
転機が訪れたのは厄年を過ぎたあたりです。
何事もなく後厄も過ぎてホッとしていた頃、ひどい風邪をひいてしまったのです。
のどがはれ上がり、痛くてタバコを吸える状態ではありませんでした。
その時、「今なら禁煙できるんじゃないか」、「もう一度やってみよう」、そう決心して、もう一度禁煙をスタートさせました。
<禁煙の方法>
のどが痛くて吸いたくても吸えない状態だったので、スタート時は順調でした。
その時使ったのが“ネオシーダー”です。

見た目も、値段も、吸い方も全く普通のタバコと変わりません。
のどの薬ということで、薬屋さんで売っていました。
本物のタバコ同様、箱から1本出して、火をつけて、吸うのです。
今見ると、禁煙のために使用しないようにと注意書がありますが、私はこれを、「火をつけて吸って吐く」という、体にしみ込んだ一連のタバコを吸う時の動作の解消のための道具として使いました。
禁煙中でも「スー、ハ―、したい」という衝動が湧いてくるのです。
このタバコを吸ってリラックスしている動作を、ネオシーダーに置き換えることでタバコから脱出しようとしたのです。
実はそれまでにも何度かこのネオシーダーを試したことがありました。
その時はスカスカで物足りず、禁煙効果はありませんでした。
しかしこの時は、「スー、ハ―」したくなったらネオシーダーを吸うことで次第にタバコでなくてもいい状態になっていったのです。
<禁煙できたポイント>
では、それまでと何が違っていたのでしょう。
どうしてこの時は成功したのでしょう。
ポイントは3つあると思います。
➀ 周囲の環境、きっかけ
② 自分の中の禁煙の気持ちの高まり
③ やめるための小道具
周りが喫煙者ばかりで、禁煙なんてやめとけというような環境では中々うまくいかないでしょう。
禁煙するきっかけをうまくとらえることも重要なことです。
ただなんとなくスタートしてもうまくいきません。
そして一番は気持ちです。
「やめたいな」ではなく、「やめるんだ」というように気持ちを強く保つことが重要です。
タバコを吸っている自分を想像するのではなく、たばこをやめてスッキリした自分を想像するのです。
自分はタバコが嫌いになったんだと言い聞かせるのです。
使う小道具はは人それぞれ好みが分かれる事でしょう。
自分に合ったものを選ぶといいと思います。
こういった小道具はあった方が数段役に立とと思います。
<禁酒のきっかけ>
禁酒できたのは最近のことです。
私はコロナにはまだかかっていませんが、ワクチンを2回打った後、たぶん副反応と思いますが、足がはれ上がり、体中に痛みが移動し、帯状疱疹のようなものまで出来た事がありました。
その時医者から、「今お酒を飲んだら、ハレが増してもっと痛くなりますよ」と脅されたのです。
かなり痛みがひどかったので、これ以上はもう耐えられないとばかりにお酒を飲むのを控えたのです。
それまでは40数年365日休みなく飲んでいました。
そのため、毎年の健康診断でも肝臓の数値が年ごとに悪化していると指摘されていました。
「肝硬変とか、なったら困るなあ」、「ちょっとお酒もやめないとなあ」と思っていた矢先のことでした。
<禁酒の方法>
これで禁煙の時のポイントの2つが揃いました。
後の小道具は、「食事の時グビグビのむ快感を代用できるものはないか」ということです。
それは“よく冷やしたお茶”でした。

それまではビールばかり飲んでいたので、冷たいお茶をたくさん飲むということはしたことがありませんでした。
2リッターのボトル2本に緑茶やウーロン茶などを入れて冷蔵庫でよく冷やし、氷を入れて食事前にビールの代わりに飲むのです。
これがグビグビと結構うまいのです。
それまでは「お酒がないと食事がおいしくない」と思っていましたが、家で作るお茶でもおいしく料理を頂けることが分かったのです。
お茶の葉にこだわったのが良かったのかもしれません。
それからは、とにかく冷やしたお茶をがぶ飲みしました。
気がつくと、お酒はもういらなくなっていました。
今ではお酒もタバコも一切いらなくなりました。
<本当に要らなくなったのか>
タバコをやめた後、本当にタバコを止めることが出来たのか、試したことがあります。
友人とパチンコ屋に行ってタバコの煙に包まれてみることにしたのです。
禁煙を断念した数回は、たばこの煙を吸うと、たまらなく自分も吸いたくなっていたからです。
私はパチンコはしないので、友人がするのを眺めているだけです。
しばらくたっても、いっこうに吸いたくなりません。
それどころかタバコの煙が目に染みたり鼻について煙たくて仕方がないと思ったのです。
もうこれは本当に禁煙成功だなと確信した瞬間でした。

お酒の時もそうです。
お酒を冷茶に変えてしばらくたってから、お酒をすすめられて味見をしても、おいしい酒だと味は分かりますが、だからと言って飲みたいとは思わなくなったのです。

このようにして私はお酒もタバコも止めることに成功しました。
やり方は人によって合う合わないがあると思います。
自分に合ったやり方を見つけるまであきらめないで試していただきたいと思いますが、複数の方法を複合的に用いることが非常に有効だと強く感じています。
以上参考になりましたでしょうか。お読みいただきありがとうございました。
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