ちゃんと寝てますか? 世界の睡眠時間ランキング
年末年始は、どう過ごされいましたか?
私の現役時代は、盆正月は書き入れ時ということで、休みなく働いていました。「あとでゆっくり休みを取ろう」なんて思いながら、結局その後もろくに休みませんでした。
せっかく人と逆の生活なんだから、繁忙期が終わった暇な時期に休めばいいと、周りは思っているようでしたが、仕事は待ってくれません。
今から思えば、暇な時はなかったように思います。
高市首相の流行語大賞ワード「働いて、働いて、・・・・」をまさに実践していたのです。
しかし、睡眠時間はしっかり取るようにしていました。
1日7~8時間が身体的には理想だと言いますが、私は夜は8時に寝て、朝4時に起き、始発に乗って空港に向かうのがルーティーンでした。
この生活リズムは今も変わりません。
夜中ずっと遊びまわっていた学生時代とは様変わりです。
皆さんはどのくらい寝ていますか?
日本人は、世界的に見てもあまり寝ていないようです。
OECDの2021年の調査によると、加盟33か国の中で、日本はワースト1位となっており、平均睡眠時間は7時間22分ということです。
ワースト2位は韓国で、7時間51分。
それでも約30分の開きがあるのです。
日本はダントツ1位ということなのです。
以下3位にメキシコの8時間7分、
4位にスウェーデン8時間14分、
5位にノルウェーの8時間15分となっています。
逆に最も睡眠時間の長い国は、南アフリカで9時間13分。
すごいですね。
よくもまあそんな長い時間毎日寝ていられると感心します。
2位は中国で9時間2分。
中国の人もこんなに良く寝るのですね。
3位にエストニアで8時間50分、
4位インドの8時間48分、
5位はアメリカで8時間45分となっています。
南アフリカの人が良く寝るのは、昼寝の習慣や、失業して家にいる時間が長い人が多いからといいます。
アメリカやイギリス・フランスといった欧米諸国は、どこも8時間30分前後で、日本人より1時間以上も寝ているようです。
これは、勤務終了後のオンとオフがはっきりしており、バカンスの取り方も長期だからのようです。
ちなみにOECDの平均は、8時間28分です。
前述のように、日本と韓国以外は皆8時間以上寝ているのですね。

日本は、通勤時間が長く、往復で4時間というような人も珍しくないため、睡眠時間が大きく削られてしまっているようです。
興味深いのは、同じOECDの2021年のデータによると、日本人の平均年間労働時間は1607時間で、これはOECD平均の1716時間よりも下回っていることです。
意外ですね。
睡眠時間ワースト2位の韓国は、1915時間も働いています。
この差にも改めてビックリです。
どうしてこんなデータになるのかというと、この統計にはフルタイムもパートタイムも混ざった数字が使われているためです。
最近ではパートタイマーが増えているので、平均労働時間が押し下げられているのです。
これをフルタイムだけで見ると、2000時間前後になるようなので、やはり世界トップレベルで長時間働いているのです。
「勤勉は美徳」という文化的背景がプレッシャーとなって、「早く帰って寝る」ことに罪悪感さえあるような環境であると言えます。
睡眠時間不足による日本の経済損失は、生産性の低下やミスの増加、健康悪化などで年間15兆円にも上るという試算があるくらいです。
私は一時イライラして眠れずに睡眠導入剤を服用したり、寝酒をあおったりしていました。
長い通勤時間に強いストレス、私たちを取り巻く環境は決して理想的なものではないかもしれません。
そんな短い睡眠時間でも、睡眠の質を上げる工夫をすることで健康を維持し、仕事の効率を高めるようにしたいものです。
ゆっくりとぬるめのお湯につかり、心とからだをリラックスさせて、湯冷めしないうちにベッドに入る、こういう習慣を心掛けるようにしたいですね。

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