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年齢が上がるにつれて体温は下がっていくのか?

今年は梅雨が予想外に早く明けて、いつもより長い夏がやってきました。
今は猛暑日が続き、蝉も毎日けたたましく鳴いています。

庭に出ると蝉が5~6匹一斉に飛び回るので、びっくりします。

そんな暑い夏の日が続く中、熱中症で救急搬送される方が増えています。
特に高齢者の方が、家の中でクーラーもつけずに倒れるケースをよく耳にします。

「こんなに暑いのに、よくクーラーなしでいられるな」、
「暑いと思わないんだろうか」と思います。

考えてみると、子供の頃に銭湯に行ったとき、お湯が熱くて入れなかったのに、お年寄り連中は、そこに気持ちよさそうにのんびり浸かっていました。

子供心に、「大人ってすごいんだなあ」と感心した記憶があります。

私も最近気がついたのですが、クーラーの設定温度が上がっているのです。

昔は24度にしていたので、奥さんに「寒すぎる!」、「これじゃあ風邪をひいてしまうわよ」と言って嫌がられたものです。

でも今見ると、26度に上っているのです。24度では寒すぎると感じるようになってきたのです。

「これってどういうこと?」、
「年齢が上がるにつれて、暑いと感じなくなるのか?」ということで、
年齢と体温の関係についてちょっと調べてみました。

年齢が上がっていくにしたがって、体温に変化はあるのでしょうか。
答えは「YES」でした。

徐々に体温が下がるのです。

この図を見ると一目瞭然です。
若い方に比べて高齢者は確実に体温が下がっています。

下がり方が大きくて目立つのは、65~74歳になる頃です。
10~50歳の平均体温に比べ、がくんと落ちています。
ちょうど今の私の年代です。

又、男性の方が下がり方が大きく、若い時は女性よりも体温が高いものの、高齢になると女性より低くなっています。

今自分で自覚していることが、そのままデータとして示されたのです。

日本老年医学会による論文データはこのURLから見ることができます。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics1964/12/3/12_3_172/_pdf

では、どうして年を取ると体温が下がるのでしょう。

それは、

①活動量自体が減ってきて、代謝が低下してきたから

②そのため筋肉量も減少してエネルギー消費も減ってきたから

③汗もかかなくなってきたため

④血流量が減るため

⑤自律神経の働きが弱まり、暑さ寒さに対する反応が鈍るため

⑥甲状腺ホルモンなどのホルモンバランスが変化してくるため

などが挙げられています。

体温が下がってくると、免疫力が低下し感染症や風邪などの病気にかかりやすくなります。

夏は先ほどのような熱中症リスクが高まり、
冬は逆に低体温症のリスクが高まることになるのです。

こうしたことを防ぐために、適度に体を動かして筋肉量を維持する必要があります。

私は、日中は暑すぎるので早朝に散歩に出かけるようにしています。

栄養バランスも大事です。
無理なダイエットは逆に健康を害します。
肉も魚も野菜もしっかり摂ることです。
体を温める生姜や根菜がいいようです。

また、昔は暑いからとシャワーで済ましていましたが、今はぬるめのお湯にゆったり浸かって血行を良くし、クーラーで冷えた体を芯から温めるようにしています。

このように、年齢が上がるにつれて体温は下がっていくものだということがわかり、「これで正常なんだな」と安心する一方、「だんだん歳をとってるんだ」とちょっと寂しくなります。

以前書いた「だんだん時間が経つのが速く感じるわけ」で書いたように、年齢が上がるにつれて心臓の鼓動もゆっくりになっていきます。

「心臓もゆっくりになってきて体温も下がってきているなんて・・・」

そう考えるとちょっとショックでもありますが、気を落とさず、焼き肉でも食べて、毎日しっかり生きていきます。(ちょっと大げさでした。)

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