GECマルチメディア 卒業プロジェクト発表
神奈川大学外国語学部英語英文学科です。1月に英語英文学科のGECプログラムに所属する4年生による、マルチメディア 卒業プロジェクトの発表が行われました。学生たちは、プレゼンテーション、ビデオ、パンフレット等を通じて、大学内で自分たちの卒業プロジェクトを紹介しました。GECの卒業プロジェクトの指導を担当するのはワイ・イー・ロ先生、ソニア・チック先生、そしてコオリ・ウォレス先生です。ここでは、それぞれの先生方が担当した卒業プロジェクトの発表について紹介していきます。
ロ先生
ポストコロニアルと世界文学がご専門のロ先生。英語英文学科では "The British Empire in East Asia: Victorian and Neo-Victorian Perspectives"など、文学といっても、物語の分析にとどまらず、その時代背景や政治的要素にも触れながら考察を深めていく授業を担当しています。
卒業プロジェクトでは、学生は授業で扱う時代に関連するオブジェクト(写真であったり、陶芸品などの文化的なもの)を選び、その文献を収集・分析した上で、歴史的背景を考察し、プレゼンテーションを行います。
リサーチの焦点をオブジェクトに定めることでテーマが明確になり、研究の方向性が絞られます。一方で、対象が具体的に決まっているからこそ、多角的な視点からオブジェクトについて研究することができるため、学問分野を横断した研究が可能になります。オブジェクトの紹介文の読み手は一般の方を対象としています。学生は執筆にあたり、アカデミックな内容をどれだけ分かりやすく伝えられるかを考えます。

卒業プロジェクト発表当日、ある学生はアヘンを吸う人の写真を題材に、アヘン戦争のについて発表し、別の学生はティーカップの柄に着目し、そのデザインから読み取れる文化的背景について発表しました。

授業ではみなとみらいにキャンパスがあるという立地の強みを活かし、横浜開港資料館、横浜市開港記念会館、外国人居留地、中華街、イギリス館、横浜山手111番館などを巡りながら、横浜の国際的な歴史について学びます。このように、実際の歴史的な場所を訪れることで、よりクリエイティブな研究方法を学びます。
そんな横浜旧跡巡りについてもっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
チック先生
言語学がご専門のチック先生。英語英文学科では ”Studies on Language and Society I” などの授業を担当しています。チック先生の卒業プロジェクトでは、コミュニケーションに関する多様なトピックを取り扱っています。
授業では、テキストとイメージの関係性の分析、言語や文化間のコミュニケーションの比較、メディア言説におけるイデオロギーやステレオタイプの考察などを通じて、メディアや企業コミュニケーション全般について学びます。
学生は、化粧品会社の広告、映画のレビュー、ミーム等を題材に、どのような言葉が使われているのかに着目し、テキスト分析を行います。学生ならではの視点による現代社会で使われるテキストとイメージの関係性の分析は、聞き手の関心を引きつけます。
また、プレゼン発表に加えて、自分の研究をパンフレットとしてまとめて提出するなど、学生のクリエイティビティを重視した卒業プロジェクトとなっています。




ウォレス先生
国際政治がご専門のウォレス先生。"Global Citizenship Studies II" 等の授業では開発援助について教えています。学生の卒業プロジェクトでは、アイデンティティ、ツーリズム、横浜の歴史など、幅広いテーマが取り上げられていました。
卒業プロジェクトの一環として、研究内容を紹介する動画を作成し、視聴します。学生自身のナレーションに加え、BGM、グラフや写真などを効果的に活用することで、研究内容を分かりやすく伝えていました。

卒業プロジェクトのために実際にインタビューを行った学生もいました。それぞれの学生が様々な手法を用いて卒業プロジェクトに取り組んでいたことが伝わる、充実した発表でした。

GECの卒業プロジェクトは英語で執筆し、英語で発表します。学生たちはGECで培ったデータ収集力、データ分析力、批判的思考力、そしてそれらを英語で伝えるコミュニケーション力を存分に発揮することができました。卒業プロジェクトはオープンキャンパスにて一部公開されるので、皆さんも是非見に来て下さい!
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