力こぶの筋肉が、姿勢を変える?
こんにちは。
幸月咲智です。
アメリカで人体構造の研修合宿に参加してきました。
今回、私が特に興味を持って研究していたのが
「上腕二頭筋」
です。
上腕二頭筋というと、
腕を曲げたときにできる"力こぶ"の筋肉。
そんなイメージを持つ方が多いかもしれません。
でも私は以前から臨床の中で、
不思議なことを感じていました。
軽く上腕二頭筋を使ってもらうだけで、
・首や肩が楽になる
・腕が上がりやすくなる
・巻肩が改善する
・姿勢が変わる
そんな変化が起きることがあったのです。
なぜだろう?
その答えを探すために、
今回の研修では上腕二頭筋(力こぶの筋肉)を中心に
仮説検証をしてきました。
特に興味を持っていたのは、
上腕二頭筋の「長頭」と「短頭」という2つの構造の違いです。
私は以前から、
軽い等尺性収縮(力を入れるけれど動かさない運動)によって、
肩の安定性が高まり、
姿勢や動きが変化する場面を数多く経験してきました。
もしかすると上腕二頭筋には、
単に肘を曲げるだけではない役割があるのではないか。
肩関節を安定させたり、
周囲の筋肉や神経の働きに影響したりしているのではないか。
そんな仮説を持って、
上腕二頭筋と肩まわりの構造との関係性を学んできました。
すると見えてきたのは、
上腕二頭筋は単に肘を曲げる筋肉ではないということ。
肩の安定性に関わり、
周囲の筋肉や神経とも深く関係し、
首や肩の使い方にも影響していました。
現代人の多くは、
スマホやパソコン、
長時間のデスクワークによって、
・頭が前に出る姿勢(HF:前方頭位)
・巻肩
・首肩こり
・腕や手のしびれ
などの悩みを抱えています。
こうした状態では、
本来うまく働いてほしい筋肉が働けず、
逆に頑張りすぎる筋肉ばかりが酷使されてしまいます。
私が行っているセルフ美容整体や運動療法は、
筋肉をただ鍛えることが目的ではありません。
本来の位置で、
本来の役割を果たせるようにすること。
身体全体のバランスを取り戻すこと。
その結果として、
姿勢が変わり、
肩こりが楽になり、
動きやすい身体になっていきます。
今回改めて感じたのは、
身体は本当に精巧だということです。
ひとつの筋肉を理解しようとすると、
肩だけではなく、
首、
呼吸、
神経、
前腕や手の使い方までつながっていることがわかります。
身体は「部分」でできているのではなく、
「つながり」でできています。
だから私は、
肩こりなら肩だけ、
首こりなら首だけ、
という考え方ではなく、
身体全体のバランスを見ることを大切にしています。
「上腕二頭筋」
まだまだ奥が深く、
私の探究心をくすぐる筋肉です!
今回の学びを通して、
改めて運動療法の可能性を感じました。
これからも学びを深めながら、
みなさんの健康と美容に還元していきたいと思います。
身体は毎日の積み重ねで変わります。
未来の自分のために、
今日も一緒に「貯筋」していきましょう!
