Claude Fable 5を使い倒してダッシュボードを改訂したら、改訂されたんはワイの方やった|AI活用|生成AI|Claude|プロンプト設計|ダッシュボード|データ可視化|#399
Anthropicから新モデルが出た。
Claude Fable 5。
Opusの上に新設された「Mythos級」とかいう物騒なティアの、
一般公開版らしい。
新モデルが出たら、ワイみたいな人間は試さなあかん。
なんせワイ、noteで「プロンプト設計」を看板にしとる人間や。 呪文を構造化して、JSONやYAMLで組んで、再現性がどうとか語っとる側の人間や。
せやから、使い倒すことにした。
被験体は、ワイの自作ダッシュボード。
noteのPV・スキ・フォロワーを毎日自動集計しとる、例のアレや。
2日間、Fableと一緒にこいつを改訂し続けた。
結論から言うと、この2日間で改訂されたのは、
ダッシュボードのlogページ(全面)
おすすめページ(新セクション追加)
そして、ワイの威厳(大幅減)
の3つや。
順番に記録していくで。
1日目:logページ全面改訂。
この日のワイは、まだちゃんとしとった
初日のワイは、ちゃんとしとってん。
ここ、あとで効いてくるから覚えといてな。
やったのは、ダッシュボードの新ページ「note log」の構築。
従来版とは別に、単一HTMLで動く新しいログページを立てた。
このときのワイは、Fableにまず書類を作らせた。
要求仕様書
要件定義書(v1.0確定版)
実装計画書
デプロイ手順書
自分のnoteのスキ数を眺めるためだけの装置に、
要件定義書v1.0(確定)が存在する。
会社か。
決裁者もワイ、承認者もワイ、利用者もワイや。
全会一致で可決しとる。
で、できあがったlogページがこれや。
起動時にブート画面(システムログ風アニメ+プログレスバー)
上部にティッカー+ライブ時計(データサマリが流れる帯)
主要数値は0からカウントアップ、スクロールで要素が出現
全画面にスキャンライン+グレインのオーバーレイ
データはGitHub Actionsで毎日自動更新
note のアクセス解析を見るのに、ブート演出。
何のシステムを起動しとるんや。
NASAか。
中身はワイのスキ数やぞ。
でもな、楽しいねん。
毎朝ブート画面が走って、ワイのログが流れてくる。
「数字なんて気にしてません」みたいな顔をしながら、
裏では専用施設を建てとるタイプの人間や、ワイは。
おすすめページも新デザインに刷新した。
サムネ付きカード、ホバーでモノクロが解除されるやつ。
こだわった。
ここまでが1日目。
仕様書を書き、計画を立て、段階的に実装する。
プロンプト設計を看板にする男として、恥ずかしくない仕事やったと思う。
この時点では。

