【実施報告】Day2 エンジョイ!スプリングキャンプ@町田を実施しました。
さて、エンジョイ!スプリングキャンプ2日目です。
町田の朝は特別な ”朝タイム” があります。
この時間は、朝ちょっとだけ早起きをして、朝ならではの時間を楽しみたい子だけが起きて良い時間です。
例年町田での朝タイムは朝ココアと朝焚火が恒例。
前日の夜に、朝6時に起こしてね!と男女ともにほとんどの子どもたちがスタッフにお願いをして寝ましたzZ
6時になって、大人が一度声を掛けます。
もちろんこのタイミングで後30分寝たいとなったらそれも良いのですが、
起こさないと後から怒られてしまうので、大人は一応スタンバイ。
女の子の部屋はというと、5時30の私の起床あたりからもぞもぞと動くメンバーが。「起きているな。」と気付いていましたが、声はかけずにこちらの準備を進めます。
もぞもぞと何やら動く布団があり、6時になったタイミングでむくっと起き上がりました。
なんともう上着を着ているではありませんか!!!!(笑)
「寝れなかったんだよね~」なんて言っていましたが、きっと朝タイムが楽しみだったのでしょう。
他にも声をかけると、ぐっすり寝ていたのにぱちっと一発で目覚める子どもたち。
7人中6人を起こしましたが、4人が外へ飛び出していきました

寒空の中、パジャマのままホットココアを堪能しました。
きっと子どもたちにとってこの朝タイムは特別な意味があるんだと思います。
一方男の子の部屋は、スタッフがぐっすり寝ているから起こすのが変わりそう・・・と遠慮がちに声をかけたようです。誰一人起きずぐっすり(笑)
起きなかったら無理に起こす必要はないのですが、6時30分の起床でみんなを起こすと、「なんで起こしてくれなかったの~!!!」とブーイングを浴びたようです(笑)
朝の支度もきちんとこなす子どもたち
6時30分になり、全員起床の時間です。
まだ寝ていたメンバーと起こして、朝の支度に促します。
「まだ眠たい・・・」「さむーい」となかなかお布団から出られない子も居ましたが、おなかがすいたようで、ご飯のために眠たい目をこすりながら徐々に準備に取り掛かります。
驚いたのが、男の子チームの準備の速さ!6時30までしっかり寝たからなのか?普段女の子部屋は布団まで畳むことができるのですが、男の子部屋はなんだかギリギリになってしまうのですが、今回朝だよ~の声をかけて様子を見に行くと、なんとせっせと布団やシーツを畳んでいる子が!!!

すばらしい!5人で力を合わせてごはん前にはほとんど片付けが済んでる状態でした👏
もちろん女の子部屋も身支度が終った子から順々にシーツやお布団を畳み、畳み方をわたしが教えた子は、今度は他の子に教える係へ。
子ども同士で教え合えるように促し、こちらもほとんどの布団とシーツが畳み終えた状態で朝食に向かいました。

朝ごはんはホットドッグ、ツナマヨサンド、スープ、フルーツでした。
子どもたちが楽しみにしていたのは、昨日スーパーで長い話し合いのもと決めた3種類のスープじゃんけんです。
朝からみんなで全力じゃんけん!負けても残すことなく全員がきちんと食べきりました。

朝ミーティング
さて、おなかも満たされたところで、「ごちそうさまはいつ?」「もう45分だよ!」と子どもたちから声がかかるようになりました。
みんなおなかが満たされたということだな?と、わたしからこの後遊びに出かけるまでにやってほしいことを伝えました。
それを12人全員がやり終えて集まるには、何分必要で、何時に全員が集まれそうか聞くと、15分!と絶対に足りない!という子も居れば、45分!となかなか打倒な回答が学年関係なく出ました!
朝なので焦らずに出来て、余った時間は遊べるくらいのちょうどよい45分後に決めました。
キャンプでは自分たちで楽しい時間は作りだしてほしいため、決められる時程は子どもたちに委ねるようにしています。

