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自分の「スキ」って何だろう


こちらの記事で、紹介されていた映画を観ました。

BL(ボーイズラブ)漫画をきっかけに、高校生とパートナーに先立たれた女性との出会いの物語です。

何歳になっても、「スキ」なコトを語れるって幸せだな~、自分にとって「スキ」なコトって何だろう?


それは、耽美(たんび)な世界観でした。


耽美な世界観を好む私

耽美……美を最高の価値として、美の世界にひたり楽しむこと。

精選版 日本国語辞典より

こんな感じです。

2014年5月4日(日) 『三島由紀夫のローマ(中)』
日本経済新聞の記事の画像より

耽美な世界観とは、病的で退廃的(道徳的に崩れて不健全なさま。デカダンと言われる。)な美の世界観を言います。

私が、大好きな世界観です。

清く美しい世界にはないグロテスクさ。

まさしく、このグロテスクさが耽美な世界観に惹かれる理由かもしれません。

こういった世界観にいつから惹かれたのか?

幼稚園の時に観たディズニー映画『ナイトメアー.ビフォア.クリスマス』からでした。

まさかこの映画から、耽美な世界観に繋がっていくとは、当時は思ってもいません……。

この時から暗い世界が好きで、冒頭のオープニングが一番印象に残っています。


そして、大学生になった頃。

ある一本の映画に出会います。

『小さな悪の華』。

この映画を観て、耽美な世界観の虜になりました。

主人公である二人の少女が、悪魔に魂を売り、殺人・放火・動物虐待といったあらゆる悪事を尽くすという不道徳極まりないフランス映画です。

内容があまりに過激であったことから、本国フランスをはじめ、世界各国で上映禁止になりました。


映画のラスト、二人の少女は自殺をします。

その自殺シーンを観た時の感想。

こんな美しい死があるんだ。

悪事を犯した少女が、高貴な存在に見えました。

こういう映画こそが、まさしく耽美を極めた映画と言えると思います。道徳的に不健全極まりなく、モラルの欠片もないからです。

この映画を観る前からすでに、イギリスの作家オスカー・ワイルドの『サロメ』や『ドリアングレイの肖像』、谷崎潤一郎の『刺青』といった耽美的な文学作品を好んで読んでいました。

耽美の世界観の下地はある程度出来ていました。しかし、このラストシーンを観たときは、あまりの美しさに言葉が出ませんでした。

その後、ルキノ・ヴィスコンティの『ベニスに死す』や『地獄に墜ちた勇者ども』にハマり、耽美な世界観の沼から抜け出せなくなりました。

この沼から、どうか私を助けて下さい。(fin)

【あとがき】
今回、フォロワーさんである、ひいろさんの記事を読まなければ、『メタモルフォーゼの縁側』は観ませんでした。

そして、この映画を観なければ、自分の「スキ」について真面目に考えなかったでしょう。

この偶然の出会いが、noteの魅力の一つなんだな~。

ひいろさん、素敵な記事をありがとうございました。












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