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短歌のカルチャースクール通ってます|Lesson5 and 6

2週間に1度、短歌のカルチャースクールに通っています。

今回は2回分の講義について、まとめて更新。

12月最後の講義はいつもの高野公彦先生ではなく、影山一男先生。
恥ずかしながら、私はこの講座を受講するまで影山先生のことを存じ上げなかった。
歌人であり、短歌専門の出版社を経営されている方。

高野先生の授業とは少し違って、雑談(というかお話の脱線)がなく、ひたすら受講生の作品の添削(というかバッサバッサ斬る)が進んでいく。
「ここはあまりよくない」という点を指摘する際は、改善例を一緒に考えてくださる。
けれど、そのthinking timeがとても静かな時間で、時に5分にも10分にも感じられ、つい首をこっくりしてしまうことが何度かあった。

私が提出した歌はこれ。

ただ一度国勢調査行われず一九四五年

2025年、国勢調査員をして初めて知った事実を詠いました。
しかしこの歌、痛烈にダメ出しを受ける。
下の句が強烈に字足らずだと。

私は、下の句「1945年」を
「せ・ん・きゅ・う・ひゃ・く(6音)よ・ん・じゅ・う・ご・ね・ん(7音)」
として1音のみの字足らずのつもりで作ったのですが、先生いわく、「ん」はほぼ数えないので、「1945年」で約「7音」しかなく、下五(しもご)がまるまる足りない、とのこと。
その改善策として、下の句を「一九四五年の秋の日」とか「一九四五年の秋を思へり」などとしては、と教示いただきました。
音数の数え方については、「うーん??」と納得がいかず、帰宅後、いくつかの短歌指南本を開くも、やはり「ん」は一音に数える、とのこと。
少しモヤっとが残った日。

でも、他に、たくさんの作歌のtipsをいただきました。

◆ふむふむポイント◆
・推敲で大事なのは、「いらない言葉を削ること」
 そうすると、追加で他のことを織り込める。
 ↑
 確かに、短歌の推敲って、語順や単語の置き換えばかり気にしがちでしたが、まず「削る」って本質的な作業。
・歌は、ただ見たことを詠うのではなく、驚きのある景色でなければいけない。
・「あの〇〇」「この〇〇」は使わない!!ほとんど意味をもたないので。
・「朝のバス」だと説明的→「冬のバス」にすると、人々の服装まで浮かんで詩的なる。どこかに「詩的」を入れようと考える。


さて、今年最初の講義は祝日。
授業の前には、夫と一緒に都会でお昼ご飯を食べました。

この日提出した私の歌は

もしここで子ども産んだらうちらの子関東出身になるねんなあ

高野先生が以前から、方言やなまりの歌が好き、みんな作ってみてよ、とおっしゃっていたので、関西弁の歌をはじめて詠みました。

先生の評は、「自分と伴侶ふたりとも関西出身でも、子が関東出身になる、ということを詠んだ非常にめずらしい観点の面白い歌」と。
ただ、下五は「なるねんなあ」と字足らずなので、7音にできればもっとよい、とのこと。
それは作っている時点で結構考えたのですが…「なるんやなあ」も6音やし、「なっちゃうねんなあ」やと字足らずは防げるけど、”関東出身になること”を嫌がってる感が出すぎじゃないか…と、良い着地点は見つけられず。

でも、子どもを欲しがっているという人生の「今このとき」の歌をひとつ、人目にさらすことができて、なんかよかった。
こういう歌は、プライベートすぎて、大きな短歌大会には少し出しにくいと思っていたので。

それと、前回モヤモヤしたままだった、「音数の数え方」について、不躾かと思ったけれど、確認させてもらいました。
結論、「ん」は1音に数えてよい。
音数について、たくさんのふむふむをいただきました。

◆ふむふむポイント◆
・「ん」は1音に数えてよいが、厳密には少し短い0.984音くらいとの体感。
・ア行(あいうえお)も、1音に足りない感覚。
 例えば「寒くもあるかな」は8音だが、「あ」が含まれているので、柔らかな字余りとなり、この用例は万葉集にもよく使われる。
・カ行とタ行は、固くて、これで音数をはみ出ると字余り感が強くなる。
・そのほか、ナ行、ハ行、マ行、ラ行も柔らかめである。
・良い歌は動詞が少ない。一首に動詞が3つ以下になるように気を付ける。

今年も楽しく頑張ろう。

トップ画像は、綺麗なコウノトリの写真をかもちゃん様からお借りしました。ありがとうございます。


過去の講義もまとめてます。よろしければ!


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hanauta チップがいただけるような書き手になれたら、次なるステップのため「枕詞辞典」か「うたことば辞典」を購入したいと思っています

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