わたしが“頑張らせる言葉”を書かなくなった理由
「大丈夫だよ」
「きっと良くなるよ」
「頑張って」
こういう言葉を、わたしはあまり書かなくなりました。
昔のわたしは、これらの言葉を向けられるたびに、
少しだけ苦しくなっていたからです。
大丈夫じゃないから苦しいし、
頑張れないから立ち止まっている。
それなのに「大丈夫」「頑張れ」と言われると、
“今の自分は間違っている”と突きつけられたような気がしていました。
誰かを励ましたい気持ちが、
いつの間にか「立ち上がらせなきゃ」に変わってしまうことがある。
でも、立ち上がれない人に必要なのは、
正しい言葉よりも、急かされない時間だったりします。
わたしが今書いているのは、
前を向かせるための言葉ではありません。
動けないままの人の隣に、黙って座るような言葉です。
何もできなかった日も、
考えすぎて眠れなかった夜も、
「それでも、ここにいていい」と言える場所を残したい。
もし今、
励まされる言葉がしんどいと感じているなら、
それはあなたが弱いからじゃありません。
ちゃんと、自分のしんどさを感じられているだけです。
この場所では、
無理に前を向かなくて大丈夫です。
立ち止まったままでも、否定されません。
わたしは、そういう言葉を書いていきたいと思っています。
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