東名あおり運転死亡事故の真相(簡単解説)
東名あおり運転死傷事故の真相
トラブルきっかけから一部始終(分かりやすく解説)
2017年6月5日(月)の夜
神奈川県大井町の東名高速道路で
夫婦2人があおり運転被害により死亡した事故が発生しました。
東名あおり運転死傷事故(東名高速夫婦死亡事件)の詳細について
きっかけは、東名高速パーキングエリア内にて
迷惑駐車を注意した些細な事から大きなトラブルに発展してしまいます。
あおり運転の末に危険な高速道路の追い越し車線上(一番右車線)で、無理やり急停車させられた挙げ句に後続トラックに跳ねられて夫婦2人が亡くなられた事件になります。
世間から”あおり運転(危険運転)”が問題視される1つのきっかけとなった事件となっています。
この事故発生後から道路交通法の法改正~あおり運転の厳罰化が実施され、嫌がらせによる妨害運転が全国的に厳しく取り締まりが行われるようになった交通トラブルとなっております。
二度と同じ悲惨な目に遭わないための対策を含めまして、当時報道された内容と経緯を裁判の流れと共に、その後の判決(やり直し裁判)も含めて詳細に渡り解説しております。
未来の一人でも多くの方々に同じ過ちを絶対に繰り返さないでもらう思いを込めまして、まとめメモ解説として記録に残しておきます。
誰でも理解できるように1つ1つ分かりやすく
簡単に解説しておりますので、ぜひご覧になって頂ければ幸いです。
当時の交通トラブル内容になります。
◆ 登場人物 & 車種について
<被害者側>

・被害者: 萩山(はぎやま)さん夫婦2人+娘さん姉妹2人の「合計4名」
・車種:トヨタ ハイエース(シルバー)
※ 父親の嘉久(よしひさ)さん(当時45歳/静岡県静岡市/自営業)/ 妻の友香さん(39歳)/ 長女(15歳/高校1年生)/ 次女(11歳/小学6年生)
お台場 & 千葉のディズニーランドへ行った帰り道
静岡の実家に帰る時に起きてしまった悲惨な出来事となっています。
<加害者側>

