水の不思議な世界
私たちが毎日当たり前のように飲んだりして使っている「水」ですが、実は「世界で最も身近で最も謎の多い物質」といわれ、現在も「水」に関する研究が続けられているようです。
ちょっと意外ですね。
今回は、そんな水の不思議についてのお話です。
<温まりにくく冷めにくい>
水は「比熱が大きい」といって、温まりにくく冷めにくい性質があります。これにより、海が気温の急変を防ぎ、体温を安定させているのです。
<氷が水に浮くこと>

普通の物質は、液体から固体になると、分子がきっちりと詰まった状態になるため、体積が減り、重たくなります。
そのため、液体の中に固体は沈みます。
しかし、水の水素結合はスカスカの状態で、逆に体積が9%も増えて軽くなります。
また、0℃から4℃で軽くなり、4℃で一番重くなるのです。
これにより氷が水に浮き、その下の生きものが生存できるのです。
この極端な密度異常は、今も完全には解明されていないようです。
これだけを見ても、水はいろいろな生きものが生きていけるように作られたとも思える神秘的な物質なのです。
<熱い水の方が冷たい水より早く凍ることも>
「ムペンバ効果」といわれる現象で、時に熱い水の方が冷たい水よりも早く凍ることがあるのです。
これも様々な説が今も議論されています。
<0℃以下でも凍らないことも>
普通の水は、0℃になると凍ります。
しかし、「過冷却」といって0℃以下になっても凍らないことがあります。
非常に不安定な状態なので、ちょっとした刺激で一瞬にして凍ります。
<圧力をかけるとサラサラになる>
普通の液体は、圧力をかけると分子同士が押し付けられて動きにくくなり、ドロドロになりますが、水は低温で圧力をかけると逆に動きやすくなり、サラサラになります。
<ガラス化する>
水が氷ることなくガラスのように固まる「非結晶」という現象があります。
<表面張力が強い>

水滴が丸くなったり、グラスいっぱいに注いだ水がグラスのふちよりも盛り上がったりします。
水素結合により分子同士が強く引き合っているからです。
<沸点融点が高い>
水はとても軽い分子なので、本来は沸点も融点ももっと低いといいます。
計算上はマイナス100℃で凍り、マイナス90℃で沸騰するはずだということです。
あまりイメージできませんね。
水が0℃で凍り、100℃で沸騰するのは、水素結合がとても強く引き離すためには大きなエネルギーがいるからだそうです。
<溶解力が高い>
水は極性分子といって、塩や砂糖などを良く溶かします。
これにより体内の栄養や老廃物を運ぶことが可能になっているのです。
<水は数種類ある>
最近の研究で、密度の高い水と、密度の低い水があると指摘されています。
<氷も数種類ある>
氷に圧力をかけると別物になり、それは10種類以上あるといいます。
<超臨界水>
水は高温高圧化で、液体でも気体でもない「超臨界流体」というワケの分からない状態になります。
これは何でも溶かし、化学反応も爆速なので、廃棄物処理やエネルギー分野での活用が研究されています。
<水はどこから来たのか>
水は「H2O」で、水素と酸素から出来ています。
水素は宇宙誕生のビッグバンにより大量に生成されており、酸素は星の内部の核融合で生成され、星の寿命とともに宇宙に放出されます。
宇宙空間で、その水素と酸素が結合し、宇宙のあちこちに水や氷が存在するようになります。
それが彗星などに乗って地球に運ばれてきたという説が有力です。
また、地球のマグマの中に含まれる水蒸気が火山により放出され、雨となってできたという説もあります。
両方のミックスというのが最適解なのでしょうね。
<水に記憶力はあるのか>
江本勝氏の著書に、「水からの伝言」というものがあります。
この本によると、「水に「ありがとう」というようなポジティブな言葉をかけ続けると美しい氷の結晶ができ、「ばかやろう」というようなネガティブな言葉をかけると汚い結晶になる」というのです。

科学的には実証されていないのでスピリチュアルの分野になると思いますが、水が人の感情や善悪に反応するという非常に興味深いものです。
すべてのものには波動というエネルギーがあり、水はこの波動を受け取ることで変化するのだという概念です。

以前、植物に意思のようなものがあり、愛情をもって世話をした人が近づくときれいな電気信号が流れ、意地悪をする人が近づくと、嫌な悲鳴のような信号をだすという実験があったことを記事にしています。
これに通じるものがあるのでしょうか。
以前の記事はこちらからご覧ください。
自分の言動が、水や植物にまで広く影響を与えると思うと、感動的です。

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