「深読み」は当たるのか? カードリーディングで本当に大切にしていること
この度、ステキなご質問をいただきました!深読みしてたら4000文字超えてました笑
ものすごく自分に向き合える良い機会になりましたので、エッセイとして投稿し、創作大賞のタグもつけちゃいます。ご質問者様、本当にありがとうございました。
ご質問内容
プロフィールに深読み好きって書いてありますが、くうさんの深読みした予想結果はやはり当たるのでしょうか
隠さずに真摯に、正直に答えます
私の活動の根源にかかわるような、とても深いご質問です。本当にありがとうございます😊
リーディングに興味を持ってくださっている方から、「当たるリーディングかどうか」という率直な疑問を投げかけていただいたのだと深読みしました。 本当のところを真摯にお答えしていきたいと思います。
まず結論から申し上げると、「当たるか、当たらないかで言えば、両方の場合がある」というのが、正直なところです。
物事を見通すチャネリング能力やリーディング能力が抜群にあるかといえば、あるとも言えるし、ないとも言える。私はたぶんその過渡期にいます。
ご質問をいただいた時の私の正直な葛藤
このご質問を最初に夜中に拝読したとき、私はドキッとして緊張し、体を固くしました。少し防衛反応が働いたのだと思います。
「私のリーディングが当たるかどうか、本物かどうかを聞かれている。どんな回答をするか試されているのかもしれない」と感じました。
そして、このご質問者様はきっと前の質問と同じ方で…
(ひとつ前のご質問と回答はこちらです)
数字のぞろ目について聞いてくださったとき、私が深読みをするどころか「ただありがとうって思う」という曖昧な回答をしたために、この人にリーディングを任せて大丈夫なのか?本当に深読みするのか?深読みは当たるのか?
こういう不信感を抱かれたのではないか、と深読みしました。
よく考えれば、リーディングが受けたいなんてどこにも書いてないですし、今見ると率直にご質問してくださっているだけで試されているなんて全く思わないです。意図の本当のところはわかり得ないのに、ネガティブに受け取ってしまった深読みは真偽がどうであれ、わざわざする必要はなさそうです。
このように、私の中に防衛反応や、自信のなさが働くと、少し思い込みが強くなってしまう。それが、今の私の深読みの弱点です。
「当たるのでしょうか」と聞かれ、さっぱりした方や、とりあえず売り上げをあげることが優先ならば、「はい!当たりますよ!」と即答するかもしれません。でも今の私は、当たるときもあるし、不安や思い込みが強くなると当たらない時もあると正直にお伝えしたいと思いました。
その不安や思い込みに気づいて、こうして隠さずに文字にして解放していくことが、私のやりたい「深読み」でもあるのだと思います。
2種類の「深読み」と、それが当たるかどうか
私は、発言された方の行間を無意識に読もうとする習性があります。そういうときは、「好きだから深読みしている」というより、無意識にやってしまう「性質」なのだと、今回のご質問を通じて改めて気づくことができました。
今回のご質問をいただいた機会に「深読み」という言葉を掘り下げていく中で、私の「深読み」には、2種類の状態があることに気づきました。
1信頼と安心の「直感的な深読み」(当たる状態)
自分や相手を信頼しているとき、あるいは信頼されていると感じて安心しているとき、私は物事を俯瞰してフラットに捉え、行間やカードを、愛をもって深く読めるようになってきていると思います。
人様にカードリーディングを始めてから、カードはものすごく正直に「見えない世界を表す」ということを目の当たりにしてきました。「当たりすぎて怖い」と言われたこともあります。
カードを切っていると体が熱くなってきて、相談者様のエネルギーや見えない領域の高い存在と「つながった」と感じることがあります。また、重要なカードが出ると鳥肌が立つこともあり、カードを通して何らかのパワーを感じるのです。このような、体感を伴った無意識の深読み(直感)は、自分でも信頼できるようになってきました。
2不安と自己卑下の「エゴ的な深読み」(当たらない状態)
一方で、自分の中に不安や自己卑下の感覚が出てきて、自分を守る鎧(エゴ・思考)が重いときは、物事を見通す目が濁ってしまいます。カード自体は正しく当たっている状態で出たとしても、組み合わせによって幅広い読み方ができるため、私のエゴが大きくなっていると、解釈がブレてしまうように思います。
「自分の言動が誰かを傷つけてしまうかもしれない」「嫌われてしまうかもしれない」「当たらないかもしれない」「自分は真実を見通す目なんてないちっぽけな存在かもしれない」
そんな不安が顔を出すと、相手の何気ない言動をネガティブに深読みし始めてしまいます。それは深読みではなく、ただの「思い込み」です。また、「喜ばれるように読もう」というエゴ(ノイズ)が入る時も、読みを曇らせる原因になります。