今回のようにあまりおおよそを見込めない時も、やってみて、「これだけのタスク(やるべきこと)をこなすのにこれくらい時間がかかるのだな。」という時間の感覚を知ってもらう経験を大事にしています。こうした見込みが出来るようになると、普段の生活での朝の支度等にも役立ちますよね。
結果、わたしが支払い云々で遅刻をしてしまいましたが😢全員が時間通りに集合場所に集まることができました✨すばらしい~!
早く終わった子はキャビンの外に探検に行ったり、お互いの部屋を見学に行ったり(笑)ちょっと自由な時間も過ごすことが出来ました。
昨日の続き?新しい探検?今日はどんなドラマがあるかな。
さあ、みんなで作りだした残り5時間をどう遊び尽くすか。
外に出ると、昨日に引き続き、焚火部隊と石発掘隊、生き物探し隊と、新たに山に登り隊が発足され、4チームに分かれて探検が始まりました。
新境地開拓!山に登り隊!
昨日のおやすミーティングで、まだ行ったことのない場所を探検したい!という子が何人かいたので、「町田にはお山もあるんだよ。」なんて話をぽろっとすると、「え!行きたい!たごたごと一緒に行ける?」と目をキラキラさせていたMちゃん。その様子をみてわたしも!!!とEちゃんとAちゃんも来て、3人が集まりました。
ネイチャーファクトリーの裏には草戸山という裏山があり、小学生でも登ることができる山です。
ただ、山があるから登りたい!という子どもたちに「山で何をしたいの?」と聞くと、「景色の良い所でおやつが食べたい!」というんです(笑)
なるほど!おやつね!
わたしはKoshine!とは別で山の引率の仕事をいただいていて、年間それなりな本数山に登る機会があります。
登山といえば山頂にいくことが目的のものが多く、「登り切った!」という達成感は山頂に登った時に感じるものです。
しかし、この子たちは目的が違っていて、山頂にいきたいわけではなくて、景色がいいところでおやつを食べることが目的なのです。
なんだその発想は初めて!そうと決まれば山頂よりも少し手前の片道20~30分くらいの草戸峠という場所まで登ることにしました。
「20分くらい登るけど良い?」と聞くと、「学校までそのくらい歩いている!」と余裕の表情の三人。
安全管理をしながら、子どもたちに道を選ばせながら歩いていきました。
上に上がるにつれ、徐々に勾配が上がり「山のぼってるって感じ」なんて声も聞こえますが、誰ひとりとして「疲れた。」という弱音は吐かずにぐんぐん登っていきます。

さっきまでとはまた違った山の中の景色を楽しみながら登る事20分弱。「ここじゃない?!」目の前の木々がはけ、青空が広がります。「うわ~!!!すごい!」と目の前に広がる山々!!ついに草戸峠に到着です✨三人は念願の景色をみながらおやつタイム。

山でのお菓子はどんな味だったでしょう?😋
この後3人中2人はなんと山登りをおかわりして、2回目の登山に挑戦するのでした(笑)
石発掘隊のその後
探検隊の一部は昨日と同じ魚を捕まえるため、川の流れをせき止める為の石発掘が行われていました。