2日目:ワイの指示、4行になる
翌日。
前日の改訂で、やり残しが2件あってん。
おすすめページのヘッダー画像が1枚だけ表示されてへん
自己紹介記事をページに載せたい
で、2日目のワイがFableに投げた指示が、これや。
1.この記事のヘッダー画像がうつっていない
2.自己紹介記事をいれたい(URL4本ペタペタ)
意図伝わりますか?
……。
昨日、要件定義書v1.0(確定)を書いとった男の、翌日の姿である。
劣化が早い。
早すぎる。
仕様書からの落差、崖や。
「意図伝わりますか?」て。
意図を伝えるのがプロンプト設計ちゃうんか。
看板下ろさなあかん。
でもな、伝わってん。
ここからが、Fableの本気や。
3. ワイが放置した作業、開始数分で終わる
雑な4行を受け取ったFableが何をしたか。
まず、フォルダ内の古いHTMLとアップロードした最新版をdiffで比較して、「アップロードされた方が新しいですね、こっちをベースにします」と判断した。
ワイ、どっちが最新か言うてへん。
言うてへんというか、正直ワイも一瞬どっちが最新か自信なかった。
ファイル管理しとる本人より、ファイルの状況を把握しとる。
次に、表示されてへん記事のURLに実際にアクセスして、
noteのOGP画像URLを取ってきて、埋めた。
終わり。
ワイが「まあええか」で放置しとった作業や。
「まぁ、ええか」が3日続いたら一生直さんの法則、発動寸前やったのに。
自己紹介記事4本も同じ。
URL投げただけやのに、
タイトル・投稿日・記事番号・ヘッダー画像、全部回収してきた。
ワイの作業、URLのコピペだけ。
人類の進歩。
ワイの退化。
プロンプトの形骸化。
4. ワイのことを、ワイより分かっとる疑惑
実装の前に、Fableから選択肢付きの質問が飛んできた。
自己紹介4記事の見せ方はどうしますか?
・タイムライン形式(推奨)
・最新のみ大+過去リスト
・4枚同列カード
しかも「タイムライン形式」の推奨理由がこれや。
「ログプレイヤーのコンセプトに合う」
……。
お前、ワイのコンセプト把握しとんのか。
ワイが半年かけて言語化した「人生はログプレイ」を、
会うて数分のAIが「それならタイムラインっすね」って即答してきた。
ちょっとニヤっとしてもうた。
ニヤっとした自分が、いちばん悔しい。
さらに、できあがったタイムラインの各記事に添えられた一言コメント。
たとえば3代目の自己紹介(#260)にはこう書いてあった。
「『前の自己紹介、もう読まれてへん』という残酷なデータを受けて書き直した回。」
そうやねん。
そうなんやけど、お前が言うな。
いや、事実やけど。
事実やからこそ、お前が言うな。
結局、コメントはほぼそのまま採用した。
的確やってん。
悔しいことに。
5. できあがったもの
ワイの黒歴史が、きれいに陳列された
結果、おすすめページに新セクション「02. SELF INTRODUCTION」が生えた。
自己紹介の変遷タイムライン。
v1.0(2025.09 / #23)はじめてのnote
v2.0(2025.11 / #98)60日後に見えた、自分という構造
v3.0(2026.02 / #260)データ×生成AIで遊ぶログプレイヤー
v4.0(2026.06 / #391)材料屋だったワイが、noteとAIで遊び始めた話 ← NOW
そう、ワイ、自己紹介を過去に4回書き直しとってん。
4回や。
履歴書なら落ちとる。
それが古い順に縦に並んで、最新だけ大きいカード。
現在地にはオレンジの点。
自己紹介をバージョン管理しとる男の、バージョン履歴が公開された。
完全にリリースノートや。
中身は全部「自分が何者か説明しきれてへん男」の改訂履歴やけどな。
v4.0まで来て、まだ確定しとらん。
ソフトウェアなら不安定版や。
そして締めには、Fableの提案でEXTRA枠が付いた。
「自己紹介より人となりが分かるかもしれん1本」として、
例の告白記事(自己肯定感がミジンコ以下の話)が置かれた。
つまりこのセクション、 「自己紹介4連発の男」の隣に「自己肯定感がカスの告白」が並ぶ構成や。
人物紹介として、完成度が高すぎる。
ワイのプロデューサー、AIでええんちゃうか。

6. 追い打ち:レビューまでされた
仕上げの動きも記録しとく。
セクション追加したぶん、後ろの番号を03〜06に全部振り直し
フッターのbuild番号を勝手に当日の日時に更新(build 0611-1439)
書き換えたJSの構文チェックを実行してから納品
最後に「ソース管理用のjsxファイルが旧版のままなので注意」って指摘までしてきた
最後のやつ。
要件定義書から始めた2日間の改訂プロジェクトが、
発注者のファイル管理の甘さを指摘されて終わった。
試験官のつもりが、答案を返却されとる。
赤ペンで「材料の整理:要努力」って書いてある気分や。
7. 観測結果
2日間で分かったこと。
冷静に、この2日間のログを整理する。

ここで気づいてしまった。
成果、どっちもちゃんと出とる。
仕様書を書いた日も、4行で済ませた日も、納品物の質は変わらんかった。
つまりや。
指示の精度より、材料の精度。
2日目のワイは、きれいなプロンプトは書いてへん。
そのかわり、最新のHTML・直したい箇所・URLっていう、
判断に必要な材料は全部渡しとった。
足りん部分は、向こうが取りに行くか、聞いてくる。
呪文を磨くより、机の上を片付けて材料を並べる方が効く時代になっとる。
プロンプト設計を看板にしとるワイにとって、 これがどういう意味か分かるか。
看板の更新が必要や。
自己紹介v5.0の予感がしとる。
……履歴書なら確実に落ちとる。
でもな、これもログや。
自分の存在意義が削られた日も、記録すれば素材になる。
素材になれば記事になる。
現にこの記事、その削られたログでできとる。
ほな、また。
▼ Fableと改訂した(そしてワイの黒歴史が陳列された)logページはこちら
▼ 従来版ダッシュボードも回っとるで
▼画像をクリックして今週のランキングを確認してな。

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