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感動!羽生結弦“Ecoes of life”

2024年12月7日羽生結弦の“Echoes of life”のライブビューイングを見に行ってきました。
と言っても、私は妻と娘に連れられてきたのですが。
妻は子供のころから今テレビに出ているコーチたちと一緒にフィギュアスケートをやっていたので、技術面でも詳しく、シニアデビューする前から羽生君のことを注目していました。
娘もその影響でずっとフィギュアスケートのファンで、これまでは二人でよく見に行っていました。
私も一度羽生君も出ているアイスショーを見に行ったことがありますが、確かに彼だけ別格のオーラを感じました。観客の反応も彼の演技中だけ大盛り上がりだったのを覚えています。みんな彼だけを目当てに来ていたのではないかと思えるほどでした。
実際彼がプロ転向してからのフィギュアスケートの試合は全く盛り上がりに欠けていますね。
今回はライブビューイングが近くで行われるというので、一緒に見に来たというわけです。

見る前から予想はしていましたが、想像以上の感動の“作品”でした。
単なるアイスショーをはるかに超えた“芸術”と言っていいような、多くの人に見て欲しい“芸術作品”に仕上がっていました。
作風は、SF映画のような作りで、「生きること」、「命」、「運命」といった哲学的なテーマを彼自身で“語り”、それをそのままの形で滑りで表現していたのです。
卓越した表現力、演技力、技術力、これには“感動”しかありません。
この感動は、彼の滑りからだけではありません。滑りだけでなく、彼の放つ一挙手一投足すべてに込められた“メッセージ”から来るものだと言えます。見ている全世界のすべての人に“メッセージ”を伝えることができるのです。スケートはただの道具にすぎず、すでに超越しているのです。

私は「生きている」ということについて、物心ついた頃から漠然と考えてきました。そして東日本大震災を経て、また、様々な災害に遭われた方と出会い、記憶や想いに触れ、加えて、近年急増しているように感じる日本各地の天災や世界中の困難を目にする毎に、学んできた「生命倫理」と、考え、感じてきた私が持つ哲学の中で私が「生きている」ということ、「生きている」意味について答えを探しては見失い、また探して見つけて仮定してということを繰り返してきました。

ふと目を外に向ければ、私たち自身を見失ってしまうような、情報に溢れた社会の中、自分の痛みも他人の痛みも感じ続けてしまうような世の中で、「命」とは何か。「わたし」とは何か。そんな途方もない問いへのヒントになりたいと思い、物語とプログラムを綴りました。

きっと、私にしかできないなんてことは、この世には存在しないと思います。AIやテクノロジーが発展している今、人間にしかできないこともどんどんとなくなり始めています。

ただきっと、創り上げていくチームと、公演を観てくださる皆さんと一緒なら、その一瞬は「私たち」にしかできないことに変わると信じています。

世界最高峰のチームと、そして、皆さんと一緒に、最上級の体験をしていただけるよう、心を込めて、魂を込めて、全身全霊で滑り、届けていきます。

羽生結弦“Echoes of life”ホームページより

ちょうどこの日は彼の30歳の誕生日だったようようですが、30歳にして2時間半を超えるプログラムをたった一人で滑り切る、しかも3回転半や4回転まで織り交ぜるという信じられないパフォーマンスを見せてくれました。
しかもこの企画構想を彼自身で練り上げ、“Ececutive Producer”として製作総指揮までやるという、まさにマルチタレントなスーパーアーティスト、スーパーエンターテイナーです。

私自身は久しぶりに彼の演技を見たのですが、男の子から青年に大きく身も心も成長した様子が見て取れました。
彼は常に進化しています。
この進化というのは、明確な目標を持っていなければできません。
「痛みを感じ」ている人たちに少しでも前向きになれる「ヒントになりたい」という彼の言葉にそれを見ることができます。
まだまだこれからも進化し、さらに熟成を続けていくのだろうと確信しました。
本当に素晴らしいので、機会があればぜひ見ていただきたいと思います。

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