数字に込められた意味
日本語の中には、数字にまつわる言葉がたくさんあります。
日常生活でもよく使いますね。
今回はそうした言葉を数字毎に1から20までまとめてみました。
<数字にまつわる言葉のいろいろ>
(1にまつわる言葉)

一石二鳥:一つの行動で二つの利益を得ること。
一心同体:心も体も一つであること。
一生懸命:全力を尽くして頑張ること。
一目瞭然:見ただけではっきりとわかること。
一喜一憂:状況に応じて喜んだり落ち込んだりすること。
一期一会:一生に一度の機会や出会い
一攫千金:労せずして大きな富を手に入れること
一寸先は闇:ほんの少し先のことでも将来は予測できないこと
一長一短:長所もあるし短所もあること。
一進一退:進んだりあともどりしたりすること。また、よくなったり悪くなったりすること。
(2にまつわる言葉)

二束三文:価値が非常に低いこと。
二度あることは三度ある:一度や二度起きたことは、また起こる可能性が高いという意味。
二心あるまじ:二つの心(迷いや裏切り)があってはならないこと。
二者択一:二つのうちからどちらか一方だけを選び取ること。
二兎を追う者は一兎をも得ず:2つのことを同時にしようとすると、結局どちらも成功しないという意味のことわざ
二の舞を演じる:他人の失敗を繰り返すこと
二枚舌:前後矛盾したことを言うこと。うそをつくこと。
(3にまつわる言葉)

三日坊主:長続きしないこと。
三角関係:恋愛において三人の間で複雑な関係があること。
三拝九拝:何度も何度もお願いすること。
三寒四温:三日寒い日が続き、四日暖かい日が続く春先の気候の変化。
三重苦:三つの困難が同時に存在すること。
三つ子の魂百まで:幼い頃の性格は年をとっても変わらないことを意味することわざ。
三位一体:キリスト教において、神・キリスト・聖霊は唯一の神が三つの姿となって現れたものであるという考え方。三つのものが一つのものの三つの側面であること。
三々五々:三人、五人というような少人数のまとまりになって、それぞれ行動するさま。
(4にまつわる言葉)

四苦八苦:非常に苦労すること。
四方八方:あらゆる方向、あちこち。
四面楚歌:周りがすべて敵や反対者に囲まれて孤立すること。
四分五裂:組織や関係が分裂し、まとまりがなくなること。
四天王:特に優れた四人や四つの存在。
四角四面:四角ばっていて、きわめてまじめなこと
(5にまつわる言葉)

五里霧中:物事の見通しが全く立たないこと。
五分五分:勝ち負けや成功失敗が同じ確率であること。
五臓六腑:人間の内臓全体を指す言葉。
五感:視・聴・嗅・味・触の五つの感覚。
五大陸:地球上の五つの大陸。
五目並べ:囲碁の道具を用いて行う簡単なゲーム
五体満足:筋、脈、肉、骨、皮膚の身体のどの部分にも欠け損じている部分がないこと。
(6にまつわる言葉)

六根清浄:心身の全ての煩悩を取り除いて清らかになること。
六道輪廻:生死を繰り返し、天道・人道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道の六つの世界を輪廻すること。
六面体:六つの面を持つ立体。
六芸:古代中国の六つの基本的な学問や技能。礼・楽・射・御・書・数の分野
(7にまつわる言葉)

七転び八起き:何度失敗しても立ち上がること。
七不思議:七つの不思議な現象や事柄。
七福神:福徳の神として信仰される大黒天・恵比須・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋の七人の神。
七難八苦:多くの困難や苦労。
七夕:7月7日の節句、天の川伝説に基づく祭り。
七草粥:毎年1月7日の人日の節句に食べるお粥で、春の七草が入った行事食
七光り:親や主君などの威光が大きく、おかげをこうむること。
(8にまつわる言葉)

八方美人:誰にでも良い顔をする人。
八方塞がり:どの方向にも行き詰まってしまうこと。
八百長:試合などで事前に勝敗を取り決める不正行為。
八重桜:花弁が重なって咲く桜の一種。
八百屋:野菜類を売る店
八面六臂:一人で何人分もの活躍をすること。
(9にまつわる言葉)

九死に一生を得る:非常に危険な状況からかろうじて助かること。
九分九厘:ほぼ確実に。
九牛一毛(きゅうぎゅういちもう):多くの中のほんのわずか。
九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく):長い間の努力が最後のちょっとした過失で失敗に終わってしまうこと。
九十九折(つづらおり):幾つにも折れ曲がっている山路。
(10にまつわる言葉)

十中八九:ほとんどの場合。
十人十色:人それぞれに個性や好みが異なること。
十全十美:完璧で欠点がないこと。
十字架:キリスト教を象徴する十字形のしるし。
十把一絡げ(じっぱひとからげ):数は多くても価値に乏しいこと。
(11にまつわる言葉)

