転職先でまずやるべきこと
色々悩んだ末に退職する決断をし、転職先の採用面接に無事合格もして、さあ新しい職場に出勤しようという時というのは、採用した会社も入社した自分もお互い「大丈夫か?」と不安を抱えています。
そうした不安を解消し、自分の居場所に変えていくにはどうしたらいいか、何をすべきなのか、今日はそのことについてお話しします。

転職先の会社に、「入ってもらってよかったよ」と思ってもらえるようにするには、ただ「成果を上げればいい」ということではありません。
まずは周囲からの信頼を得ることが先決です。
成果はその後からついてきます。
入社時の流れに沿って見ていきます。
<出勤準備>
まずは当然ながら出勤場所と、そこまでの経路の確認です。
出勤時間も確認し、その時間帯の混み具合なども確認し、スムースに余裕をもって行けるようにしておきましょう。
シフトやフレックスタイムなどは出勤後打ち合わせで決められると思います。
又、会社によってはセキュリティシステムがあり、IDカードが必要なところもあります。事前に準備が必要な場合もあるので確認しておきます。
私が勤めていた空港免税店も立ち入りには税関や入国管理局の承認を得たIDカードが必要でした。
関西空港勤務時の想い出の記事もあります。よかったらご覧ください。
<初出勤>
第1印象はとても大事です。
服装は会社の雰囲気に合わせたものを選び、身だしなみに清潔感のあるようにしましょう。
菓子折りを持っていく人もいますが、なくても全く問題ありません。
そして一歩会社に入ったら、どの部署の人であっても全員に自分から笑顔で挨拶を心掛けましょう。
配属先でチーム全体に紹介されて挨拶したとしても、後で手が空いたときに、改めて一人一人全員に個別に挨拶に出向くことをおススメします。
一通り挨拶が終わったら、まずは顔と名前を覚えなければいけません。
一度にたくさんの人に会ったので、座席表を作って名前と役職や担当を書いておくといいでしょう。
早く覚えて名前で呼ぶようにすると好感度が上がります。
<最初の1週間>
最初は覚えることがたくさんあります。
勤怠管理やチャットやメールの使い方、備品の場所、会社特有のルールや用語略語、仕事の大まかな流れなどです。
マニュアルなどの資料を読んだり、進行中のプロジェクトの進捗状況や経緯なども把握しておきます。
ここで重要なのが、自分がやっていたやり方と違っていても、とにかく全て素直に一旦受け入れることです。
また、辺りを見渡し誰がその部署で力を持っているのか、ボスキャラが誰かを見極めます。
これは肩書と違う場合もあるのでよく観察してみましょう。
この人と仲良くなっておけば仕事も楽になります。
そして分からないことは知ったかぶりをしないで積極的に質問することです。
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ということわざがあるように、知らない、分からないことは恥ずかしいことではないので、どんどん聞いて始めの段階でなくしておきます。
そして聞いたことは何度も聞くことがないようにメモを取るようにします。
<最初の1か月>
自分の働き方や仕事の流れにリズムが出てくる時期です。
そして徐々に信頼を築いていく時期でもあります。
頼まれたことは例えコピーであっても素早く確実丁寧にこなしていきます。そういう小さなことの繰り返し、つまり小さな信頼が積み重なって大きな信頼になって行くのです。
自分の仕事内容がわかってきたら、上司に責任の範囲を確認しておきます。
同時に、自分に何をどこまで期待しているのか確認しておくといいでしょう。
このあたりにズレがないようにすることも「骨折り損」にならないために大切です。
「大丈夫かな」と思っている周囲や上司を安心させるために、報告連絡相談のホウレンソウは何度も行いましょう。
慣れてくると、休憩室やランチタイムなどで皆の輪の中に入って行けるようになります。
そこではオフレコの本音が聞けたりしますので大いに活用して人間関係を深めていきましょう。
また、「早く活躍したい」という気持ちになってきますが、焦りは禁物です。
業務を抱え込みすぎたりすると逆に失敗の元です。
もしミスをしてしまったら、隠したりせず、すぐに同僚か上司に報告することです。
一つずつ着実にこなしていくことがこの時期特に重要です。
<やってはいけないこと>
先程も書きましたが、転職後一番注意しなければいけないことは、「前の会社はこうでした」と、今の会社のやり方を否定するようにして前のやり方を押し付けることです。
たとえそれが正解だったとしても、いきなりだと自分たちの存在そのものが否定されたように感じてしまい、強い反発を受けてしまいます。
まずは信頼を作り上げた上で、今のやり方のいい点も尊重しつつ、改善点とそのメリットを提案するように段階を踏むことです。
また、前の会社や上司の悪口を言うのもやめましょう。
聞いた方は自分たちも将来同じように言われると思ってしまいます。
成功実績も必要以上にアピールすることも逆効果になるので控えた方が無難です。
<避けるべき人物>
〇 悪口ばかり言う人やそのグループとは関わらないようにしましょう。「朱に交われば赤くなる」と言われるように、同じように見られて評価が下がってしまいます。
〇 噂好きなタイプは、意に沿わないことや上辺だけ広められる恐れもあるので、世間話程度にとどめておくといいでしょう。
〇 何でも教えてくれる人は、親切そうでありがたいと思えますが、それが間違っていることもあるので、上司に確認するといいでしょう。
〇 急に接近してきてプライベートを聞いてきたりするような人は、最初から距離をおく方がいいタイプです。
〇 新人にやけに厳しい人がいます。正直煙たい存在ですが、実力はある人が多いので、丁寧に実務的に接しておきます。
<まとめ>
まずは敵を作らないことが重要です。特定のグループには入らず、とにかく聞き役に回って、観察に徹することです。

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