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軽妙な会話に仕上げる挑戦がやめられない。

「人のためにできること」って、本当に小さなことからできるんだ!と気づいたのは、10年位前からでしょうか。(2,554字)

受け答えを柔らかくする、話を丁寧に最後まで聞く、嘘のない笑顔で接する、“相手がしてくれたら返す”ではなく自分から行う、こんな些細なことでも、十分相手に優しさが伝わり空気がなごむ。

相手が喜ぶ顔を見て、自分の資質がどんどん進化していくのを実感しました。

その資質とは、以前こちらのストレングス・ファインダーで発見した、強みとなり得る資質の“社交性”です。


【相手との共通点探しからのエンタメ会話】

上記の社交性の特徴には、

「社交性」の資質が高い人は、知らない人と出会い、惹きつけ味方につけることが大好きです。見知らぬ人と打ち解けて親しくなることから満足感を得ます。

とあり、自分の行動を振り返るとまさに納得です。

どうやらここに、生来かまたは少々関西寄りの生育環境も手伝って、エンターテイナー気質が加わったようで。

「相手との会話を、いかに面白くするか」が日々の楽しみになりました。

面白くといっても、芸人さんみたいにゲラゲラ笑わせるというものではなく。

“小気味の良い”“ウィットを効かせた”会話に仕上げる挑戦が楽しみというものです。

自分なりのこだわりの強さ、その瞬間にかけるエネルギーには、笑ってしまうものがあります。

【エンタメ会話の例】

話が面白くなる要素には、タイミングや声の大きさ、抑揚、トーン、ジェスチャーや表情など非言語のものも多く含まれます。

実際の会話を聞かないと分からないところが大きいですが、こういったキャッチボールを楽しんでいます。

①電気検定を受験予定の友人との会話

友人:「難しくてさぁー、ホントわかんないんだよね」

私:「わかんなくて自信がなくなったらさ、遠慮なく電話してきなね」

友人:「?えっ?問題の答え分かるの??」

私:「ううん。私も全然わかんないから大丈夫!!って言ってあげる!」

2人で笑った後、あなたなら大丈夫!と励ましました。

②働いている観光施設にて、学生のお客さん達がツアー参加にみえた時の会話

同僚(同じく50代)の女性:「もうお昼は食べました?」

学生さん達:「ハイ。食べてきました」

私:「ツアー中にお腹空くといけないですもんね。あ、2人してお母さんになっちゃった笑」

学生さん達:(笑ってリラックス)

年齢差を楽しい笑いに変えるのも好きです。

③腹立たしいことがあった時に、若い同僚に愚痴る会話

私:「〇〇さん、あの状況でこんなことしたんですよ!信じられます!?ちゃぶ台バーン!!(ひっくり返す動作をする)あ、ちゃぶ台が分かんないか」

と笑ってオチをつける。

愚痴を言う時も、楽しく、パッと燃やしてすぐに消滅させたいんですよね。

④ワーキングホリデー中に連絡先交換をした時のコミュニケーション

(当時はスマホではなく携帯だったのでテキストを送る)

友人の彼氏(オーストラリア人):「この番号に何か送ってくれる?」

私:(……Hi!とかレリーナです、と送るのは芸がないな…、よし!)

「Boo!!(バァ!)」と送信。

友人の彼氏:「……!!」

どうやらこの男性は、こういうウィットが好きな人だったようで、目がキラキラ。

気に入られてしまったらしく、嫉妬深い友人の手前、今回は要らんことをしてしまった……と反省したのでした笑。

英語で笑わせるとなると一気にハードルが上がりますが、上手くいった時の喜びも倍なので止められません。

【ユーモアの力】

マンションコンシェルジュとして約10年勤務したのですが、2棟目のマンションには、勤続10年を超えるスーパーコンシェルジュがいらっしゃいました。

男性なのですが、これまでの人生の中で出会ったコミュニケーション能力が高い男性のトップ3に入る方で、非常に勉強になりました。

彼は大阪出身で、そのDNAには心底感嘆したのですが、彼の能力はそれだけではありませんでした。

大したことを言っていなくても、その明るさ、軽やかさが与えるリラックス効果には目を見張るものがあり、その威力には日々圧倒されました。

相手と自分の間の壁がなくなり、相手の心理的なガードが一気に下がる。

その場で可笑しみを共有することで、笑った瞬間に心の距離がグッと近づくんです。

これは盗ませてもらわねばと彼を観察し、勉強させてもらいました。

【会心の一撃】

ある時、あるアメリカ人ご家族の特徴に気づきました。

これを伝えたくなった私は、彼らに話しかけられるタイミングを待ちました。

ある時、そのタイミングがやってきました。

ご主人がホール奥のエレベータから出てきました。

ご自身の部屋がある棟へ、フロント前を通って行かれるので、相手に立ち止まらせずに話せる余裕となると、私の持ち時間は約40秒。

私:「Aさん、この間面白いことに気づいたんですよ」

Aさん:「え?なに?」(歩きながら)

私:「Aさんの3番目の息子さんのC君ですけど、フロントを通る時いつも挨拶してくれるんですね。それがAさんと本当にそっくりなんですよ。この指の角度とか、タイミングとか」(ジェスチャーを見せる)

ピースの指を閉じたバージョンで、額のそばで人差し指と中指を合わせてチャッ!と挨拶をキメる。あのジェスチャーです。

Aさん:「(ふき出しながら)アッハッハッハッハ!!家族共通の特徴なのかもね」

(ドアが閉まり、ピッタリ40秒で会話が終了。私はガッツポーズ)

さらにその後、嬉しい出来事がありました。

暫く後にAさんが奥さんと一緒にまたホール奥から歩いてきました。

すると奥さんが、

「息子の挨拶の話を聞いて、大笑いさせてもらったわ」と。

すかさず私は、

「本当にそっくりなんですよ。こうやって指をね、こう動かすでしょ。このタイミングとか角度が…」と真顔でもう一度やって見せると2人は大笑い。

【相手の大切に思うものを大切にする】

気持ちは言葉だけでなく行動で示す、言行一致を心に誓ってから、相手の大切に思うものを大切にするために、入居者さんのお子さんの名前も覚えるようにしていました。

そのご家族は5人兄弟でなかなか大変でしたが、きちんと「3男のC君が」と言えたことも大きかったと思っています。

誰も傷つけない“質の良いユーモア”を、これからも夢中で磨いていきたいです。

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言葉レリーナ 誰かの役に立てばと思い、主に自分が経験したことから学んだこと、考えたことについて書いています。応援していただけると嬉しいです!いただいたチップは、クリエイターとしての活動費に使わせていただきます!