人が死ぬことに慣れたくはないが、慣れないとしんどい
22日に渋谷陽一さんの訃報が入った。
ロッキング・オン社で原稿仕事をしたことはないけど、90年代前半までは熱心に本誌を読んでいたこともあり、別冊宝島の編集をしていたころに元編集長の増井修さん(漫画好きなので漫画関連)やアウトロー系編集者だった林陽子さん(競馬好きでコラムを書いていたのでギャンブル関連、漫画関連も手掛けていたんので漫画関連も)にお声かけして、ライターとして参加してもらった。
学生時代の僕にとって、「ロッキング・オン」の個性豊かな編集者たちはアイドルだったのだ。その頂点に君臨するのが渋谷さん。んでも、ついぞお会いすることはなかった。20年ほど前、テレビ誌で大晦日のカウントダウンジャパン取材をしたことがあり、そのときに初めて生渋谷さんを目撃したが、ニアミスはそのとき限り。桜丘町時代にもご挨拶したことはなかったな(インフォスタワーにはもうロッキング・オンもアミューズもないのですね。寂しい限り)。
中高生時代は邦楽は「宝島」、洋楽は「ロッキング・オン」で情報収集をして、がんばって音源を集めていた。ROは安価のわりに情報量が濃くて、渋松対談も含めてしゃぶるように読んでいた。間違いなく今の自分を形成したメディアの一つだ。渋谷さん、ありがとうございます。お疲れ様でした。
翌日にはオジー・オズボーンが、その3日後にはハルク・ホーガンが亡くなったとニュースが流れた。渋谷74歳、オジー76歳、ホーガン71歳か。順番だよな。昭和が~などと主語を大きくしたくない。ただ当たり前のように存在していた人たちがいなくなるのは、このうえなく寂しい。それだけだ。
