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「ジュラシック・ワールド/復活の大地」(備忘録的感想)

前作で完結したと思われた「ジュラシック」シリーズの最新作だ。
新作が作られるごとにCGは美しくなっているが、ハッキリ言ってストーリー展開はこれまでの作品とほぼ同じで、違いがまったくわからなかった。

前作から5年後、一度は世界中に生息していた恐竜だが、環境に適応して種族を増やすことができず、その数は減少していた。
人間の生息域で自生する恐竜はほぼいなくなり、人々は動物園などでその姿を見ていた。

元特殊工作員のゾーラ(スカーレット・ヨハンソン)は、ある日製薬会社のクレブスから連絡を受ける。
クレプスの会社は心臓病の新薬を開発しており、そのためには巨大な心臓の遺伝子、つまり恐竜の遺伝子が必要だと説明した。
恐竜の生息域に足を踏み入れることは違法だが、クレプスは莫大な報酬をゾーラに提示する。
そしてアラン・グラントの教え子であったルーミス博士とともに、フランス領ギアナのサン・ユベール島に向かった。
目的は海のモササウルス、陸のティタノサウルス、空のケツァルコアトルスの3種の遺伝子だ

3人は、ゾーラが信頼するかつての盟友のダンカンのチームと合流する。
そしてダンカンが用意した船で島に向かう途中、救難信号を受信した。
救難信号の位置は島との反対の方角になるため、クレプスは無視するように言うが、ダンカンは救助を選択、するとモササウルスに襲われているヨットを発見し、首尾よくモササウルスのDNAを採取する。
ヨットに乗っていたのはデルカドとその娘二人、そして長女の氏の4人だった。
4人を救助して船はサン・ユベール島に向かうが、島に近づいた時モササウルスとスピノサウルスが船を襲ってくる。
デルカドの長女のテレサは救難信号を発信しようとするが、禁止エリアにいることを知られたくないクレプスはそれを阻止しようとした。
すると揺れる船からテレサが海に落ちる。
テレサを追って彼であるザビエルも海に飛び込み、デルカドと次女のイザベラも救命胴衣を着けて飛び込んだ。
船は大破をしながらも島にたどり着くものの、海上と上陸後にメンバー二人が恐竜に食い殺されてしまった。

チームはそれでも、DNA採取を実行する。
島にはかつての研究施設が残っており、ゾーラは自分のGPSからの連絡が途絶えた際には、研究施設のヘリポートに様子を見に来るように手配をしていた。
ヘリが様子を見に来るまで残された時間は2日間、それまでにティタノサウルスとケツァルコアトルスのDNAを採取しなければならなかった。

冒頭でも書いたが、CGによる恐竜の動きは迫力があり素晴らしい。
それだけでも見る価値があるとも言えるが、いかんせんストーリーがマンネリである。
孤島に上陸すると言う舞台設定はシリーズの2、3、5作目でも使われており、前作は目先を変えるためにアルプスの麓を舞台にしていた。
ただ、絶海の孤島からの脱出という設定をすでに3回使っており、思い返してみると「キングコング:髑髏島の巨神」も似たような設定で、既視感がハンパない。
さらに少々ネタバレになるが、デルカド一家がはぐれ別行動になるが、そのエピソードが作品全体であまり機能していない。
別々のチームがそれぞれ恐竜に襲われるため、その分緊迫のシーンで盛り上がるが、デルカド一家を丸ごとなかったことにしても、ハッキリ言ってストーリーは成立してしまう。
これも少々ネタバレになるが、次回作への布石になっている可能性もある。
しかし次回作ではなく本作においても、重要なアイテムをデルカド一家が保持していた、などの仕掛けが欲しかった。

このシリーズで言えば、個人的にはやはりテーマパークが舞台となっている1、4作目が面白いと思う。
恐竜を安全に観賞するための最新施設や、大人数が逃げると言うパニック要素が作品を面白くしている。
もしさらに続編が作られたとしても、今回同様「絶海の孤島」的な設定であれば、観に行かずにスルーするかもしれない。

109.ジュラシック・ワールド/復活の大地

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