飲み会当日よりも、翌日の夫に腹が立つ。
夫は、たまに夜飲み会に行く。
その間はワンオペになるわけだが、なるべく出発までにご飯の用意をしてくれたり、子どもたちをお風呂に入れたり、できることはしていってくれる。
毎週飲みに行くわけではないし、付き合いもあるだろう。
飲み会に行くこと自体は、別にいい。
楽しんでおいで、と思う気持ちもある。
ただ。
翌朝、遅くまで寝ていたり、昼間になっても
「飲みすぎて頭痛いわー」とだらだらされるのは、別だ。
とても腹が立つ。
子どもたちは、休日でもお構いなしにいつも通りの時間に起きてくる。
わたしは、昨日ワンオペを回して疲れ果てているのに。
「寝たいのは、わたし!」
そんな気持ちを抱えながら、子どもたちは悪くないので、苛立ちが伝わらないように細心の注意を払う。
3人の子どもを、わたし1人で相手にしながら、朝ごはんの準備をして食べさせ、子どもの着替えと自分の身支度。
何度も、時計に目が行く。
まだ8時半。
けれど、起きてこない夫を思うと、「もう8時半なのに」と思ってしまう。
大切な休日の午前中が、音もなく削られていくような感覚に陥る。
体調不良なら、仕方ないと思える。
でも、そうじゃない。
昨日は楽しくお酒を飲んで、美味しいものを食べてきた。
寝るのが遅くなって眠たいだけ。
それは完全に、自己責任だ。
飲みすぎて頭が痛い?
それも、自分が悪い。
楽しんじゃダメと言っているわけではない。
でもそれは、「昨日の夜」で終わらせてほしい。
次の日の朝からは、日常に戻るものだと思っているわたしとのギャップ。
本音を言えば、
「昨日はありがとう」と言って、いつもより早起きして朝ごはんを作ってくれたら、きっと許せる。
……でも、そこまでは求めていない。
夫の飲み会。
夜は、気分よく送り出せる。
でも翌日のわたしは、だいたい機嫌が悪い。
子どもたちに、こっそり頼む。
「パパ起きてる?」
「パパ起こしてきて」
「パパに三男ちゃんのオムツ替えてって言ってきて。うんちだよーって」
そんな小さな仕返しをしながら、
今日も、休日が始まる。
