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【すまスパ】微笑香料宣伝回!~①班編~

くまさんが出演される放送回の番宣記事のヘッダーに命をかけている”くまラーの鑑”ことコッシーです。
#今回も完璧だ


さて、本日のすまいるスパイスは5/11の文学フリマ東京40で販売する、すまスパ初書籍【微笑香料】の宣伝回です。
すまスパを①班と②班に分けて、それぞれ本の宣伝をさせていただきました。今日はピリカさん、椎名ピザさん、くまさんの①班の回です。
#こーたコッシー納豆の ②班は次回

番組の内容は①班の方々が記事を書いてくれていますのでそちらを確認していただくとして、今回の記事ではせっかくなのでお三方の作品を読んだ僕なりの感想をお伝えしたいと思います。
皆さんの参考になれば嬉しいです。


【ピリカ掌編集/神居かむいピリカ】
〇あらすじ
複雑な家庭環境で育ったマイコを救ってくれた『まちなか食堂』にも、時代の流れとともに存続の危機が訪れる。幼い頃に守ってくれた大切な居場所は、大人になり、自分の手で守りたい場所になった。
(掌編『雨上がり』より)

〇コッシーの感想
ピリカさんの創作は、あり得ない設定や突飛な展開があるのではなく、日常にある誰しもが共感できる物語が多いように思えます。今回の4作品も日常の一コマを切り取ったような作品で等身大の主人公や登場人物たちが描かれています。だからと言って決して平凡なお話というわけではありません。ピリカさんの物語には日常に潜んでいる誰もが抱える悲しさや弱さ、やるせなさや憤り、そして希望や前を向いていく強さなどがしっかりと表現されていて、”いい話”で終わるのではなく、ちゃんと生身の人間の感情が存在しています。そしてそこにしっかりとスポットライトが当たっている特別な物語になっていると思います。
だから、きっとこの物語を読まれた方々は自分自身を物語に投影し、勇気や希望を抱いてくれるのではないかと僕は思っています。自分の人生において自分が主役なんだと、日々過ごしている日常は決して平凡ではないということを教えてくれる作品だと思います。
弱さと強さを兼ね備えたピリカさんならではの作品に感動する読者がたくさんいるような気がします。是非読んでいただき共感して欲しいと思います。


【レンタサイクルの彼女/椎名ピザ】
〇あらすじ

子供の頃に見えた緑色の光を求めながら、僕は喫茶店で絵を描く彼女と運命の出会いをした。二人は夢と現実の狭間ですれ違う感情に揺れ、彼女はレンタサイクルで去っていった。

〇コッシーの感想
初めてnoteに【レンタサイクルの彼女】が公開されたは2023年でした。たった1200文字ほどのショートストーリーとしてこの作品は誕生しました。決して多くない文字数の中には壮大な物語がギッシリと詰まっており、主人公の二人の人生がそこには確かに存在しているように感じました。
「レンタサイクルで去っていった」
という言葉のリフレインに魅了された読者も多かったと思います。
その後、創作大賞2024ではこの物語を見事に2万字越えの長編へと昇華させました。その長編作品は決して余分なエピソードを追加したような退屈なモノではなく、ショートストーリーだけでは描き切れなかった二人の重厚なエピソードがたくさん表現されました。二人の人生がより濃く、より魅力的に映り、きっと感情移入された方も多かったと思います。
今作ではストーリーをかなり大幅にリライトされており、創作大賞の時の作品とはまた違った印象を抱きました。なんとなくピザさんの性格やこれまでの作風を考えると今作の方がピザさんが描きたかった物語なのではないかと僕は思いました。そして僕は今作のラストの方が、素直になれず少しひねくれた印象のある主人公の”僕”に寄り添えた気がします。
ピザさんならではのユーモアのある文章やセンスのある表現などがところどころ光っており、そしてなんといっても「レンタサイクルで去っていた」のフレーズが健在なのは原作ファンにとってとても嬉しいことだと思います。
過去の「レンタサイクルの彼女」を読んだ方も読んでない方も是非読んでほしい作品です。


【声/春野くま】
〇あらすじ

失われた声を人工的に生成する『音声合成サービス』。恵美子は大好きだった母の声を取り戻すため、周りの協力を得て遂に真実へと辿り着く。しかし母の反応は、恵美子の想像とは違うものだった。

〇コッシーの感想
よくご自身でも言われる、『手癖のある文章』が今作ではかなり抑えられていて、良い意味で大衆向けの作品だと感じました。
物語の軸となる”声”は、多くの人にとって日常であり身近な存在です。しかし主人公の恵美子や母幸子にとっては決して当たり前の存在ではありません。”声”にコンプレックスを抱えた恵美子は幸子の”声”を取り戻すために奮闘しますが、もしかすると無意識のうちに恵美子自身の過去と向き合っているのかもしれません。
恵美子や幸子の想いや苦しみを読者に伝えるには、ストレートな表現が1番良いのではないかと思いました。だから今回くまさんが”あえて”ご自身のいつもの文章表現を抑えられたのは、なんとなく正解な気がします。ただ、文章のところどころに感じられる”くま節”に(特にラストシーン)、生粋のくまラーである僕は読んでいてニヤニヤしましたし、やっぱり嬉しくなりました。
また今作はすまスパメンバーを想起させる登場人物となっています。すまスパファンは必見だと思いますし、すまスパを知らない方でももちろん十二分に楽しめる作品だと思います。


以上でございます。偉そうにすみません!
本当に素敵な作品となっておりますので、是非【微笑香料】を手に取って読んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


そして先日ついに5/11の文学フリマ東京40の配置が発表されました!我がすまスパブースは【G-23・24】でございます。お隣はおだんごやさん(G-25・26)です。本当は【G-23】を語呂合わせしたいのですが、何にも思いつきませんでした!
#誰か語呂合わせしてください

豆島さんが作ってくれました!(ありがとうCanva先生!)


ブース番号も決まり、文学フリマが近づいてきました。すまスパでは今以上に文フリ関連の放送が増えると思いますが、大目に見ていただけると嬉しいです。


毎週土曜日はすまスパの日。またお耳にかかります。

それでは。
②班も聴いてほしいコッシーでした。


#すまいるスパイス
#微笑香料
#文学フリマ

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