十一面観音:観音菩薩の一つの姿で、11の顔を持つ。
サッカーの「11人制」:ポジション数
十一夜:平安文学に登場する表現
(12にまつわる言葉)

十二支:子(ね)、丑(うし)など、12の動物で表される。
十二単(じゅうにひとえ):平安時代の中期に完成した女房装束の儀服
十二分:十分以上、余裕がある様子
十二指腸:消化器官の一部
十二音技法:音楽の作曲技法
(13にまつわる言葉)

十三夜:旧暦の13夜目、特に月見の行事。
十三回忌:13年目の命日を記念する法要。
十三参り:数え年で13歳になった子供が神社に参拝する風習。
十三仏:仏教で信仰される13体の仏
西洋文化の「13日の金曜日」:不吉な日とされる
(14にまつわる言葉)

十四夜:旧暦の14夜目。満月前の夜
(15にまつわる言葉)

十五夜:満月が特に美しいとされる旧暦の15日の夜。
十五徳:仏教の教えの一種。仁・義・礼・智・信・恭・寛・敏・勇・直・温・良・健・庄・厚の15の徳目
十五花月:花暦に基づく季節表現
(16にまつわる言葉)

十六夜(いざよい):旧暦の16日の夜、満月から一日遅れの月。
十六茶:ブレンド茶の商品名
十六方位:方位の細かい分類
(17にまつわる言葉)

十七条憲法:聖徳太子が制定した日本の古代法。
十七文字:俳句の定型
十七歳教:サブカルチャーのネタ
(18にまつわる言葉)

十八番(おはこ):得意な芸や技。
(19にまつわる言葉)

十九回忌:19年目の命日を記念する法要。
十九大:中国共産党大会
十九年周期:メトン周期、天文学の概念
(20にまつわる言葉)

二十歳:日本で成人とされる年齢。
二十音:短詩形式
二十面相:江戸川乱歩のキャラクター
(それ以上の数字では)

100:百人一首。百人の和歌を集めたもの。
101:百一夜。アラビアンナイトのこと。
108:煩悩の数。仏教で人間の煩悩の数を108とする。除夜の鐘が108回鳴らされる。
1,000:千代に八千代に。非常に長い期間を意味する。
10,000:万里の長城。中国にある非常に長い城壁。
1,000,000:百万ドルの夜景。非常に魅力的な夜景のたとえ。
<それぞれの数字の持つ意味>
このように、①から⑳まですべてにまつわる言葉がありました。
これは数字に象徴的な意味や価値があるからにほかなりません。
それぞれの意味を見てみましょう。
➀:一は始まりや唯一無二を象徴、安定や統一を示します。
②:二は対立や平衡を象徴し、物事の二面性を表します。
③:三は完全さや調和を意味します。
④:四は不吉とされます。特に日本や中国では「死」と同じ音なので避けられることが多いです。
⑤:五は中心や平衡、全体性を意味します。
⑥:六は調和と順調を象徴します。中国では「六六大順」という言葉があり、非常に縁起が良いとされています。
⑦:七は神聖な数字とされ、宗教や文化において特別な意味を持つことが多いです。
⑧:八は繁栄や無限を象徴します。特に中国では「八」が発音が「発展」の「発」に似ているため、非常に縁起が良いとされています。
⑨:九は長寿や完成を意味しますが、中国では「苦」に通じるため避けられることもあります。
⑩:十は完璧や完成を意味し、重要な象徴として使われます。
⑪:十一、新たな始まりや次の段階を象徴することが多いです。
⑫:十二、完璧や完全を象徴し、周期や完成の意味があります。
⑬:十三、西洋では不吉とされることが多いですが、異なる文化では幸運や祝福の意味がある場合もあります。
⑭:十四、四の不吉なイメージが強調されることがありますが、別の文脈では強さや安定を意味することもあります。
⑮:十五、満月や豊穣を象徴し、特に農耕社会では重要な意味を持ちます。
⑯:十六、成長や成熟、さらなる発展を意味することがあります。
⑰:十七、青春や若さを象徴し、重要な転機を表すことがあります。
⑱:十八、成人や成熟を象徴し、特に成人年齢として重要視されることがあります。
⑲:十九、変革や移行の時期を意味することがあります。
⑳:二十、完全性や成熟を意味し、成人の象徴として重要な数字です。

このように、何気なく使っている数字にも、歴史や文化に根差した様々な意味を持たせることがあり、非常に興味深いものがあります。
還暦(60歳)や古希(70歳)のような年齢に関する言葉など、
他にもいろいろありそうですが、今日はこの辺で。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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