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月刊『るーのるーる。』― 寄り道しながら、今日も攻略中。

月刊『るーのるーる。』
― 寄り道しながら、今日も攻略中。 ― Vol.01

特集

寄り道は、才能かもしれない。


フェリー甲板。

木漏れ日色の空。

首から下げたカメラ。

ポケットには磨きかけの十勝石。

少し散らかった荷物。

遠くに見える北海道。

本人はたぶん何か忘れている。


でも、楽しそうだ。

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巻頭特集

人生は、
たぶん予定通りじゃない方が面白い。

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人はよく、

「しっかりした人」を目指そうとする。

忘れ物をしない。

時間を守る。

説明書を読む。

予定通りに進める。

社会はそれを正解としている。

たぶん。

きっと。

でも。

ここは、

少し違う景色が見える。

忘れる。

迷う。

脱線する。

寄り道する。

予定が変わる。

気付けば北海道に向かっている。

気付けば石を磨いている。

気付けばカメラを買っている。

そして気付けば記事になっている。


不思議。

普通なら失敗談になる出来事が、

冒険譚になる。


そこに特別な技術があるわけじゃない。

あるのは、

人生を面白がる視点だけ。


121本の記事。

そこに並んでいたのは、成功談じやかった。

むしろ、

うまくいかなかった話。

予想外だった話。

笑うしかなかった話。

そんな話ばかり。

けれど。
こう思えた。

もしかすると、

人は成功に共感するんじゃなく。

失敗の乗り越え方に安心するのかも。


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Feature 01

失敗を後日談に変える力

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ほんとによく事件が起きる。

髪が燃える。

左右がわからない。

忘れ物をする。

フェリーで何か起きる。

家族が巻き込まれる。

パナオさんも巻き込まれる。

かなりの確率で巻き込まれる。

だけど不思議と暗くならない。

失敗そのものより、

その後どう笑ったか。


失敗を消そうとはしない。

なかったことにもしない。

反省はする。

でも物語にもする。

それが自分らしさ。

人生は、

やり直せない。

でも、語り直せる。

悲しかった出来事も、

数か月後には笑い話になる。

そうやって少しずつ、

人生の重さを軽くしていく。


KLI(Komorebi Life Index)
「その人らしい景色を見つけるため」
の、木漏れ日亭独自の観測術

【るーる Data】

総記事数 121記事

総コメント数 1,875件

平均コメント数 15.5件

コメント発生率 95.8%

【KLI観測結果】

空間タイプ

☕陽だまりのテラス席

歩みのリズム

🟢あたたかい湯気

ほぼ毎回誰かが笑っていた。

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Feature 02

「好き」が育つ場所

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十勝石。

刺繍。

カメラ。

多肉植物。

好きなもの。

結果より、過程を楽しむ。

石を磨く。

撮影する。

育てる。

縫う。

その時間そのものを、

愛している。


効率だけを考えるなら、

もっと別の方法があるだろう。

けれど、

好きなことは、
効率では測れない。

石を磨いているようで本当は、

自分の時間を磨いている。

忙しい毎日の中で、

ほんの少し立ち止まる。

手を動かす。

集中する。

夢中になる。

そんな時間が、

奥の方に流れている。

いつ来ても誰かいて、

なんとなく座ってしまう場所。

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Feature 03

コメント欄という食卓

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コメント欄。

コメント欄は感想を書く場所。

面白かったです。

共感しました。

勉強になりました。

そういう言葉が並ぶ場所。

でも少し違う。

みんな自分の話を始める。

失敗談。

思い出話。

近況報告。

悩み相談。

そして、

返事を書く。

それがいつの間にか、
会話になる。

その景色。
ある言葉を思い出させる。

秘密基地。


ここはSNSじゃない。

放課後に集まる、
秘密の場所みたい。

誰かが話し始める。

誰かが笑う。

また別の誰かが話す。

特別な目的はない。

でも来てしまう。

そんな場所。

コメント総数1,875件。

そこに人がいたという、時間の長さ。

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Side Column

今月のるーる。

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忘れてない。

覚えてないだけ。

迷ったらやる。

楽しそうならもっとやる。

北海道はだいたい正解。

石は裏切らない。

コメント欄はみんなの食卓。

失敗は未来のネタである。

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寄り道は、
未来の思い出である。

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寄り道という言葉。

人生には、

効率の良い道がある。

最短距離もある。

でも、

あとで思い出になるのは、

たいがい寄り道の方。


予定外の出会い。

予想外の景色。

失敗談。

笑い話。

フェリー。

北海道。

石。

カメラ。

全部、

寄り道の途中で見つかったもの。

そんな寄り道、
たくさんあってもいい。

だから来て、
たから読み、
だから集まる。

答えを探すためではなく、

次はどこへ迷い込むのかを見たくて。


攻略法じゃない。

生き方そのものなのかもしれない。


完璧じゃなくてもいい。

寄り道してもいい。

忘れてもいい。

また笑えたらそれでいい。

そんな空気が、

あちこちから、ここちよく漂ってくるのだ。

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今月のるーる。


人生は攻略ゲーム。

でも攻略本は、

だいたい後から出来上がる。

だから今日も、

寄り道しながら攻略中。


月刊『るーのるーる。』Vol.01



編集長追記

ひとつこの紙面で言及していない点をお伝えしたい。

それは、

アカウント名にもなっている、ハレノイトについてである。

世代を越えて受け継がれてきた帯に、
新しい命の名前を重ねる。


そのあふれんばかりの寄り添う姿勢が、

多くの人を惹きつける原動力なのだ。


木漏れ日亭編集部

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