石を発掘するSくんとMくん、流れを止める為に川辺を探検し、石を並べたり、投げたりすることを楽しんでいるKくん、Hくん。
やっていることは別々ですが、目的は多分同じ。昨日の続きがどう発展するかな~?と思っていた矢先事件が。
昨日うっかり川に落ちてしまい靴を濡らしてしまったKくん。今日は濡らしたら乾かないよ!とスタッフに忠告されていたのですが、そうそうにドボン。
遊んでいる中でなら仕方ない!と思っていると、別の子もドボン(笑)
こうしてなんだか水にはいっちゃった方が面白い?!の流れが、石発掘男子の中に起きてきました。
唯一濡れていなかったHくんも、最終的に怖いもの見たさのようなものに掻き立てられ、「入っていい?入っていい?」と自ら川へ入ろうとする流れに(笑)結局お友だちとふざけ合って川にドボン。
こうして全員が水の中を靴で歩きはじめるようになりました。
昨日は足を濡らしてがっかりしたMくんも、今日はみんなで濡れて川の中に入って冷たさや足が濡れた気持ち悪さを共有して少し楽しそうに見えました。
スタッフからこの連絡を聞いた時、わたしの気持ちはきっとおうちの方と同じ気持ちでした(笑)
二日間火に魅了された二人 火がつけられなくても焚火が好き
さあ、こちらは昨日も焚火にいたSくんとRちゃん。
あまり関わりの無い二人ですが、Rちゃんは昨日とおなじくマシュマロが食べたくて、Sくんは昨日の焚火でのなにかが心に残ったのか?昨日はお友だちのHくんがいましたが、今日は1人で焚火を選んでくれました。
細薪を作って焚火の準備をするのはもうお手の物。焚火歴では先輩のRちゃんが「こっちでたたくのがいいんじゃない?」等、ちょっとだけアドバイスをしたり、Sくんは昨日の経験を活かして、どうやったら割れるのか、木を変えて試行錯誤したりしながらそれぞれ順調に準備を進めます。
昨日やったことがすぐに繰り返しできる、これは宿泊会の醍醐味ですね。
さて、いざ火おこしとなったタイミングで問題発生。Sくんは昨日初めて焚火をやったのでマッチの経験がありません。
そしてRちゃん。彼女は最近のキャンプで焚火に参加することが多いですが、いつも怖いからいや!と言ってマッチはつけたことがなかったのです。
さあ、誰がつける?
「こーすけつけてよ!」とスタッフが頼まれます。え~!大人がやるの?
となったスタッフが、少し悩んでマッチの付け方を見せてみました。
「かまどじゃないところで練習してみる?」
と、提案すると二人ともおそらく火がぶわっとつくのが怖かったのでしょう。やってみる!と、一人一回ずつマッチを練習することになりました。
マッチの練習をしてみて、チャレンジの一歩を踏んだのはSくんでした。
昨日は友達のHくんがつけていたのを見ていたので、自分もやってみよう!となったのか?練習していける!と思ったのか、なんと一発で!自分の力で火をつけることに成功しました👏
Rちゃんもこれでマシュマロが焼ける!と「ありがとう~!」と感謝。
スキを通して交わる二人のやり取り。こうして焚火でつながった輪が、どんどん広がり、探検に行っていた女の子3人や山登りをしていた女の子たちが帰ってきて、マシュマロタイムになりました。

わたしは”焚火がすき”には、いろいろな好きがあると思っています。マッチやメタルマッチで火起こしをすることが好きな子。火を自分で付けてそれを育てるところまで好きな子。火をみたり聞いたりすることが好きな子。ついている火でマシュマロを焼くのが好きな子。と、いろいろな好きの形があり、焚火であそぶならせっかくだからマッチをやりなよ、と声をかけてしまいがちですが、チャレンジをするかしないかは本人が決められたら良くて、やりたい、やってみようかな?と思った時にチャレンジができたらいいと思っています。
Rちゃんの好きの形は焚火でマシュマロを焼いて食べることが好きなので、Sくんのやってみようが火起こしに向いたことと、頑張ってやってみよう!と無理強いしないで一緒に見守ってくれたスタッフのおかげで、彼女も居心地よく自分のしたいことが叶えられたのだと思います。
この二人はこの後それぞれ山登りと石探し隊へとそれぞれ散っていきました。きっと心のやりたいの箱が満杯になったのでしょう。
次のやりたい!を満たしにまた出かけていく、そんな遊び方ができるのもKoshine!の良い所だと思っています。
最後は青空ランチで次のキャンプの約束を。
施設で食べる最後のご飯。風がありましたが、ぽかぽか太陽の🌞温かさも感じながら、外でランチ。2日間でようやく外で食べることが出来ました。
空を見上げると、杉の木から降り落ちる花粉が見えたり、青い空に飛ぶ真っ白な飛行機を見つけたり。外で食べるのもやっぱりいいね。
お友だちと座る子、一人で座る子、離れてのんびり食べる子といろいろいましたが、ふとMちゃんが「次は2泊3日がしたいな。」と話し始めます。
すると、「いや1週間とかもやってみたいかも。」と別の場所から誰かが話に乗っかり、「1ヶ月とか?」「1ヶ月は学校に行けないよ(笑)」なんて話に花が咲き、「帰りたくないな・・・」とちょっと寂しくなる子も。
そう思ってもらえるくらい、この2日間が充実していた証拠だなと、とても嬉しい気持ちになったのと同時にこうやって次はもっと!と子どもたちから出てくることにとても嬉しくなりました。
その気持ちを叶えられるようにしたいな、と気が引き締まった瞬間でした。
お昼ごはんでおなかが満たされた子どもたちは、最後の最後まで遊び切りました。焚火でゆったりと過ごす子も、またまた石発掘に出かけた子も、もう一度メンバーを変えて同じ山に登りに行った子、池で遊ぶ子も。
そんな中、こちらのチームも午前の男子と同じ現象が起きるのでした。
上流探検で生き物さがしのはずが・・・
こちらは昨日生き物を見つけた女の子チーム。
昨日、何かの幼虫やタニシ、エビ、コガネムシを見つけた三人は、昨日とは違う場所を探検する!とおやすミーティングで話していました。
午前は男子チームと同じく下流へ行き、みんなで同じ場所で生き物を探していました。

