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私の苦手シリーズ⑤初めてのこと

私は「1回目」がとても苦手です。

小さなことで言えば、

初めて行く場所に行くこと。
やったことのない仕事をすること。
機種変したばかりのスマホを使うこと。

とにかく、「やったことがないこと」に
向き合うのが苦手でなりません。

人によっては、
「初めてのことってワクワクする!」という
タイプの人もいると思います。

でも、私は違います。

どんなに小さなことでも、
初めてのことはワクワクではなく、
いつも“絶望”から始まります。

見通しが持てない不安。

どこにトラップがあるのか分からない怖さ。

うまくできる保証が一つもない状態。

そんな中でのスタートです。

それでも、やらないといけないから、
とりあえずやってみる。

一つひとつ、石橋を叩きながら、
小さく小さく進んでいきます。

だから、
人の3倍くらい時間もかかるし、
緊張感も半端じゃない。

終わる頃には、ぐったりです。

それでもなんとか一通りできたとき、
やっと一息つける。

「なんとか、私にもできた」

ここまでが、私にとっては本当に苦手な時間です。


でも、
ここまで来たら、こっちのものです。

2回目以降は、一気に変わります

効率よく回すための「仕組み」を作り始めます。

できるだけ自分の労力が少なく、
ミスも減るように。

自分なりのやり方を整えていきます。


例えば、仕事の場面で。

転勤して1年目は、
初めてのことだらけで、あたふたして終わる。

でも2年目、3年目になると、
少しずつ自分らしさを出しながら、
仕組み化できる部分を増やしていく。

そうやって、
ようやく「楽に回る状態」をつくっていきます。

つまり私は、
1回目はとても弱いけど、2回目以降は強いタイプ。

そう思えるようになってから、
少しだけ気持ちが楽になりました。

「1回目は仕方ない。ここは我慢してやろう。
2回目以降に楽するために。」

そう思って取り組むだけで、
あの重たい一歩が、ほんの少し軽くなります。

もし、同じように「初めてのことがしんどい」
と感じている人がいたら、1回目がうまくできない自分を責めなくてもいいのかもしれません。

もしかしたらそれは、

そのあとをうまく回す力」を持っているサインかもしれないから。

私自身も、いまだに1回目は苦手なままです。

でも、それでもいいかな、と思えています。

少しずつ、
自分の扱い方が分かってきた気がしています。

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