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📺ネットフリックス ドラマ「JIN-仁-」 〈Dr.大村の医療ドラマ診察室〉

2009年と2011年放送のドラマだから、10年以上前に制作された作品になる。
興味深いドラマだったが放送当時は、多忙で、切れ切れにしか見ることは出来なかった。
今回、ネットフリックス配信のおかげで、全編通しでみることができた。

有名なドラマであるが、作品の概要を紹介しておこう。

JIN-仁-』(じん)は、村上もとか漫画JIN-仁-』を原作とした日本のテレビドラマTBS系「日曜劇場」枠で、第1期が2009年10月11日から12月20日まで[1]、完結編(第2期)が2011年4月17日から6月26日まで放送された[2]。主演は大沢たかお

Wikipedia

第一部(2009年放送分)のストーリー

この作品は、ある事件をきっかけに江戸時代へタイムスリップしてしまった現代の脳外科医・南方仁(みなかたじん=大沢たかお)が、満足な医療器具もない中で幕末の人々の命を救ったり、その医術を通して幕末の英雄・坂本龍馬(内野聖陽)らとの交流を深めながら、公私に渡り支えとなる橘咲(綾瀬はるか)や吉原の花魁だった野風(中谷美紀)らと共に、自らも幕末の動乱に巻き込まれていく壮大なヒューマンストーリー。

TBS番組HPより

医師としての感想

上記のストーリーには反映されていないが、武田鉄矢氏演じる緒方洪庵先生の演技はドラマの厚みを増していたと思う(ドラマであるから、史実との多少の齟齬をとやかく言うのは辞めておく)。
この時代に緒方先生に会うことが叶うなら、こんな人物であって欲しいと思う医師像だった。

大沢たかお氏演じる、南方仁先生は脳外科医の設定だが、末期とはいえ江戸時代の医学水準を考えると、ストーリー展開には多少の無理がある。
だが、原作となった漫画のストーリーが素晴らしいのか、実写化の医療監修が優れていたのか、私は抵抗なく物語に入り込むことができた。

全体の物語に散りばめられた、仁を取り巻く女性たちも素敵だ。
武家の娘ながら仁に惹かれて医学を習得しようとする橘咲。吉原の花魁野風(現代で仁の恋人であった未来と二役を中谷美紀さんが演じた)は仁に想いを寄せ、乳がんの手術を受ける。
皆、仁を信頼し、そして仁を愛してしまうが、仁は彼女たちの気持ちに対して疎く、傷つけてしまうラブストーリーでもある。

更に、内野聖陽氏演じる坂本龍馬が魅力的だ。過去に様々なキャストが演じてきた坂本龍馬を見てきた。主演ではないものの、このドラマの中の龍馬が私は一番好きだ。

第6位:藤岡弘、(勝海舟)
第5位:玉木宏(篤姫)
第4位:北大路欣也(竜馬がゆく)
第3位:小栗旬(西郷どん)
第2位:江口洋介(新選組!)
第1位:福山雅治(龍馬伝)

https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/2250471/

ドラマ内の名言集(編集途中です)

「神様は克服できる試練しかお与えにならない」
「医の道の先にあるものは平らかな世の中」


このドラマのテーマであり、何度も繰り返し語られる台詞が、医師である自分の心を何度も突き上げた。そして医者としての自分の生き方を大いに考えさせられた。


医療に関する仕事についている方へのメッセージ

(僭越ながら)

医療職に従事する者は、常に緊張に晒されています。
達成出来なかった目標に挫折を味わい、理解されなかった想いに自信ややる気を削がれ、辞めたいと思うことも少なくないことでしょう。

もし、仕事を継続するか辞めるか悩んだ時があれば、このドラマを見ることをお勧めしたいです。

たかがドラマ、されどドラマ。結果がどうであれ、貴方自身のドラマの再発見のチャンスになるかもしれません。



PS  夜中に一人で見ていたから良かったが、もし何度も感涙を流す姿を見られたら、家人から気が変になったかと疑われるところであった。
思い切り泣けるように、ひとりで見る時間と一箱のティッシュをご用意されることをお勧めいたします。

PS2   拙文が「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の著者、眞邊明人先生の目に留まり、スキを頂戴しました。自分は、この小説の大ファンですので、嬉しかったです。



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【大村義人|医師/ライター】 お心遣いに感謝いたします。 いただいたチップは、ウマのおやつ代にさせていただきます。🐴