部下の長所を見つけて伸ばしてあげよう
春のこの時期は、人が良く動きます。
会社に入ってきた新人は、自社の求める人物像に近づけるよう育てていくことになります。
以前にも「人を育てるということ」と言う記事を書いていますので、良かったらこちらもご覧ください。
今日は育てるということ以前の、部下との接し方についてお話しします。
まず、部下になったスタッフたちとは、信頼関係を築いていかなければいけませんね。
チームとして成果を上げていくうえで重要な事です。
そのために必要なことは、相手を知ることです。
部下の長所を見つけるのです。
<よく観察する>
観察すると言っても、ただ見ているだけではダメです。
その行動がどのような資質から来るものなのかを分析するのです。
例えば皆がバタバタしているような状況でも落ち着いているとしたら、冷静さや判断力に長けているかもしれません。
周りにいつも人が集まっていたり、よく質問されていたりするなら信頼感が厚く気配りのできるタイプかもしれません。
人よりも早く出勤しているなら、責任感や計画性がすぐれているかもしれません。
自分では無意識に、当たり前のようにやっていることが、凄いことということがよくあるのです。
<得意な作業を探してみる>
日々の仕事の中で、どんな場面でイキイキとしているか。
どんな作業で優れた成果を出しているのか。
どんな状況で周囲から頼られることが多いのか。
これらを見ることでその人の強みが見えてきます。

<雑談の中にもヒントが>
面談はもちろん、雑談などの会話からも、その人の価値観が見えてきます。
どんなことに興味があるのか、どんなことが楽しいと思えるのかを聞いてみることです。
<どうしてうまくいったのか>
その部下のちょっとした成功体験を見たら、何がよかったのかを考えてみます。
いつもやっていること、或いは自分で改善や工夫したことなら、それは強みと言えます。
<第三者の目>
周りの人からどう思われているか、自分には見えていない隠れた長所が見つかることもあります。
「~さんのことで何か気づいたことはある?」と聞いてみるといいでしょう。
<活かし方>

見つけた長所は、本人にフィードバックしなければ、何の意味もありません。
何を見てそう思うようになったのかと言う具体的な行動を挙げて、そこから見える自分の考えるその人の強みを指摘し、周囲にどういう良い影響があるのかを説明し、感謝しながらそれをどう活かして伸ばしていって欲しいかを伝えるのです。
これはその行動を見た時からあまり時間を置かずに言う方が効果的です。
すぐだと、「あ、見ていてくれたんですね。嬉しい、頑張ります。」となりますが、数日たってしまうと、「え?なんのことですか?そんなことありましたっけ」となってしまい、効果半減どころか、逆効果になることさえあります。
「叱るときは一人の時に、ほめる時は皆の前で」と言われますが、皆の前で言われることに恥ずかしがって抵抗がある人もいます。
そんな時私は、皆から少し離して一人にして言うものの、周囲の人にも何となく聞こえるように声を少しだけ大きくして、笑顔で、褒められているなと分からせるようにしていました。
又、「もう少しココを直してほしいな」と思う所も出てきます。そんな時はまず、「ココはすごいと思うよ。あと、もう少しこういうようにやればもっと良くなるよ。」と言うように、長所を先に言って相手の心を開かせてから言うと受け入れやすいと思います。
<社内の雰囲気>
このように社内全体で育てていくには、失敗も成長のための機会と捉えることのできる建設的な環境と、アイデアや意見を言いやすい雰囲気がその土台となっています。
これがないと中々うまくいかないので、新人を育てるということは社員全員の仕事としてとらえる必要があるのです。
それにはそのようにトップが捉えていなければなりません。
難しいけれども効果が見えてくるとたのしいものです。
以上お読みいただきありがとうございました。スキ・フォローを頂けると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

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