“書かなきゃ”が苦しくなったとき、わたしがしていること
今回は、私、ことばつむぎのダークな話になるかもしれません。
暗い話は苦手だなと思う方は、そっと閉じて、
また別の記事でお会いしましょう。
それでも読みますか?
ありがとうございます。
夜、机に向かってパソコンをひらく。
今日こそ書こう。よし、書くぞ。
でも…書けない。
文章の神さまは、どこかへお出かけ中みたいで、
何を書こうとしたのかさえ忘れてしまう。
こんな夜、ありませんか?
何度も、何度も。
「書かなきゃ」と思って、
なにも書けないまま時間だけが過ぎていく夜。
書くことが好きなはずなのに、
伝えたい気持ちがたしかにあるはずなのに、
なぜか言葉が出てこない。
「やる気がないのかな」「才能がないのかも」
そんなふうに自分を責めてしまいそうになるけれど、
最近、わたしはこう思うようになりました。
「書けない夜にも、ちゃんと意味がある」って。
“書けない自分”も、ちゃんと感じている
「書かなきゃ」と思うとき、心のどこかで
「わたしの中に書きたいものがある」って信じてるから、
そう思うんじゃないかな。
でも、それがまだ言葉になってないだけ。
感じてはいるけど、形になっていない。
つまり、“まだちょっと寝かせておくべき気持ち”なのかもしれない。
言葉って、つくろうと思ってすぐ出てくるものじゃない。
とくに、自分の中の本当の気持ちを伝えたいときは、なおさら。
料理でいえば、まだ火が通ってない食材を
無理やりお皿にのせようとしてる感じ。
うまく焼けるまで、ちょっとだけ時間がいる。
「手が止まる」のは、悪いことじゃない
前は、「書けない自分」はダメな自分だと思ってました。
でも今は、ちょっと見方が変わりました。
書けないってことは、ちゃんと立ち止まってるってこと。
なんとなくで言葉を出すんじゃなくて、
「ほんとにこれかな?」って立ち止まってる。
それって、むしろ誠実さのあらわれなんじゃないかなと思うんです。
誰かに伝えたい。
ちゃんと、自分の言葉で届けたい。
その思いがあるからこそ、書けない夜がある。
だったら、その夜を責めなくてもいい。
むしろ、大切にしてあげていい時間だと思うんです。
書けない夜、わたしがしている3つのこと
「書かなきゃ」がぐるぐるするとき、
わたしは“書く”のをやめて、ちょっとだけ遠回りします。
でも、この遠回りがけっこう大事で、あとで効いてくることが多いんです。
①「ことばにできない気持ち」をメモする
あえて文章にはせず、
「なんかモヤモヤする」
「言いたいけどまとまらない」みたいに、
そのままメモします。
ムリに文章にしようとしない。
感じたまま、言葉に“なりかけてる何か”をメモしておく。
あとで見返すと、「あ、このとき、こういうことを感じてたのか」ってヒントになることがあります。
② 好きな作品のことを考える
本でも映画でも絵でも音楽でも、
「ああ、これ好きだな」って思う作品を思い出して、
なんでそれが好きなのかを、考えてみます。
好きなものを語るときって、不思議と気持ちがあたたまるし、
言葉がポツポツ浮かんできたりするんです。
③ 「今日は書かない」と決める
思い切って、「今日は書かない」と決めちゃう。
書くことから離れて、
お風呂に入ったり、
空を見たり、
なんでもいいから、ちょっとぼーっとする。
不思議と、そんなときに限って、
ふいに言葉が浮かんでくることがあるんですよね。
たとえば、歯をみがいてるときとか、寝る直前とか。
書ける日は、「書こう」としなくても書ける
これは、わたしが何度も経験していることですが
ほんとうに言葉があふれてくるときって、
「書こう!」と気合を入れた日より、
「今日はムリ〜」って思ってるときに限ってやってきたりするんです。
つまり、書けない日をじっと待つことも、
実は書くための大事なプロセスなんだな、と感じています。
「言葉」って、育てるものかもしれない
言語化って、すぐにパッとできるものじゃない。
むしろ、何度も感じて、何度も言葉にして、
ちょっとずつ育てていくものなんだと思います。
だから、書けない夜に手が止まっても、
それは“ダメな夜”じゃなくて、
“言葉の芽がちょっとずつ育っている夜”かもしれない。
焦らなくていい。比べなくていい。
あなたのペースで、あなたの感じ方で、言葉を育てていけばいい。
最後に:書けない夜に、寄り添うために
わたしもいまだに「書かなきゃ」と思って、手が止まる夜があります。
でも、その夜を責めずに、そっと見つめてあげるようにしています。
書けないってことは、きっと、伝えたい気持ちがあるってこと。
だから、大丈夫。
書けない夜のあなたにも、ちゃんと意味がある。
そして、そんな夜があったからこそ、生まれる言葉もあると信じています。
今夜もしあなたが「書かなきゃ」と思いながら、手が止まっているなら、
この文章がちょっとでも、あなたのそばに寄り添えたらうれしいです。
感じたこと、考えたこと、自分はこう思う、などなどぜひお聞かせください!
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ことばつむぎ
