Photo by
megenai2020
同じ“いつか”を見てない夫婦
夫は、几帳面で現実主義だ。
無駄が嫌いで、
ちゃんと考えて、
ちゃんと管理する。
なのに、
ものが捨てられない。
矛盾してるようで、
たぶんこれ、セットだと思う。
壊れてない。
まだ使える。
用途もある。
だから、捨てない。
理屈は、全部正しい。
一方で私は、
使ってない=いらない。
そう思っている。
…と思っていた。
でも正直に言うと、
私も思っている。
「これ、いつか使うかも」
真逆夫婦の奇跡的に一致する部分。
ただ違うのは、
その“いつか”を信用してないだけ。
たぶん来ない。
来たとしても、
その頃にはこれの存在、忘れてる。
夫は、来る前提で残す。
私は、来ない前提でも残す。
同じ「いつか使うかも」なのに、
見てる未来が違う。
だから、夫に、
「これ捨てていい?」と聞くと、
99%ダメって言われる。
理屈は全部正しい。
でもその理屈、
家の中をじわじわ増やしてくるタイプの正しさだ。
しかも聞かないで捨てると、
「あれあったはずなのにどこ?」
と、くる。
出た。
“使う未来、ほんとに発生”
今まで一回も使ってないのに、
捨てた瞬間だけ、急に必要になるやつ。
あの現象、たぶん名前がある。
夫は「ある前提」で記憶している。
私は「なくても困らない」で判断している。
同じ家にいるのに、
片方は未来に備えて生きていて、
片方は今の快適さで生きている。
そりゃ、減らない。
