なぜ大切な人を思い浮かべるだけで安心するのか
こんにちは。やすあきです。
落ち込んだ時
不安な時
孤独を感じた時・・・。
なぜか誰かの顔が浮かぶことはありませんか?
母親。父親。友人。恩師・・・。
あるいは、もう会うことのできない大切な人かもしれません。
そして、その人を思い浮かべるだけで少し気持ちが落ち着くことがあります。
私は長年カウンセラーとして活動してきましたが、この現象に何度も出会ってきました。
以前、ある相談者の方がこんなことを話してくださいました。
「苦しい時、母の顔が浮かぶんです」
お母さまはその場にいません。
問題を解決してくれるわけでもありません。
それでも、その存在が支えになっていました。
なぜでしょうか。
心理学には「愛着理論」という考え方があります。
人は幼い頃から、安心できる存在との関係を通して心を育てていきます。
そして、その関係は大人になっても心の中に残り続けます。
心理学ではそれを「内的作業モデル」と呼びます。
少し難しい言葉ですが、
簡単に言えば、
「心の中にある人間関係の記憶」
です。
誰かに大切にされた経験
励まされた経験
信じてもらった経験
そうした体験が心の中に残り、
私たちを支えてくれます。
だから人は苦しい時に、
大切な人を思い浮かべるのかもしれませんね。
そして、
その人とのつながりを感じることで安心します。
私は49人の方が参加してくださった『心の中のカタチ』というプロジェクトを通して、このことを強く感じました。
手紙の相手はさまざまでした。
家族。友人。恩師。パートナー・・・。
中には亡くなった方へ宛てた手紙もありました。
しかし共通していたのは、
「今もその人が心の中にいる」
ということでした。
私はこの見えないつながりを
「心の中の人間関係」
と呼んでいます。
幾度となく周囲に聞かされてきた言葉かもしれませんが、
人は一人で生きているようで、一人ではありません。
私たちの心の中には、
これまで出会った大切な人たちがいます。
そして、その存在が人生を支えてくれているのかもしれません。
このテーマについて、
さらに深く掘り下げたのが新刊
『孤独を癒やす 心の中の人間関係
大切な人を思い浮かべるだけで心が回復する理由』
です。
孤独。愛着。感謝。心の回復・・・。
49人の手紙から見えてきた発見を、心理学の視点も交えながらまとめました。
もし今、誰かの顔が浮かんでいるなら。
その人とのつながりは、今もあなたの心を支えているのかもしれませんね。
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