少しだけ橋の建設もして、でもやっぱり生き物が探したくなって、
午後は、昨日行かなかった上の山の方へ探検に行きました。
YちゃんやNちゃんは以前来たことがあるので、「前にあっちの池の方でも生き物がいたよね。」と以前の記憶を頼りに、施設内を流れる境川の縁で生き物を探し始めました。
はじめは川の中を覗いたり、網でガサガサしてみたいするだけだったのですが、なんだかどんどんと奥へ奥へと歩いていきます。
スタッフも予想していない険しい道へ、岩を登りながらずんずん進む子どもたち。

この先には何があるんだろう?こっちには?あっちには?と、生き物が探しが源流探検へと姿を変えていきます。
わたしも途中まで3人とスタッフの姿は見えていましたが、どんどん奥に進むので途中からぱったり姿は見えず声も聞こえなくなりました。
焚火組とゆったりココアを飲んで過ごしていると、しばらく見なかった3人の声が。
「たごたご~!」と遠くから声が聞こえます。
なんだか楽しそうで何かいいものに出会ったのかな?と思っていると、
「〇〇がドボンした!」「うちも!!!」
え~!!!!女の子も~?! なんと探検中にアクシデントがあり、ドボンしたんだとか。。。
こうなったらもうどうでもよくなるのが子どもたち。ここからは探検もどんどんダイナミックになり、最後には午前の男子を思い出す姿に!

唯一ドボンしていなかったNちゃんは、もう入ってもいいか!ってなった!と自ら水にはいったようで(笑)
あちゃ~と思うわたしとは裏腹に、三人はとっても楽しそう!
中に入らないといけないところに行ってみた!と上流から下流まで施設内を最後の最後まで走りぬいてあそびつくしていましたとさ。
子どもたちの発想はいつも私の予想の上の上を行きます。
保護者の皆様にはたくさんの汚れ物とお洗濯をお土産にしてしまいましたが、どの子も本当に楽しそうに遊んでいました。
普段じゃ絶対にやらない事にチャレンジするって嬉しいよね(笑)
無邪気な3人の姿になんだか癒されました。
最後のかたづけまでがキャンプ!
ここには書ききれないほど、他にも遊びは展開されていて、エピソードに名前が出てこない子も居たと思いますが、12人みんながそれぞれ2日間を楽しんで過ごしました。

たっぷり遊ばせてもらった町田の施設を最後はみんなで力を合わせてお片付け。
主に自分が遊んだところのお掃除をしました。
来たときよりも美しく。感謝を込めて丁寧にお片付けをしました。
最後まで遊び尽くした子どもたちは無事にバスに乗り込み、相原駅に向けて出発しました。
バスに乗ったとたんふっと電源が落ちてうとうとし始める子もちらほら。
2日間本当にたくさん遊んだね。
小さい春をいくつも見つけた2日間。また遊びにこようね。
さて、Day1から超大作となりました。
まとまりのない報告文を読んでください本当にありがとうございました。
12人の子どもたちと一緒に遊んでくれた5名のスタッフにまずは感謝を。ありがとう。
そして、大切なお子様を送りだしてくださった保護者の皆様。本当にありがとうございました。きっと子どもたちは何かを感じて帰ってきているかと思います。
写真や動画を見ながら、お話のきっかけにしてくださると嬉しいです。
いつも活動を理解してくださり、たくさんの汚れた服とびしょびしょに濡れた靴のお土産を嫌な顔をせず受け取ってくださったこと本当に感謝申し上げます。
最後にはちゃめちゃな私たちを快く受け入れてくださった、ネイチャーファクトリー東京町田の皆様。いつもありとうございます。またぜひ遊びに行かせてください!
これにて3月の宿泊会第一弾が終りました。
次回は月末の日光でのエンジョイ!スプリングキャンプです。
町田とは違った春をみんなで見つけてきたいと思います。
2026年度4月からの活動日程は3月中に公開予定です!お楽しみに。
では、また次のキャンプで。
まったね~!
Koshine! 多胡(たごたご)
