あえてホンダに望みたい。。。。 No6117
今はどうか知らないが 小生の子供が幼かったころの 遊園地「鈴鹿サーキットランド」は独特の世界観があった。
基本的に乗り物遊具は「内燃機関」 で動く
と言うところである。
ホンダの創始者である本田宗一郎氏は「内燃機関」の鬼であった。
そして 彼にはこんな信念があったように小生には思える。
「最高の内燃機関とは 熱効率の優れたものである」
原付自転車から始めた2輪車事業で成功したホンダは4輪事業に邁進するがその際 本田宗一郎が要求したのは 熱効率の優れたエンジン で駆動させることであった。
熱効率を上げると言う事であれば 皆さんがご承知のガソリンエンジン車には必ず付加されているものが それを阻害している。
冷却装置である。
ガソリンを空気と混合し得られる爆発エネルギーでドライブシャフトを回しているのだが その際に発生する熱エネルギーは莫大で放っておくとエンジンの構造物である金属(シリンダーやピストン)を溶かしてしまう。そのため無理やり水により冷却している。発生した熱エネルギーを水で冷却し大気へ放出しているという 無駄な事を行っているのが冷却装置である。
少しでも熱効率を高めたいのであれば その冷却することを極力行わないことが必要になる。冷却水を循環するポンプの駆動や熱交換器であるラジエターの冷却に使用するファンなどもエネルギーを消費するので熱効率の低下につながる。
それを知っていた本田宗一郎が目指したのは水ではない冷却装置を持つエンジン すなわち空冷エンジンであった。
当時はエンジンの出力も小さく現に初期のVWのビートルは空冷エンジンを搭載していた。
同じ事を本田宗一郎は自らの会社「ホンダ」が作る四輪車に求めたのだが・・・・・
その当時の日本の金属素材技術・加工技術では、そのハードルは高く無理やり空冷ゾーンに空気を流し込む形で冷却効果を得たエンジンを持つホンダの四輪車は その無理があり高価で故障の多い車になってしまった。
結局ホンダもあきらめて水冷エンジンに舵を切るのだが、本田宗一郎が目指した熱効率の良いエンジン と言う考え方は今でも間違ってはいない。
さて そのホンダ現在苦境に立たされている。
ホンダ4200億円赤字で内乱状態… 社内で「暴れ馬」と呼ばれる三部社長の素顔 「夜の店での飲み会まで付き合うタイプ」

ご承知の通り5月14日にホンダが発表した2026年3月期連結決算では、最終損益は4239億円の赤字(前期8358億円の黒字)となり、1957年の上場以来、初の最終赤字に転落した。
積極的に推し進めた EV車の投資等で損失を出してしまったのである。
そこであえて提案したい。
ホンダに対して 小生が求める姿は EV車のホンダ ではない。あくまでも内燃機関にこだわってほしい。
現時点でAIに EV車とガソリン車との「Well-to-Wheel」
車のエネルギー効率は、燃料の採掘・発電から走行までを含む
「Well-to-Wheel(油井から車輪まで)」で比較される
を聞くと
AI による概要
EV車のトータル熱効率(Well-to-Wheel)は約70〜80% です。一方、ガソリン車は
約15〜20% となり、総合的なエネルギー利用効率はEV車が圧倒的に優れています。
EV車 vs ガソリン車:トータル熱効率の比較
項目 ガソリン車 EV車
燃料の生成・輸送 約85%(原油の精製など) 約30〜40%(発電・送電ロス)
車での変換 約20〜30% 約85〜90%
(エンジン/モーター) (熱として多くが放出)
トータル熱効率 約15〜20% 約70〜80%
(総合効率)
ガソリン車:エンジン単体の最高熱効率は技術進化により40〜50%に達していますが、走行時の総合的な効率(熱や排気ガスへのロス)を含めると大きく低下します。
EV車:発電や送電でエネルギーが失われるものの、モーター自体の変換効率が非常に高いため、総合的にガソリン車の2〜3倍以上の効率を誇ります。
と答えてくれた。
と言う事は ガソリンエンジン単体の熱効率を 現状の40-50%から 80-90%にまで
高めるとかなりEV車の優位性は無くなることになる。
確かに そこまで熱効率を引き上げるのは非常に困難(現時点では不可能かもしれない)ではあるが そこにあえてホンダであれば挑めるのでは?? いや挑んでほしいところである。
エンジンが金属である必要はない 別の素材で構成されても構わない。
とにもかくにも内燃機関の熱効率を上げる ただそれだけの命題に挑む姿 それこそが本田宗一郎の目指そうとした世界感ではなかろうか?
あえての逆張りである。
EV車ではまだまだこれから構築していかなければならない、充電設備のインフラ比較して、世界中に既に普及しているガソリンの供給網 それを使わない手はない。
内燃機関の熱効率を劇的に上昇させる それをホンダに期待したい こやじである。
