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う○ことハエの関係 

06/02/2013 00:54:54

前回のブログで、寄り添うということに癒しが生まれる、と書いてからいろいろ思い出したので、今日は発達心理学者の神田英雄先生に生前教えて頂いたことを綴ろうと思います。


私はうつになって保育士を辞めた時、過去の栄光はいらないと思って全部資料や本を処分したので講義資料は手元にないんですよね~。
今思えば、やっぱしビョウキだったんだなー。思い切り良すぎ(^_^;)


では、記憶を頼りに。
学生の時、神田英雄先生の発達心理学の講義で、0,1歳児の保育は、う○ことハエの関係が大切なんだよ、って教えて頂いたことを思い出しました。

どういうことかというと、保育者はう○このように、どっしりと構えてあまりごそごそ動かないでゆったりしていると、そのまわりを子どもたちがハエのようにつかず離れずちょろちょろできるんです。安心できるんです。
でも、う○こが動きまわっていたら、ぼくわたしのう○こはどこなの?ってハエは不安になるんです。


乳児保育は保育士一人で見られる子どもの人数が少ないので、一クラスを複数担任で行います。

私は残念ながら乳児保育を経験していないのですが、神田先生が例に出されたのは、子どもがお茶をこぼしちゃった~とか、おもらししちゃったというシーンで、例えばクラスの先生が例えば4人みんな立ち上がって慌て始めると、子ども達が不安になってしまう。保育士は慌てないでう○このようにどっしりしてましょう。

っていうお話だったと思います。(記憶が頼り)

多分、実際は、先輩が動いてるのに何事もなかったように子どもと向き合って遊んでるのとか、私の性格だと気を使いそうですけど。そこは、子どものため、と信念を貫くことと、コミュニケーションをとって思いの共通理解に努めることは大切なんでしょうね。


この話は乳児保育に限らず、幼児の保育にも、家庭での子育てにも通じるところがあると思うのです。


現役の時に教えてもらった保育の10か条の一つに、

「そそうをした時こそ受け止める」

というのがあったんですね。(記憶が頼り)


慌てていると、「こら!ばか!そんなことやってるからお茶こぼすんだわ!」と怒れてくるけれど、ゆったりと構えていれば、「ぬれなかった?ふけばいいからね。大丈夫だよ。」とできるんですよね。

そうやって寄り添い受け止めてもらって育つと、今度は友達に優しい気持ちで接することができると思うのです。「だいじょうぶ?」って声をかけれるこになってほしい。

普段慌てていると忘れてしまうけれど、このことを今一度胸に刻みたいと思います。


さて、う○ことハエの関係に関連して、もう少し綴っておきます。

年長を担任していた時、神田先生が園にご指導に来てくださいました。
指導案を提出して、一日保育を見てもらい、子どもたちが降園してから勉強会の時間となり先生に保育の感想を頂きます。


私は、大好きな神田先生が見に来てくださるということで、ついついはりきりました。

鬼ごっこは全力で遊びました。まずは保育者が全力で楽しまないと!そうすれば子どもも最高に楽しめるはず! ってね。

隣のクラスの10歳上の先生に勝てるのは若さしかないっとか思って、なんだか今振り返ると随分前のめりな自分だったなー。
なんで張り合おうとしてしまったか。全くもってかわいくないわ(笑)


そして神田先生の感想はこうでした。

「100パーセントの力で遊び過ぎ(笑)」


さらに、「全力のところがあなたのいいところだし、好きなところでもあるんだけどね。でも、全力で遊んでいる時AちゃんとBちゃんの顔よく見ていたかな?何かあったみたいだったよ。少し不満な顔していたよ。子どもと一緒になって楽しむ情熱は必要。でも、保育者になったあなたは少し引いて子ども達の様子を観察する視点がいるんだよ。隣の先生はその辺りがやっぱり経験年数もあって、上手だった。40パーセントくらいで遊んで、子どもが遊び込める余白が残っていたように思いました。」


私は顔から火が出るほど恥ずかしかったです。でも、そのおかげで手元に資料がなくても今鮮明に思い出せます。

そして、明日からの私にも反映させたいと思うんです。



静と動のバランス。

子どもが楽しめているか観察する冷静さと、自分がただただ思いっきり楽しんでいる情熱とのバランス。


・・・あれから10年くらい経ったいま、当時の10歳上の隣の先生の、低く落ち着いたテンションが今の自分と重なります。
少しは周りが見えるようになってきたかな?
子どもたちは、安心しているだろうか。

当時はハイテンションが大好きで、ローは受け入れにくい自分だったけれど、今はローもいいなって思えます。


ローだろうがハイだろうが、母である私には変わりなく、どんな時も我が子は「お母さん大好き」と伝えてくれます。

怒ったりぐずったりはご愛嬌。一日を振り返れば確かに結ばれてる絆を感じて、幸せがこみあげてきました。


幸せな子育て時間と、幸せな子ども時代が送れるように 明日はもっともっと心を込めようって今決めました。


神田先生のご著書


↑この本の5歳児の保育のところに、私の実践記録載せてもらってます!


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