・加害者: 石橋和歩(かずほ)被告+ 交際中の女性(20代)の「合計2名」 ・車種:ホンダ ストリーム(白)
※ 石橋和歩被告は、事件当時25歳・福井県中間市在住・建設作業員アルバイト。
交際女性と横浜~箱根町で観光を楽しんだ帰りに起きた出来事となります。事故発生から4ヶ月後に事件へと発展して2017年10月10日に逮捕。
→ 逮捕当初は、危険運転致死傷ではなく”過失運転致死傷” および 暴行の疑いで逮捕されています。
※ 自動車運転死傷行為処罰法違反 = 過失運転致死傷と暴行容疑。
※ 過失運転致死傷 = 強引に割り込むなどをして車を無理やり追い越し車線に停車させた疑い(罰則は7年以下の懲役 もしくは 禁錮 または100万円以下の罰金)
萩山さん夫婦の死亡補償については
任意保険により被害弁済は完了しており、示談の成立はしているようです。
(直接)追突事故を起こしたトラックの保険会社より萩山さん夫婦に対して支払われたと思われます。
◆ 東名あおり運転死傷事故の判決について
(東名高速夫婦死亡事故)
・事故日: 2017年6月5日(月)
・逮捕日: 2017年10月10日(火)
・罪状: 危険運転致死傷の罪(懲役18年/検察からの求刑23年)
→ あおり運転で、もっとも重い罪が「危険運転」が適用されています。
・第1審の判決: 2018年12月14日(懲役18年/求刑23年/横浜地裁)
・やり直し裁判の判決: 2022年6月6日(懲役18年/求刑18年/横浜地裁)
・第2審の判決(控訴審): 2024年2月26日(懲役18年/東京高裁)
・最高裁: 現在、上告中 → 2026年1月19日に石橋被告の上告を退け棄却(懲役18年の判決で確定)
東名あおり運転死傷事故の裁判については
1.あおり運転をして車を止めさせた行為
2.車を走行していない停車状態での出来事(時速0km/h)
3.石橋被告は直接の事故を起こしていない点(萩山さん夫婦を死亡させたのは後続トラック)
これらの条件で「危険運転致死傷罪」が適用になるかどうかが争点になりました。
※ あおり運転死傷事故で罪が軽い「過失運転致死傷罪(無罪含む)」ではなく、もっとも罪が重い「危険運転致死傷罪」が適用されるかどうかの争いになっています。
検察側の主張として
”あおり運転”と”車を止めさせた行為”は
夫婦の死亡事故と因果関係にあるとして、危険運転致死傷罪が成立する
※ あおり運転と無理やり停車させて死亡事故を誘発した一連の行為が危険運転に適用できる。
一方の弁護側の主張として
死亡事故は停車後に第三者のトラックによって発生しているので、あおり運転との因果関係はない(石橋被告は危険な状況を作ったけれども萩山さん夫婦を車で轢いていない点)
として裁判では争われておりましたが、
最終的に「危険運転致死傷罪」が適用となりました。
最初の判決で「懲役18年(検察の求刑23年)」
その後、裁判所の不手際により
(1審で違法な手続きがあった理由から)
異例のやり直し裁判が行われた判決でも懲役18年(求刑18年)
その後、控訴審の2審判決でも変わらずの懲役18年(1審判決を採用)となりました。
これまでは罪が軽かった”あおり運転行為”という法改正1つのきっかけにもなりえる危険運転事件となりまして、事件発生から刑罰が確定するまで6年8ヶ月掛かっています(残りは最高裁あり)
その後、石橋被告は即日、最高裁に上告した事が分かりました。
これにより今後は最高裁で争われる事になりますが、懲役18年以上といった罪が重くなる事はありません(詳しくは後半で解説しております)
※ 1審で下された判決より重い刑罰を課す事ができないために検察もやり直し裁判から求刑23年 → 18年となっています。
※ 横浜地裁の公判前整理手続きにて「危険運転致死傷罪の成立は認められない」と言っておきながらも裁判前の話し合い中に弁護側に見解の変更を告げず(詳しい説明をせず)に1審で「危険運転を認めた有罪判決(懲役18年)」とした事が問題視されました。
これにより1審判決を破棄(無効に)して審理を差し戻す「異例の最初から全てやり直し裁判」になってしまった経緯がございました。
事故当日の出来事として
2017年6月5日の夜(午後9時36分)
※ あおり運転行為は午後9時33分~34分頃
神奈川県中井町サービスエリアにて
最初にきっかけの原因 = 事の発端となる出来事が起こります。
萩山さん夫婦(被害者)が
中井パーキングエリアを出ようとするのですが…?

この時に石橋被告(加害者)が
車が1台ギリギリ通れるか通れないかくらいまでに
道を塞いだ状態で「迷惑駐車」をしていたようです。

朝日デジタルのYoutube動画より
実際に石橋被告が迷惑駐車をしていた
中井パーキングエリアの現場となります。
一般乗用車が歩道の左横に駐車されていたら、通り抜けするのに一苦労といいますか?
かなりギリギリな狭さという事が分かります。
※ 奥の方に行くにつれて徐々に道幅が狭くなっている事が画像から確認出来ます。イラストからも売店の左斜に駐車していたという事でしたので、駐車場所&どのくらいまで左横に詰めていたのかも関係してきそうです。
これに対して

被害者の旦那さん = 萩山さんの父親が
低速で走行しながらドアを開けて
石橋被告(加害車両)に対して

「邪魔だ ボケッ!」
と怒鳴って注意をします。
道幅が再現CG通りでしたら
もうギリギリのレベルではありません。

それでも何とか通り抜けていきます。
駐車スペースが途切れる手前あたりのかなり奥の方に駐車している気がしますね。
注意した際には妻の友香さんが運転する車の後部座席(2列目)に乗っていた父親が通りすがりにドアを開けて石橋被告に文句を言っています。
石橋被告は一服して、車外でタバコを吸っている最中の出来事となります。
この時に友香さんと長女が…
この続きは本サイトでご覧下さい。
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