見出し画像

合格の可能性より、“自分らしくいられるか”を選んだ受験の話ー偏差値では測れなかった親子の決断ー

「受かるかどうか」より、「自分らしくいられるか」を考えた

※今まさに結果待ちの方へ
不安な時間の中にいるあなたに届きますように。

この話は、受験の正解や結果を語るものではありません。

わが子の中学・高校・大学受験を乗り越えた母として。

あのとき、私が迷いながら考えていたことの記録です。


偶然、ショッピングモールで友人に会いました。

彼女も受験生の母。
どこか落ち着かない様子で、言葉の端々にモヤモヤが滲んでいました。

受験期というのは、子ども以上に親の方が不安になるものかもしれません。

周りの子の志望校を聞いて
比べてしまったり。
模試の判定に一喜一憂したり。

「もう〇か月しかないのに、なんでそんなに呑気なの?」

そんな言葉が、つい口をついて出てしまったり。


😑焦る母から、鬼モードの母へ

わが子の高校受験も、私にとっては焦りの連続でした。

本人は「どこでもいい」「高校くらいは行かなきゃまずいんでしょ」というスタンス。
成績は中くらい。

部活や友達など、学校選びの決め手が本人の中にありませんでした。

当然、勉強にも身が入らない。
塾も、サボろうとしたわけではなく
本気で忘れていて結果的に行かなかったり。

反抗期も重なり、もうお手上げ状態💦
でも泣き言を言っても始まらない。

そしてあるとき、私は急に
「…スン」という冷めた感覚に。

「どこでもいいって言ったよね。
じゃあ、今の成績でも確実に受かるところを見に行こうか。」

そう言って、偏差値の低い学校から順に見学へ行くことにしたのです。


🏫見学で見えたもの

一番偏差値が低いA校。
先生も生徒も、外部対応に慣れておらず
中学生や保護者の前で生徒を叱り飛ばす場面もありました。

正直、「接客がなっていない」という印象。
親子でドン引き…

次のB校。
中学生が説明を受けている教室の外で
高校生たちはスマホを見ながらキャッキャと騒いでいました。
わが子は、ここでも首をかしげていました。

さらにその上のC校。
本人の当時の偏差値より、少し下。

可もなく不可もなく、中学の延長のよう。
ここを卒業した先の未来が
何ひとつ想像できませんでした。

わが子は、学力はさておき、礼儀はきちんとしている子でした。

運動部で部長をしていたこともあり、
ダラダラした雰囲気や、マナーのない態度がどうしても苦手だったようです。

そこで、本人がようやく気づいたのです💡
「自分がどんな環境に身を置きたいのか」
ということに。

偏差値が高くなるにつれ
生徒たちはイキイキとし、
挨拶や態度もきちんとしている。

それを目の当たりにしたとき、
「自分をどのレベルに置きたいか」
が、はっきりしたようでした。

後に本人は「さすがに俺にもプライドってもんがある」と言っていました(笑)

この先では、
受験の正解や学校選びの方法は書いていません。

書いているのは、
親として「本人の意志を尊重する」
と決めたとき、どんな迷いや怖さがあったのか。

そして
合格か不合格かでは測れなかった
受験の時間の意味についてです。


🤔世間の「当たり前」への違和感

偏差値が高ければ、それでいいのか。
私は、そうは思いませんでした。

偶然会った友人は、
「偏差値が高い=いい学校=誇らしいわが子」
という構図の中で生きているようなタイプです。

お子さんは一人。
その結果が、自分の評価と重なってしまう気持ちも、分からなくはありません。

ここから先は

1,339字 / 1画像

¥ 300

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

この記事が参加している募集

いただいたチップは、神社へのお賽銭として大切に納めさせていただきます。 受け取った感謝を、また次へ巡らせていきたいと思っています。