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売らなくていい資産を持つ ― 年収300万円の介護士が実践する、地味で最強の資産形成術

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〜8月18日 05:30

年収300万円。
介護士としての収入は、決して高くありません。

それでも今、配当金や分配金が毎年少しずつ積み上がり、将来への不安は着実に小さくなってます。
特別な才能があったわけではない。
起業家でもない。

ただ一つ仕組みを作っただけです。

「売らなくていい資産を持つ」

この記事では、年収300万円の介護士という等身大の視点から、その考え方の中身を紹介したいとおもいます。


なぜ、真面目に働くだけでは豊かになれないのか

答えは「インフレ」です。

100円で買えたジュースが150円になる。
一度上がった価格は、よほどのことがない限り下がらない。
そして現状、賃金の上昇はインフレ率に追いついていない。
同じ金額で買えるものの量が、静かに減り続けている。

一方で、この状況下でも着実に資産を増やしている人々がいます。
投資家です。

株式などの資産はインフレに強い。
商品価格が上がれば企業の売上と利益が増え、企業価値である株価もそれに応じて上昇する。
実際、日経平均株価は2024年の大発会(1年の最初の取引)時点で33,288円だったが、約2年半でほぼ倍になっています。

目減りしていく現金と、上限のある労働収入。
このギャップを埋める現実的な手段は、資産に働いてもらうことしかない。
投資家側に回ることは、生活を守るための防衛策と言っていいでしょう。


なぜ多くの人は、投資を続けられないのか

日本ではまだ「投資は危険」「投資はギャンブル」というイメージ強い。
バブル崩壊で大きな損失を経験した世代も多いものです。
また金融教育を受ける機会も乏しいまま大人になる人がほとんどです。

大人になり、お金の勉強を始め、将来の為に投資を始める。
しかし新たな壁は、始めた後にやってきます。

暴落です。

株価が下がる。含み損が膨らむ。不安になる。そして売ってしまう。
「NISA損切り」という言葉が生まれたのも象徴的です。
トランプ関税ショックや中東情勢の悪化による急落局面でも、多くの初心者が市場から退場しました。

しかしその後、多くの銘柄は時間とともに回復しています。

投資で最も難しいのは知識ではなく、感情のコントロールです。
暴落局面で保有し続けられるか?
このことが長期的な結果を大きく左右する。


バフェットが見ていたもの

ウォーレン・バフェットの言葉に、こんなものがあります。

「我々が好む株式保有期間は永遠だ」

投資とは「安く買って高く売るもの」だと思っていた私にとって、この言葉は衝撃でした。
バフェットが見ていたのは株価の値動きではなく、企業そのものの本質だったからです。

その企業は利益を成長させ続けるのか?
社会に価値を提供し続けるのか?
10年後、20年後も必要とされているのか?

「永遠に保有したい」と思える資産に投資する。
この発想が、私の資産形成の軸になりました。
売らなくていい資産を持てば、暴落が来ても手放す必要がなく、その後の回復局面でむしろ資産を増やせる。
暴落は優良な投資先にとってチャンスです。


金の卵を産むニワトリ

ある貧しい男が、毎日金の卵を産むニワトリを手に入れ、大金持ちになりました。
しかし欲に目がくらんだ男は「腹の中に金塊があるはずだ」とニワトリを切り裂いてしまいます。当然中には何もなく、男は再び貧乏に戻りましたとさ。

この寓話は、資産形成の本質をそのまま表しています。

資産を大切に育てること。
そして手放さないこと。

手放していいのは、そのニワトリが金の卵を産めなくなったとき。
つまり、その企業や資産が将来にわたって価値を生み出せなくなったと判断したときだけです。
株価が一時的に下がったことも、景気循環による停滞も、手放す理由にはならないのです。


介護の現場で見た、将来への危機感

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