Perfumeは巡る
2025/9/23に東京ドームで開催された、『Perfume ZO/Z5 Anniversary "ネビュラロマンス" Episode TOKYO DOME』に参加してきました。

数日前に発表された、2026年からコールドスリープに入るまでの最後のライブです。
結成から25年、メジャーデビューから20年を経たPerfumeの集大成ともいえるライブに心底感動したので、忘れないうちに残したいと思います。
※以下ネタバレを含みます
ネビュラロマンスって何?
ネビュラロマンスとは、Perfume初のコンセプトアルバムである『ネビュラロマンス 前篇』『ネビュラロマンス 後篇』のベースとなっている、別世界で生まれたPerfumeを題材にした物語です。
月から地球に降り立った3人の少女が、テクノポップユニットPerfumeとして活動する傍ら、地球防衛軍としてロボットと戦う…みたいなSFストーリー。
細かく書くと長いので割愛します。
前篇収録曲の『Cosmic Treat』や後篇収録曲の『巡ループ』のMVを見ると世界観が伝わると思うので、ぜひ100回見てくださいね。
ライブの内容について
間違いなく、これまでのライブで一番すごかった。
ネビュラロマンスの世界観を存分に出しつつ、これまでのPerfumeの活動を総括するような演出とセットリストでした。
プロジェクションマッピングや床全面LEDのようなド派手な演出はなかったですが、ドームの距離を感じさせない映像演出に、全方位から見えるセンターステージ、天井を駆使した影の演出など、チームPerfumeの技術と経験が詰まっていて非常に満足度が高かったです。
アルバム収録曲のほかにも、15年前に初めてPerfumeが東京ドームで行ったパフォーマンスを再構築した『Perfumeの掟』や、敢えてこのタイミングでリミックスされた『ポリリズム』が披露されたのは相当アツかった。
あ〜ちゃんがMCで話していましたが、今までのどの時代のPerfumeが好きな人も楽しめるセットリストだったと思います。
個人的に好きな曲である『再生』や『NIGHT FLIGHT』が披露されたのも、めちゃくちゃ嬉しかったですね…。
Perfumeからのメッセージ
普段は軽快なトークが広げられるMCですが、今回は此度コールドスリープを決断した経緯や今後の展望、これまでの活動を振り返ってのPerfumeに対する想いなど、熱いメッセージが語られました。
ファンとしては、3人がこの先も一生Perfumeを続けていくために暫しの時間を必要としていること、活動を休止することもまたPerfumeにとって挑戦と捉えていること、これからもPerfumeは楽曲でファンに寄り添い続けることなど、寂しさを感じさせながらも前向きな言葉が聞けて良かったです。
観客のノリもいつもとは少し違いましたね。
パフォーマンス中は"今日という日を本気で楽しんでやる"という必死さ、MC中は3人の表情や一言一句を受け止めようとする真剣さが普段以上にあって、いつもより人数が多いにも関わらず会場の一体感がすごかった。
バチクソかっこいいPerfumeに熱狂しながらも、愛と感謝に満ちた空間だった。本当に。
感じたこと

終演後、余韻に浸りたかったので2駅ほど歩きました。
ライブが始まる前は、悲しみに暮れながら帰路に着くことを想像していましたが、Perfumeのあまりにも潔くて美しい締めくくりに、今もまだ何とも言えない清々しい気持ちです。
パフォーマンスと演出が格好良すぎたことや、3人が「必ず帰ってくる」と言ってくれたお陰で、"まだまだPerfumeは新しい未来を見せてくれる"という希望を持たせてもらえたと言えばいいでしょうか。
同時に、観客5万人の前でカムバック宣言をしたPerfumeを、今と変わらない気持ちで待つんだという覚悟もできましたね。
ネビュラロマンスというタイトルも、"一度星としての寿命を迎えて星雲(=ネビュラ)となったPerfumeが、また新しい星に生まれ変わるまでの物語"みたいなイメージが込められてたりするのかな〜みたいなことも想像してました。
まとめ
一言でいうと、"Perfumeを好きになってよかった"と思える時間でした…。
今でこそPerfumeは、アンドロイド的なダンスや最先端技術を駆使したライブパフォーマンスが代名詞になっていますが、やはりファンを惹きつけているのは3人の"心"の部分だと再認識しましたね。
どこかのMCかインタビュー記事のなかで「既にPerfumeとしての夢は一通り叶えてしまっていて、今はファンへの恩返しをしているんだ」と語られていたのを思い出しました。
そうやって丁寧にファンと接してきた積み重ねが、今日のライブに現れていたように思います。
ライブの最後に披露された曲は『巡ループ』。
Perfumeを一躍有名にした『ポリリズム』の歌詞とリンクしていることにも鳥肌ですが、”想い”が巡り巡ってループした結果として今日のライブが出来上がり、ここで生まれた想いがまた巡ってきたとき、Perfumeのライブに足を運ぶ日が訪れると信じて待ちたいと思います。
WE ARE Perfume!

