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柳ヶ瀬界隈で暮らしの糧を見つけるさんぽ

わたしが暮らす岐阜市には「柳ヶ瀬商店街」という街があります。昼はショッピング、夜は歓楽街という形で昭和の時代に大盛況を誇り、「道いっぱいに人がいて肩をぶつけずにはすれ違えない」とさえ言わしめた一大繁華街でした。

今は高齢化や大型ショッピングモールの影響もあって、かつての繁華街の面影はありません。
歩くことを若干躊躇するような薄暗い路地はいくつもあるし、貸店舗の張り紙や夥しい郵便物がそのままになっている建物もあります。

民間や行政も柳ヶ瀬というエリアをなんとか元気づけようと色々試行錯誤しているものの、良くも悪くも「特に変わったことはないな」と思うのが暮らす立場の人間として正直に思うところです。

柳ヶ瀬を東西に横切るメイン通り。
アーケードがあるので雨の日でも傘をさす必要はないのは嬉しいけど、老朽化&薄暗さが悩みの種です。
高島屋があった頃。
正直、高島屋がなくなってもそんなに街を歩く人の多さには変わりが無いような気がしています。

わたしは岐阜駅のすぐ側に住んでいて、駅の中にはスーパーやファストフード、薬局など生活に必要なものを扱う店が一通り揃っています。
それでもほぼ毎週のように柳ヶ瀬へ出かけて何かを買っているのは、やっぱり柳ヶ瀬商店街(と、その周辺エリア)にしかない価値や楽しさがあるからです。

前置きが長くなりましたが、今回は「わたしの暮らしを豊かにする何か」を柳ヶ瀬へ買いに行くおさんぽnoteです。
これを読んでくれた貴方が、いつか柳ヶ瀬へ来て暮らしの彩りを見つけてくれると嬉しいです。

古道具mokku mokku

わたしが愛好してやまない古道具のお店。
年月を帯びた棚や机、食器や小物がぎっしりと並ぶ店内はまるで宝箱の中にいるようで、ついつい長居をしがち。我が家の家具のいくつかはmokku mokkuさんで選んだものです。

最近は店頭で「焼きごて」を売っているのを見かけたので、いつかどら焼きを焼く時に買ってみようと思っています。

かわいい脚付きの食器棚
奥行き浅めなテーブルとベンチ、そして卓上のガラスケース。
このガラスケースや本棚がいっぱいになってきたので、つい先日大きな本棚をmokku mokkuさんで購入しました。届くのが楽しみ。
郷土玩具を集めるようになってからは、お店に通うのがさらに楽しくなりました。思わぬ縁起物や出会いがあってワクワクが止まりません。

浅野屋(野菜、鮮魚)

長良橋通りにある八百屋「浅野屋」と、柳ヶ瀬の中にある魚を扱う「鮮魚の浅野屋」さん。
いちごやキャベツなどの葉物野菜はいつも駅のスーパーよりも安いし、魚屋さんのお惣菜も安くて美味しいものばかりです。
(スーパーで牡蠣を買うと1パック798円が、浅野屋さんなら498円なのは凄い…)

安くて美味しい。浅野屋さん万歳!
最近のお気に入り、イワシの煮付け。
脂がたっぷりのってまるまる太って柔らか。
旬のホタルイカ(398円)も美味しくて安い。
ぷりっぷり!

やながせ倉庫(古本)

徒然舎さんの閉店は岐阜の本好きにとって大きな打撃でしたが、実はやながせ倉庫もなかなか古本が充実しているのです。
やながせ倉庫全体にサブカルというかクリエイティブな雰囲気があるせいか、本のジャンルも美術や料理、ファッションなどが多め。

bridge books(古本・新刊)

柳ヶ瀬からは少し離れますが、金神社の近くに新しくオープンしたちいさな本屋さん。
新刊や海外文学から写真集、古本(エッセイ、漫画)まで幅広く揃っています。緩く柔らかい音楽を聴きながら本を探して、ついつい長居してしまう雰囲気です。

1階は店主さんが集めた本が多いということで、なんとなく店主さんの好みや趣味が垣間見えて楽しい。

ツバメヤ(おやつ)

素朴で優しい味わいが大人気なおやつ屋さん。
東京や名古屋にも店舗を構えていますが、ここ柳ヶ瀬の本店にしかないおやつ(もちもちどら焼き、プリンなど)が好きで、いつも何かしらおやつを買って帰ってしまいます。

わたしのお気に入り、草餅とツバメサブレ。
特にツバメサブレの全粒粉の味わい深さが大好きです。

nii-B(花、雑貨)

柳ヶ瀬のお向かいにある「美殿町」を抜けた場所にある花屋さん。黒をベースにしたシックな店内を華やかな花々が彩るお洒落なお店です。

切花はもちろん冬〜春にかけて様々な球根が販売されていて、毎年球根を買ってはいち早く春の訪れを感じています。

かわいいかわいいチューリップ。
ちなみにジョウロはmokku mokkuさんで買いました。

パンシノン(パン)

柳ヶ瀬のお向かい、御浪町にあるパン屋さん。

「飽きないパンをつくる」ことにこだわっているだけあって、パンシノンさんのパンは毎日食べたい美味しさ。カリッとむちむちなハード系、ふんわり優しい空気のような甘いパン、ナッツや塩っぱい具材がごろごろ入ったお惣菜系まであらゆるパンがショーケースに並んでいます。

最近のお気に入りはベーコンエピと、トマトとアンチョビのパン。
大人になってからは塩っぱい系のパンが好きになりました。

ぜにや(乾物)

柳ヶ瀬の交差点にドドンと聳えるランドマーク的存在で、1832年創業という老舗中の老舗。
昆布や鰹節、椎茸といった乾物、ちょっといい食料品(わたしが大好きな秋田のいぶりがっこもあります)を取り扱っています。
ちょっと安く買えたお刺身をここの昆布で締めておくと、ぐっと旨みが凝縮されてそれはそれは美味なのです。

いつか本枯節デビューをしたいなぁと虎視眈々狙っています。

終わりに

高島屋がなくなっても、駅前にスーパーがあっても、それだけで柳ヶ瀬エリアの価値は無くならないと思っています。柳ヶ瀬界隈には一つ一つ個性のあるお店が生きていて、それこそが柳ヶ瀬界隈の豊かさだと感じています。
勿論スーパーや量販店を利用することをネガティブに捉えているわけではありませんが、自分の日常を豊かに楽しくしてくれるヒントが自分の街に転がっているならば進んでそれらを大切に拾い上げていきたいなぁと考えています。

気が向いたらぜひ柳ヶ瀬へ。きっと面白くて豊かな何かが見つかるはずです。

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山野 青 喫茶店に行ってきます〜

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