一枚読書 #6|自信を生む人生の"ものさし"|人生は、きっと、楽しくなる
▌SUMMARY:まとめ


せっかく挽いても砂糖を入れ過ぎれば台無し。
「正しく程よく適切な投資」と「配分の継続」が
良い物を形作り、それが人生の独自性を生み、
やがて「自分が誇れるもの」へと結実する。
▌BOOK:読んだ本
『イノベーション・オブ・ライフ
ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』
著者:クレイトン M.クリステンセン
▌NOTE:気付き
▶ 「人生に満足していますか?」の違和感
今回読んだ本は
『イノベーション・オブ・ライフ』。
「あなたは今の人生に満足していますか?」
「あなたの人生を変える」
世の中には、こんな言葉が溢れている。
でも正直、こう思うこともある。
——いや、放っておいてくれ。
なぜ人生に不満を抱えている前提なのだろう。
「そこそこやれてるよ」
と思っている人だっているのでは?
もちろん思うところは色々ある。
それでも、もし自信を持って
「自分の人生には満足している」
「思った方向に進めている」
「毎日最高、文句なし」
そんな風に言えたとしたら、
それはとても素晴らしいことだと思う。
きっと、こんな言葉にも揺らがなくなる。
▶ 人生を決める「ものさし」を持つ
では、どうすればそんな状態になれるのか。
この本を読んで、ひとつの考えが浮かんだ。
それは、
人生を評価する“ものさし”を持つこと。
少し大げさに聞こえるかもしれない。
でも、自分なりの“ものさし”があるだけで、
人生の見え方は変わる気がする。
欲しいなぁ。
自信の持てる、ものさし。
そう思っていた私に、この本は強く刺さった。
そして、この本を読んで気づいたことがある。
ものさしは、人に与えられるものではない。
当たり前のことかもしれないが、
それは自分で作るものだ。
そして、育てていくものだ。
では、どうやって作るのか。
まず必要なのは、ものさしを選ぶことだ。
どんな素材で作るのか。
どのくらいの長さにするのか。
どれくらい細かい目盛りをつけるのか。
これはつまり、
「自分は何を測りたいのか」
という問いに答えることだと感じた。
言い換えれば、
人生の「動機」を決める工程でもある。
ここで大事なことがある。
万能なものさしは存在しない。
だからこそ、
「自分の人生にとって大事なのはこれだ」
「これがうまくいけば人生オールオーケ」
そんな基準になるものさしを選ぶ必要がある。
そしてこのとき、
お金がたくさんもらえる
他人からすごいと思われる
みんなに自慢できる
といった、外から与えられる評価を
ものさしにすることは、あまりお勧めされない。
なぜなら、後の「ものさしを育てる」工程が、
とても苦しくなるからだ。
できるだけ人は気にせず、
自分が心から満足できる動機
を選んだほうがいい。
▶ 「ものさしを育てる」という生き方
ものさしが選べたら、次は
そのものさしを育てる工程だ。
少し不思議な表現かもしれない。
でも要するに、
機能を拡張したり、
磨き上げたり、
色を変えたりしながら、
自分の人生の動機=ものさしに対して、
ブレずに投資を続けていくことだ。
この本では、その投資を
「正しいカネ」と表現している。
つまり、
自分のものさしを育てることに、
ちゃんと投資しよう
ということなのではないだろうか。
そして当然ながら、
ものさしを育てるためには、
そのものさしを実際に使う必要がある。
この選択は、自分の動機を満たしているか。
少し楽な方向に逃げていないか。
そんなふうに、日々の判断を
自分のものさしに照らして振り返る。
何気ないことのようで、
たぶんこれが一番大事で、一番大変だ。
でも、
自分の動機に根ざした納得できる選択が
少しずつ積み重なっていくと、
それに伴って、何かが確実に育っていく。
それが、自信になる。
自信がつけば、
さらに動機に根ざした選択ができる。
やがてそれは習慣になり、
気づいたときには
「楽しい」、「満足している」
そう言える人生が、
静かに形になっているのかもしれない。
▌Q&A:本書への問いかけ
WHY:なぜ動機が大事なのか?
動かされるものは人によって異なるから
インセンティブだけを追い求めると自分を見失うことがある
「満足している」と「不満が無い」は違う
WHAT:正しいカネとは何か?
創発的戦略への投資ができているもの
成長と利益のバランスが取れているもの
動機を満たすプロセスを実行できるもの
HOW:上手に配分するにはどうすればいい?
なぜ「これが大切か?」を自分に問う
これが成立するためには何が言えればいいか?を考える
自分の主義は100%守る
【問いかけの整理】
人生の満足は、他人ではなく自分の「ものさし」で決まる
ものさしは与えられるものではなく、自分で選び育てるもの
日々の選択をものさしに沿って積み重ねることで、自信と満足が生まれる
わたしも、まずは、
自分の人生にとっての“ものさし”
これを思い出し、見つめるところから。
まずはそこから、始めてみようと思う。
ここまでお読みいただき、
本当にありがとうございました。
またいつでも見に来てくださいね。
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