おつかれさま。
「風、出てきたね」
ふわっと上着を取り出して羽織らせてくる。
「あ、あんがと。あなたは大丈夫なの?」
「ん。大丈夫」
いつのまにか、日焼けして少したくましくなってる気がする。
ううん、気がするんじゃない。確実に、だ。
「ねえ、仕事きつくない?お休みだってあんまりとれてないんじゃ……」
「ぜんぜん!これくらいで音を上げてられないって。今が頑張り時だろ?」
そういっていつものように車道側を歩きながら、買い物袋を持ってくれる。
「あ、こんにちは!重いでしょう、荷物持ちますよ」
アパートに着くなり、3件隣のおばあさんに声をかけて。
両手いっぱいの荷物を階段の上に運んでから、おばあさんに手を貸す。
おばあさんの荷物と買い物袋が混ざっちゃって、あたふたしてる。
「今玄関開けるからね」
両手に荷物抱えてて何言ってんだか。
「それくらいわたしがやるわよ、それよりも卵気をつけてよね?」
すごく気が利くのに、すごくずぼらで。
前なんかお祝いに買ってきてくれたケーキが横倒しになってて。
「ケーキには変わりないから問題ない!」
って。
鍵受けは、ちっちゃな池からにょきって手が伸びてるお皿。
なんでこんな悪趣味なもの買ってくるんだろうか。
そう思ってたけど、
「ただいま、お願いね」
私まで話しかけるようになっちゃったじゃない。
「今日も夜勤なの?」
「うん、晩御飯食べたら行ってくるよ。少し遠いとこまで運ばないとだからね」
彼は長距離のトラック運転手さん。
車好きが高じて、去年から今の会社に勤めるように。
なんでもその会社の社長さんの奥さんが、彼のことを痛く気に入ったんだって。
少し複雑な気もするけど、相変わらず人好きのするあの笑顔ならね。
居間から、冷蔵庫と格闘してる姿が見える。
私のおなかでもおんなじように。
おつかれさま。
そしていつもありがとね。
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なななんと!
コーヒー代にさせてもらっても|д゚)¿?
なんせ体の水分のうち60%以上を占める主要栄養素(?)なので……。
感謝の☕🌰☕🌰☕🌰☕🌰☕🌰☕🌰☕🌰☕🌰🐿♪