ビックリ、人体発火現象は実話なのか!
皆さんはアニメ「炎炎ノ消防隊」をご存じでしょうか。
ウィキペディアによると、「炎炎ノ消防隊」は
「人体自然発火現象によって全身が炎に包まれ変異し暴れ出すようになった「焔ビト」と呼ばれる怪物や、それによって引き起こされる脅威と戦う特殊消防隊の活躍を描いた消防士SF漫画作品。サスペンスやバトルアクションの要素を取り入れたサイエンス・ファンタジー作品でもある。」

プライムビデオで見ることができ、今はシーズン3まで進んでおり、私もシーズン1からずっと見ています。
今までずっと人体発火現象なんて、ただのアニメのネタにしか思っていませんでした。
「よくまあそんな馬鹿げたことを考えるなあ」と思っていましたが、ふとしたことがきっかけで、実際に起こった事件だということを知ったのです。
これには本当にビックリ、「そんなアホな」という感じでした。
人体発火現象もウィキペディアで調べると
「人体自然発火現象(じんたいしぜんはっかげんしょう、Spontaneous Human Combustion、SHC)は、状況的に見て人間の体が自然に発火したのだろうと推察されている現象や事件例に対する呼称である。原因については様々な推察がなされている。」
とあり、メアリー・リーサーの事例、アルフレッド・アシュトンの事例、マイケル・フェアティの事例の3例紹介されています。

人体発火現象にはいくつかの特徴があるようです。
● 自宅で発生している。
● 犠牲者は大抵一人暮らしで60歳以上の高齢者である。
● 太っている。
● 普段からあまり体を動かしていない
● 男性より女性に多い。
● アルコール依存症の人も多い。
● 現場にキャンドルや暖炉などの火種がある。(見当たらないケースがあるが、見落としているだけだという指摘もある。)
● 炎はものすごく焦げ臭い。
● 油っぽい匂いの灰が残る。
● 胴体は燃えて骨まで灰になるが、手足は燃えずに残っている。
● 周囲の家具はほとんど燃えていない。
● 天気のいい冬の日に起こることが多い。
● 実際の発火現場は目撃されていない。
などで、先ほどの3例のほかに、過去200件も報告されているというので、凄い数に驚きです。
1990年には『人体自然発火/スポンティニアス・コンバッション』というSFホラー映画まで制作されています。それだけ話題になっていたということですね。

原因について最も有力視されているのが、ロウソク効果説です。
1 タバコや暖房器具などの火が衣服に燃え移り、
2 皮膚が焼けて皮下脂肪が露出し、
3 脂肪が溶け出して衣類や布に染み込み、
4 それがちょうどロウソクの芯にロウが染み込むような状態になり
5 芯となる衣服が燃えることで脂肪を燃料として燃え続け、
6 数時間かけて骨まで灰にしてしまう。
7 ゆっくり燃えるので、家具や部屋全体に燃え広がりにくい。
8 脂肪の多い胴体は灰になるが、脂肪の少ない手足は燃え残る。
というものです。

高齢者が多いのは、体内の水分量が減少してきており、骨密度も低下し、運動能力も衰えて来て自力で逃げられないからだというのです。
これを1990年代にBBCなどが再現実験をしています。
豚の死体を布でくるんで火をつけると、人体発火現象と同じ状態で燃えたといいます。
しかし体脂肪は燃えやすいものの、通常溶けて流れ出してしまうため、身体をそこまで燃やす効果はないといいます。
又人体を燃焼させるには摂氏1000度もの高温が必要で、そんな高温が体内で発生するとは考えにくいともいいます。
人体自然発火現象は、科学的に完全に説明することは困難だとされているのです。
燃えやすいものは火元から遠ざけ、
たばこを吸う際はタバコの火にも気を付け、
電気器具やコンセントのほこりは取り除き、
火災警報器や消火器を設置すること、
つまり通常の火事を防ぐ方法と同じことに気を付けることで防げるかもしれません。
それと、もう少し体重を落とすことですか・・・・。
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