【超簡単】やさしい瞑想体験(阿字観の前段階)|阿字観が難しく感じているあなたに
「阿字観」に興味があります。でも。自分にできるか自信がありません。
そんな声に応えて、今回は「阿字観」の前に行う、とてもやさしい瞑想をご紹介します。
この瞑想のポイントは、仏教やヨーガに共通する「姿勢・呼吸・気づき」をベースにしています。
■ なぜこの順番なのか|「姿勢・呼吸・気づき」
本来の安定した状態
瞑想は突然深い集中に入るものではありません。
姿勢を整える
呼吸に気づく
心を静める
これは、身体 → 呼吸 → 心という流れによって、心身を本来の安定した状態へ近づけていきます。
仏教の「安般念」や
ヨーガの伝統でも確認されています。
■ ステップ① 姿勢
・椅子でも床でもOK
・背中を自然に起こす
・手は楽な位置に
ポイントは「頑張らない姿勢」です。
■ ステップ② 呼吸
・呼吸は変えない
・吸う、吐くを感じながら繰り返す
もし迷ったら、心の中で
「1、2、3」と数えても大丈夫です。
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■ ステップ③ 気づき
・雑念が出ても問題ありません
・気づいたら呼吸へ戻る
これが瞑想の核心です。
■ よくある誤解
瞑想は「無になること」ではありません。
むしろ、「今の自分に気づくこと」です。
■ 阿字観との関係
この瞑想は、阿字観に入る前の準備です。
呼吸と姿勢が整うことで、より深い観法に自然と入ることができます。
■ 最後に
1日1分、まずは「座る」ことからはじめてみませんか。
ゆったりとした面持ちで、胡坐をかいて座ります。
特別な技術や技法はいりません。
大切なのは、続けること。
ちょっとした静かな時間が、
やがて、あなたの日常を変えていくきっかけになります。
生かせいのち
プロフィール
雨宮 光啓(あめみや こうけい)/ 天宮光啓(KOKEI AMAMIYA)
高野山真言宗 僧侶(阿闍梨)。高野山大師教会光寿支部 支部長。 総本山金剛峯寺 阿字観指導員(能化心得)。 高野山大学大学院密教学科修士課程修了(密教学修士)。近畿大学法学部卒業(法学士)。2024年、仁和寺にて悉曇灌頂を授かり、澄禅流悉曇を継承。 著書:『空海散歩』(筑摩書房、第6〜10巻・共著)。 自身の経験(9.11の被災、親友の自死)を機に出家。10代の頃に交通事故で生死の境をさまよう。そのことがきっかけとなりタントラ、ヨーガ、瞑想に興味を持つ。これまで、チベットやインド、ネパールなどの仏教・密教聖地を数多く巡礼。ヨーガや瞑想修行の研鑽に励んできた。チベットで「天」、高野山で「光」の一字を授かる。初心(菩提心)を忘れないために「天宮光啓」の名で活動。

