モテる人は結局明るい人
自肯定感が低いと人生ってしんどくなりやすいですよね。
自分が自分を肯定できなくなると、それはつまり自己否定感につながるわけで。
自己否定感は、自分の存在を否定していると同意なので、そりゃ生きているだけでしんどくなるのもしょうがないですよ。
僕もそんな人間だ。
自己肯定感の低さから、自己否定におちいりがちで、気分はいつも低空飛行を繰り返していた。
そして、なにが太刀悪いかって、その自己肯定感が低くて、自己否定をしている自分がなんだかんだ、好きだったってこと。
あれですよ。
なにか自分が青春映画の主人公にでもなったような感覚です。
ちょっと鬱っぽい、暗い過去を持った主人公。
そのミステリアスな雰囲気から、隠れファンが多い。
…なんていうね。
気持ちが悪いね。だけど、よくあるパターンの主人公だよね。
これですよ。これ。
これを自分に見立てて、少し鬱っぽい自分にどこか酔っていた部分もかなりあるんですよ。
僕の世代、アラフォー近辺の人ならわかってくれると思うのですが、20年前ってこんな風に、「鬱っぽい気だるい主人公」がなにかと流行っていた時代でもあるんです。
…いや、20年前に限ったことでもないか?
いまだにそういった主人公はいるよね。ただ昔より流行っていないような気がするのは僕の気のせいかな。
まぁ、元より日本人はそういった鬱っぽい主人公がテーマになっているお話しを好む傾向にある気もする。
太宰治の人間失格なんていう、読むと落ち込んでしまう小説が流行ってしまうんだ。お国柄なのかもしれない。
現代でも、村上春樹さんが書く小説の主人公もそういった『鬱っぽいけど、なぜかモテる主人公』が多い。
鬱っぽくて、ミステリアスにしていれば、モテる。
僕はそう思っていた部分もあるんだろう。
…いや、馬鹿か。
それじゃモテないんよ。モテる人間は、明るくてまっすぐ。これに尽きるんだよ。
でも若い頃は、こういった主人公に憧れていたというのも事実。
だから、自分を否定するとかっこいいとか、悩んでいるふりをしていればモテるなんて思っていたんだろう。
いや、よくわからないものです。
憧れていた人間をまねていたら、本当にそれが自分の性格になってしまった。
憧れは時に、自分の破滅につながるのかもしれない。
…以後気を付けよう。
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