1人目の客になれた話 大丸京都店地下編
趣味はオープンしたお店の1人目の客になることです。
昨日はスーパーマツモト上桂店内にオープンした大黒ラーメンの1人目の客になりそびれました。
スーパー自体は午前9時オープンなのでそれに合わせて行ったのですが大黒ラーメンは11時オープンだったので、さすがに2時間は待てないとあきらめて帰ったのでした。
事の顛末は昨日投稿しているのでご興味ある方は読んでください。
さて。
今日は大丸京都店の地下に新店がオープンします。新店だったかな、リニューアルオープンだったかな、どっちでもいいんです。
「リ」があってもなくても、こちらには1人目の客になる「理」があるのです。
いわゆるデパ地下の食品売場なので、昨日の大黒ラーメンみたいにそのお店だけ11時オープンなんてことはないはずですから、大丸がオープンする10時に合わせて地下の入口へ向かうことにします。
大丸の1人目の客になる必要はなく、大丸の中のお店の1人目の客になればよいので、そんなに早く出かけることもありません。
9時43分、地下入口前に到着。
誰も並んでいません。
はからずも今日、地下入口から入館する1人目の客は私になりそうです。
大丸京都店は北と南に地下入口がありますが、南の地下入口の1人目の客は私です。
今回のお店については、ずいぶん前から動線(導線?)をチェックしておりますゆえ、シミュレーションはバッチリです。
これを私は趣味レーションと呼んでいます。
私が1人目の客として扉の前に立ち止まってまもなく、複数人が私の後ろに並びました。
この中に私が向かおうとしているお店を目当てに並んでいる人はどのくらいいるのでしょうか。見事なまでに私以外全員女性です。
オープン前に並んでまで百貨店で買い物をしたがるのは女性のほうが多いのでしょうか。
少ないサンプルで決めつけてしまうのはよくないですが、こういうのを見せつけられると、やはり、男女の差というものは存在するという気がします。
そんなことを書いているうちに男性の姿もちらほら。たまたま女性ばかりだっただけかもしれない。いずれにせよ、男女に差はある。しかし、男はこうだから、女はこうだから、と決めつけるのは誰の得にもならない気がする。
私はこの趣味のおかげで、普段なら絶対に行かないようなお店に行くことができており、それは私という人間に広がりや深みをもたらしていると思っています。
齢を重ねるごとに好きなこと、関心ごとにしか、近寄らないようになってしまうのは致し方ないことで、そりゃあ、あなた、一歩ずつ死が迫ってくるなかで、千の風になっちゃう前は興味のないことに時間を割いている場合じゃないし、なるべく嫌いな人と一緒にいる時間は減らしたいものではありませんか。
そんななかで、普段なら絶対にスルーしている店にも、ただただ「1人目の客になりたい」という動機によって、立ち寄ることができる。
私は今後、こういう趣味が世の中のトレンドになっていくような気がしています。
「こういう趣味」って他にどんなのがあるか知りませんけど。
言うてるうちに9時56分。
入口前に人がごった返す地下入口。大丸おそるべし。むむむ、この人数だとひょっとして私が向かおうとしている店へ向かうライバルも何人かいるかもしれない。
10時、大丸のスタッフの方が扉を開くと同時に私は早歩きで目的のお店へ向かう。
千ではないが、一か二程度の風になりました。
事前の趣味レーションの通りの動線(導線?)を辿り、目的のお店へ着くと、つい先日までパーテーションで隠されていた実店舗が煌びやかに完成されておりました。
もたついていると2人目の客に精算を追い越されてしまうかもしれないので、即座にお弁当を見つけ、購入しようとするも、最初に見つけたのが鰻弁当で、私の思っていた金額をオーバーしていたため、慌てて別のお弁当を探すと隣に焼き飯のお弁当があったので、すぐに手にとり、レジ係の女性の方に差し出すと、笑顔で迎えてくださいました。
「1人目の客って。うふふ」
「そうなんです、オープンしたお店の1人目の客になるのを趣味にしてまして」
「じゃあ、いろんなお店に行っておられるんですね」
察しのいい素敵なスタッフさん!

大好き❤
手際よくお会計をしてくださり、隣の女性スタッフさんも私のTシャツを見て微笑んでくださる。この趣味に生きていてよかったと思う。
令和7年4月27日午前10時、大丸京都店地下でリニューアルオープンした柿安ダイニング柿安上海デリの1人目の客は私です。

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●その趣味に付随して作成した「1人目の客Tシャツ」
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