“ぶつかりおじさん”は何故ぶつかってくるんだろう
最近“ぶつかりおじさん”と呼ばれる迷惑な人がいるらしいですね。
昔は、よく“やくざ”が街でちょっと肩が触れただけで、因縁をつけてくるということがありましたが、彼らの主な目的は周囲への威嚇と最終的にはお金をせしめることでした。
最近では一般人が同じような事をするのかとびっくりしました。
なぜ彼らはわざとぶつかってくるのでしょう。
* 真っ先に思い浮かぶのが、たまったストレスを発散するという、いわゆる“八つ当たり”ということです。
しかもタチが悪いのが、ターゲットを女性や小柄で温厚そうな男性など、弱者に見える人たちに絞っていることです。
弱い者いじめにも似た行動に出ることで、優越感や支配欲を満たそうとしているのです。

* 又、「若い奴は年寄りを敬うべきだ」、「だから道を譲れ」と言う心理もあるでしょう。
電車で妊婦に向かって「年寄りに席を譲れ」と言ったりするのもその一つでしょう。
* 「歩きスマホをしている奴が悪い」、「懲らしめてやる」といったゆがんだ正義感を振りかざしてわざとぶつかってくるケースもあります。
* 中高年になってくると、身体の衰えを感じるようになってきます。
それがぶつかることで、「自分の方が強いんだ」と感じたい心理もあるでしょう。
自分の方が強い、或いは偉いという心理は、道路の中央線をはみ出して運転している迷惑行為にも表れています。
単に下手くそなだけではなく、「お前が譲れ」と言っているのは同じです。以前の記事にも書いています。
* 一方、身体に触れることを目的とした、痴漢行為のようなぶつかりもあるようです。
どのケースも自分は正しいことをしたと思っているのでしょう。
ストレスの蓄積によって倫理感が崩壊してしまい、社会的にも孤独に陥って、こういう形でしか接点を見出せなくなってしまった、ある意味かわいそうな人なのかもしれません。
“ぶつかりおじさん”なんてユーモラスな呼び方は不適切だという人もいます。
実際、暴行罪や傷害罪に問われかねない危険な行為なわけですから。
道を歩いていて、前からそれらしい、まっすぐ突っ込んでくるような人がいたら、端によって立ち止まってやり過ごすのが賢明でしょう。
歩きスマホは標的にされやすいのでやめて、周囲に注意を払いながら、変な人が後ろをつけてきていないかも確認しながら歩く必要があるのです。
大変な世の中になってきました。
運悪くぶつかられてしまっても、感情的に反応してしまうと、相手の思うつぼになってしまいます。
基本的には冷静にスルーするのがいいでしょう。
もちろんひどい場合は通報も視野に入れなければいけません。
最後に、これが大阪のおばちゃんだったら、
「どこ見て歩いとんねん!!おっさん!!」と、一蹴されるんでしょうね。想像すると笑ってしまいます。

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