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黒板を写すのが苦手な子にも!「見て写す」遊びで育つ学習の土台

子どもが文字を書き始めたり、学校の授業が始まったりすると、「見本通りに書けない」「黒板の字をノートに写すのにとても時間がかかる」と悩むことはありませんか。 大人は無意識に行っていますが、「目で見た情報を脳で処理し、手を使って正確に再現する」という作業は、子どもにとって非常に高度な技術を必要とします。

今回は、見本をよく見て同じように手で表現する力が、お子さんの日常生活や学習においてどのように役立つのかをご紹介します。

日常生活をスムーズにする「目と手の連携」

目で見た通りに手を動かす力は、毎日の生活を安全でスムーズにするために欠かせません。

身の回りのことが一人でできるようになる
ボタンを穴に通したり、お箸で食べ物をつまんだりする動作は、目で見た情報に合わせて手先をコントロールする力です。 この連携がスムーズになることで、生活の自立に繋がります。

お片付けや整理整頓が上手になる
見本と同じように物を並べたり、決められた枠の中に物をしまったりする作業も、空間を捉えて手を動かす力が必要です。 目で見た空間のイメージを手で再現できるようになると、お片付けがぐっと上手になります。

運動や遊びを安全に楽しめるようになる
飛んでくるボールをキャッチしたり、障害物を避けて走ったりするのも、目で見た情報をもとに体を動かす力です。 この力が育つことで、怪我を防ぎ、思い切り体を動かして遊べるようになります。

学習の基礎となる「見る力」と「空間認識」

見本と同じように線を引いたり形を作ったりする経験は、これから始まる学校の勉強を支える一番の基礎になります。

黒板の文字をノートに写す力が育つ
学校の授業では、離れた黒板(見本)を見て、手元のノートの正しい位置に文字を書き写す作業が求められます。 見本と手元を交互に見比べて正確に再現する練習をしておくことで、授業中の負担が大きく減ります。

文字の形をバランスよく書ける
「この線はここからスタートして、ここまで引く」と、空間の中で線の位置や長さを捉えられるようになります。 見本通りに形を再現する力がつくと、ひらがなや漢字を整ったバランスで書けるようになります。

教科書の文章をスムーズに読める
目で文字の列を正確に追う力が育つため、文章を読む時に行を飛ばしてしまったり、同じところを何度も読んでしまったりするつまずきを防ぐことができます。

おうちでできる「見る力」の遊びとまとめ

プリントだけでなく、毎日の遊びの中で楽しく目と手を連動させる機会を作ってみてください。

積み木やブロックでの真似っこあそび
大人が作った形と同じものを、お子さんにも作ってもらう遊びです。 立体的な空間を捉え、目で見た通りに手を動かす非常に良いトレーニングになります。

点つなぎや迷路
スタートからゴールまで目で先を追いながら、線をはみ出さないように鉛筆を動かす遊びも効果的です。 楽しみながら集中力と手先のコントロール力を養うことができます。

目で見たものを正確に再現する力は、遊びを通して少しずつ育っていきます。 最初から完璧にできなくても焦らずに、「同じようにできたね!」とたくさん褒めながら楽しく取り組んでみてください。

Webサイトでは、左側の見本をよく観察し、右側の丸を同じように線で結んでいく『同じ線を書こうⅡ』というプリント教材をご用意しています。遊び感覚で「空間を捉える力」と「目と手を連動させる力」を育てることができるので、お子さんの学習の基礎作りにぜひ少しだけ活用してみてください。


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