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5月と言えば。五月病にならないために

今日から5月。
5月と聞いてまず浮かんだ言葉が五月病です。

私が現役時代、新人たちの様子に注意していたことを思い出したので少しお話しします。


<五月病とは>

まず、五月病といっても正式な医学用語ではなく、昭和40年代に現厚生労働省が発表した調査報告書から生まれた言葉です。

新社会人や大学1年生が、4月に新しい環境に適応しようと頑張り、緊張もあってストレスが溜まっていきます。
それがゴールデンウィークの長い休みで緊張がゆるみ、連休明けから心と体に不調を感じるという状態のことです。

<どんな症状なのか>

不調と一口に言っても、症状は様々です。

身体的には、寝つきが悪くなり、睡眠が十分でなくなり、眠った気がしなくなります。
そのため疲労感が抜けず、朝起きるのがつらくなります。
食欲も落ちて食べる量が減ってきます。
自律神経が乱れてくるのでめまいが起こったりもします。

精神的には、気分が落ち込み、何をしても楽しくなくなってきます。
そして何をする気力もなくなり、集中力もありません。
自分でもイライラしてきます。

そうなってくると、会社や学校に行きたくなくたって、誰とも会いたくないと思うようになります。
ミスも増えて来て周囲に迷惑をかけることも出てきます。

<なぜ起こるのか>

なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。

一番は、新しい生活環境に対するストレスです。

新しい職場や学校での人間関係、業務や学習内容への適応、生活リズムの変化など、それまでとは全く変わってきます。
そのうちに「職場になじめない」、「思うように仕事が覚えられない」、「期待通りの成果が出せない」など、理想と現実のギャップに直面して悩むようになります。
それが、ゴールデンウイークの長い休みの中で緊張の糸が切れてしまい、連休明けに、それまでの日常に戻って「また頑張らなければ」という重圧や精神的負担から起こるのです。

<どんな人に起こりやすいのか>

医学的には適応障害の一種ということで、決して“なまけ病”とか“根性無し”といった弱い人ではなく、頑張った人にこそ起きやすいものなのです。

環境の変化に不安を感じやすかったり、他人のちょっとした言葉に過敏に反応してしまったり、人に気を遣いすぎたり、悩みを一人で抱え込んでしまったり、完璧主義で自分が許せないと思ってしまったりする人がなりやすい傾向にあります。

<どうすればならないようにできるか>

では、五月病にならないようにするにはどうすればいいのでしょう。

まずは心と体をしっかり休めることです。

毎日決まった時間にぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、睡眠をしっかりとることです。
仕事中もストレッチしたり深呼吸したりしてリラックスし、緊張をほぐしてあげるといいでしょう。
食事は偏ることの無いようにバランスよく食べ、朝もちゃんと起きて食べるようにします。
意識して歩く距離を増やしてみたりするのもいいでしょう。
悩みがあれば、家族や信頼できる人に気軽に相談しましょう。

<なってしまったらどうすればいいか>

そのように気をつけていても、なってしまったらどうしたらいいでしょう。

予防と同じで、これもまず心と体を休めることです。

休暇を取ってしっかりと休みましょう。
悩みは誰かに話してみましょう。
又、周囲の人も相談されたら、否定したり、無理に元気づけたりせず、まずは受け止めてあげることです。

<私が気を付けていたこと>

私は、新人が入ってきたら、最初の数か月は特に、毎日出勤してきたときの表情を見てチェックし、いつもと違うようだったり、疲れが見えてきたりすると、「大丈夫?」と声をかけ、「何かあったら気兼ねなく言ってね」と、話すように心がけていました。

本人も頑張りすぎて自分を責めたりしないようにすること、周囲も長い目で成長を見守ってあげることが重要ではないかと思います。

以上お読みいただきありがとうございました。スキ・フォローを頂けると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

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