雑なプロンプトが「秒速」で"プロ"仕様に変わる魔法 #45
あなたは、ChatGPTに「〇〇について教えて」と聞いたのに、イマイチな回答しか返ってこない…そんな経験はありませんか?
生成AIに関する記事が溢れている今だからこそ、多くの人が抱えている「もっと質の高い回答がほしい」という悩みに応えたいと思っています。
私は普段、雑に書いたプロンプトを、実務で使える“プロ仕様”の形に改変する遊びをしています。
その「ビフォーアフター」のギャップが、めちゃくちゃ面白いんです。
ビフォーアフター事例
このギャップが一番の面白さなので、ぜひ見比べてみてください。
雑なプロンプト
時間栄養学みたいなちょっと胡散臭い記事見たねんけど、ホントか知りたい。
時間栄養学が実在するのか調査できますか?
修正後のプロンプト
あなたは時間生物学×臨床栄養学のリサーチアナリストです。依頼者は「時間栄養学(Chrononutrition)」という概念が実在する学術領域か、またその根拠の強さを確認したいと考えています。以下の要件で調査→検証→報告を実施してください。
#目的
・「時間栄養学」が学術的に実在する(=用語・研究領域として確立している)かを確認する。
・実在する場合:主要定義、研究範囲、代表的レビュー/RCT/コホート研究、関連学会・学術誌・ガイドラインでの扱いを整理し、エビデンスの質と限界を評価する。
・実在しない/曖昧な場合:その理由・近縁領域(例:食事タイミング×概日リズム、時間制限食/TRE 等)を提示し、不確実性を明示する。
#出力形式(この順・この見出しで)
1.Executive Summary(結論要約)
・「実在性」判定(Yes/No/グレー)+一言理由
・主要根拠 3〜5点(各1行)
・確信度(High / Medium / Low)とその理由
2.定義とスコープ(用語の学術的定義、カバー範囲、近縁用語との違い)
3.エビデンス・マップ(表)
・列:研究種別(Systematic Review / Meta-analysis / RCT / Cohort / Mechanistic)/主題(例:食事時間×代謝・睡眠・体重)/主要所見(効果方向・効果量があれば数値)/N/期間/バイアス評価の要点
4.主要研究の要約(箇条書き)
・各研究:研究種別・年・対象・介入/曝露・主要アウトカム・効果量・限界
5.学会・ジャーナル・ガイドラインでの扱い
関連学会の声明や位置づけ/臨床ガイドライン記載の有無(該当なしなら「なし」)
6.反証・論争点・限界(再現性・交絡・外的妥当性・用語の曖昧さ 等)
7.実務的含意(注意つき)
臨床/公衆衛生/一般向け示唆(強い推奨は禁止。証拠の強さに応じた慎重表現)
8.検索ログ(再現性のため)
使った検索式・日付(JST: 2025-09-18 など)・データベース・絞り込み条件
9.出典一覧(最重要5〜12件)
・書誌情報(著者・年・誌名)、DOIまたはPubMed ID、URL、研究種別、簡単な採用理由
#検索・評価手順(必ず実行)
・一次情報優先:PubMed / Cochrane Library / Google Scholar(必要に応じてScopus 等)。
・主要キーワード(日英併記で検索):
「chrononutrition」「meal timing」「circadian」「time-restricted eating」「early time-restricted feeding」「食事タイミング」「概日リズム」「時間栄養学」等。
・フィルタ:直近10年を中心に、重要レビューは古典も含める。ヒト研究優先、動物・機序は補助。
・エビデンスの質:研究デザイン(SR/MA > RCT > 前向きコホート > 他)、サンプルサイズ、追跡期間、登録・事前プロトコル、リスクオブバイアス、交絡、出版バイアスを点検。
・ガバナンス確認:関連学会(例:chrono*系学会、栄養学会、睡眠学会 等)、公的機関・ガイドラインの記載有無を確認。
・用語妥当性:学術論文タイトル/抄録/キーワードに「chrononutrition」がどの程度出現するか、定義の一貫性を確認。
・再現性:検索式とヒット件数、採否理由を簡潔に記録。
#エビデンス提示ルール
・必ず DOIまたはPMIDとURLを明記。主張は出典横付けで。
・効果の大きさは数値(例:平均差、相対リスク、95%CI)を可能な限り記載。
・レビューは総説とメタ解析を区別。同一テーマの相反結果があれば併記。
・一次ソース不在の断定は禁止。確認不能な場合は「わからない」と書く。
・直接引用は25語以内に限定。基本は要約で示す。
#ハルシネーション防止
・未確認の固有名詞・学会名・ガイドライン名の創作禁止。
・出典のない数値・年次・団体名は記載しない。
・相対リスク等の数値は元論文で二重確認。不一致時は「不一致あり」と明記。
・日付は絶対日付(例:2025年9月18日 JST)で記載。
#追加タスク(不足情報がある場合のみ)
・定義が割れている/一次情報が乏しい場合は、近縁領域の用語軸(例:食事時間×代謝、概日不整合、交替勤務、朝型・夜型)で再検索し、位置づけを再評価。
・一般向けの健康助言は控えめにし、医療助言ではない旨を明記。
#出力言語
・日本語で作成。英語論文名は原題を併記してよい。
「はい。ここまで変わります」
このプロンプト、実は1分もかからずに出力できます。
たった一言の「雑なプロンプト」が、ここまで詳細な調査マニュアルに化ける。
このギャップこそが、生成AIを使いこなす醍醐味だと感じています。
もし「こういう変化をもっと見てみたい!」と感じた方は、ぜひいいねで教えてください🙌
需要があれば、
初期の雑なバージョンは無料で公開
現在使っている完成版は有料で公開
してみようかなと思ってます。
……まぁ、正直「みんなもう似たようなの使ってるんやろ?」って思ってるので、需要ないですよねー笑
むしろ、note初心者のワイに「どうすればいいか」教えてくれるのもありっす!🤣
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