当たるカードリーダーなら、何も詳細を告げなくても言い当てられるはずと思われるかもしれません。実際に過去には言い当ててしまったこともあるのですが、過渡期にいる私の場合は、ご相談者様の意図や現状がよく分からない状態だと、「不安」や「思い込み」の分量が多くなり、読みがぼやけて当たらない状態になったり、ご相談者様に言葉が届きにくい状態に傾きやすくなったりすることが分かってきました。
情報を多く打ち明けていただいたほうが、私のエゴや不安が消え、ご相談者様の深い部分にある純粋なエネルギーの波長に合わせやすくなるため、より的確なアドバイスができると感じています。ご相談者様が私を信頼し、心を開いて委ねてくださったとき、私は力を発揮できるようです。
私が本当に大切にしていること
ここまで、当たる・当たらないについてお話してきましたが、それより大切だと思っていることがあります。
それは、実際に物事の真実を言い当てたかどうかよりも、どんな風に物事をとらえるのかが重要だということです。
出たカードが未来を決めるわけでなく、未来を選び、決めて、行動するのは人間であり、その人の「物事のとらえ方」が、未来を作ります。
愛をもって物事を前向きにとらえ、希望をもって進めば、本来のその人のもつ性質を最高の形で発揮して未来を作っていけると思うのです。
例えば相手が自分に好意があるかどうかをカードで「当てた」とします。一瞬は安心するかもしれないけれど、人の気持ちは毎瞬変わるものです。
相手の気持ちの本当のところをカードで推し量るより、自分の状態や悩みを言語化することで状況を俯瞰し、出たカードの解釈をヒントにしながら、自分が相手を本当に好きなのかどうか、「自分の心」に向き合う。そして、アプローチするかどうかを「自分で」決める、そのプロセスのほうがずっと大切だと考えています。
だから、状況の当たり外れよりも、自分の気持ちを言語化し、本当は「どうしたいか」に向き合うことが最重要だと思うんです。その、本音の部分に気づく(当てる)感性は、私が自分がどう思われるかに囚われず「ご相談者様に響く本当の言葉を伝えたい」と願う澄んだ状態のときは発揮されやすいです。
そして、前の質問でお答えした「ゾロ目をただ喜ぶ」というのは、何かをコントロールしようとせずに、何か大きな流れに自分を委ねる力のように思います。
そうやって余計な思考を挟まず、自分の中を軽やかにしておくことは、物事の本質(メッセージ)をそのまま受け取るために、とても必要なアクションだと思いました。
見えないものを意図的に「読む」というより、自然に情報が入ってくる状態のほうが信頼できると言えそうです。
とは言え、カードは、未来や人の気持ちを当てるというより、自分の心に向き合うツールだと考えています。カードを通して新たな解釈や視点を得たときに、自分を苦しめてきた固定観念を解いてくれるように思います。
完璧じゃないままで
自分自身がエゴやネガティブな守りを外すこと、解放することに取り組みながら、カードリーディングを始めました。
今の私ではまだまだだめだ、色々なものをそぎ落とした完璧な人になってからでないといけない、となかなか始められなかったのですが、完璧じゃない状態のまま、自分なりにご相談者様に真摯に向き合うことで、物事の捉え方がどんどん幅広くなってきているのを感じています。
今回のご質問に向き合う中で、「深読みが好き」というプロフィール表現にも、少し違和感が出てきました。深読みに直感と解釈の2種類の意味を含ませているためにわかりにくくなっているように思ったので、検討して表現を変えていきたいと思います。
私は物事の奥深くを無意識に読んでしまう性質がありますが、それをネガティブな防衛に使うのではなく、自分をもっと解放し、希望のある捉え方をするために使いたいと改めて思いました。
私が目指すこれからの「深読み」
最初にこのご質問を拝読したときは、正直に言って胸がドキッとして体が硬くなり緊張しました。しかし、こうして不安や緊張を言語化して自分自身と向き合い、深く考えるきっかけになりました。そういう意味で、この問いを投げかけてくださったことに、今とても感謝しています。これこそが、深読みをしていくことで、物事の良い面を捉えることができるようになるという恩恵なのだと感じています。これからも、執着や恐れを手放して、自分の中を軽やかに保ち、物事を明るく捉えることができるようになりたいと思います。
執着や恐れは自分自身で抑え込んでいて意識できないとき、とらわれてしまうものです。だからこそ心の中を深読み(深堀り)していくことで、ご相談者様も、読者様も、私自身も、ハッととらわれに気づき解放していけるような活動をしていきたいと思っています。
完璧な、「当てる」預言者としてではなく、過渡期にいることを隠さない私だからこそ、気持ちのグラつきや不安にも、真摯に寄り添える。そう信じて、これからもカードと、ご相談者様と向き合っていきたいと思います。
素晴らしい気づきをくれたこの問いを通じて、自分の活動や生き方まで深読みさせてもらえたことに、心から感謝しています。
ご質問お待ちしております。
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