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#52 吊り革を持たないのも、強迫性障害に入ると知って少し驚いた話。

何度も手を洗う。
鍵をかけたか、何度も確認してしまう。

強迫性障害の例として、こうした行動はよく知られていると思います。

でも先日読んだ本に、
「吊り革を持たない」
という行動も、強迫性障害の一つの現れとして書かれていて、少し驚きました。

正直、
「それって、ただの潔癖じゃない?」
「気をつけているだけでは?」
と思ったのが最初の感想です。

でも読み進めていくと、
“持たないこと”そのものよりも、
持つことで強い不安が生じ、それを避けるための行動
という点が大切なのだと書かれていました。

そこで、ふと自分のことを考えました。

電車に乗っても、できるだけ吊り革は避ける。
空いていれば立つ位置を選ぶし、
どうしても触れたときは、早く手を洗いたくなる。

今までそれを
「性格」
「習慣」
「気にしすぎなだけ」
と思ってきました。

でも本を読んで、
「あ、少し当てはまっているかもしれない」
と感じた自分がいました。

だからといって、
すぐに病名がつくわけでもないし、
誰かに診断してもらったわけでもありません。

ただ、
「白か黒か」
「病気か、そうでないか」
ではなくて、
グラデーションの中にある感覚なんだな、と。

自分の中の不安に気づくこと。
名前を知ること。
それだけでも、少し見え方が変わる気がしました。

同じように
「これも当てはまるのかな」
と感じている人がいたら、
それはきっと、珍しいことじゃない。

そう思えただけでも、
この本を読んでよかったなと思っています。

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